株式会社ロゼッタは、2026年6月16日、リアルタイム音声翻訳ツール「オンヤク」に新機能「高精度AI翻訳β」を搭載しました。
オンヤクの新機能「高精度AI翻訳β」が解消する翻訳精度の課題
「オンヤク」はこれまで、英語・日本語間の翻訳に比べ、改善の余地がある言語ペアが残されていました。日本語と中国語や韓国語、東南アジア系言語(タイ語、ベトナム語、インドネシア語など)との間の翻訳が、その対象です。
個人のPCやスマートフォンだけで完結するリアルタイム音声翻訳ツールとして、会議音声のリアルタイム文字起こし・翻訳から議事録の自動作成までを完結できる点は評価されてきました。この言語ペアの課題を解消するため、高精度AIを活用した翻訳機能の導入に至ったものです。
新機能「高精度AI翻訳β」は、文脈を踏まえた翻訳により、長い文や複雑な文において、より流暢で自然な訳文を生成します。同社は、アジア圏の拠点や研究パートナーとの会議をより正確かつスムーズに進められる機能だとしています。
株式会社ロゼッタ オンヤクカンパニー COO 胡 世華氏は、次のようにコメントしました。「英語・日本語間以外の翻訳精度は、多くのお客様からご要望をいただいてきたテーマです。高精度AI翻訳の導入により、日本語と中国語や韓国語、東南アジア系言語(タイ語、ベトナム語、インドネシア語など)との間の翻訳精度を大きく引き上げました。長文・複雑な文でも自然な訳文をお届けできるようになり、アジア圏の拠点や研究パートナーとの会議を、より正確かつスムーズに進めていただける機能です」
オンヤクと株式会社ロゼッタのサービス・企業概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | リアルタイム音声翻訳ツール「オンヤク」(新機能「高精度AI翻訳β」) |
| 機能搭載日 | 2026年6月16日 |
| 新機能 | 高精度AI翻訳β(追加料金なし・標準搭載) |
| 対応言語 | 100言語以上(日本語と中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語など) |
| 主な機能 | 会議音声のリアルタイム文字起こし・翻訳・議事録自動作成 |
| 提供企業 | 株式会社ロゼッタ |
| 代表取締役 | 五石 順一 |
| 顧客基盤(企業全体) | 6,000社以上 |
| 対応分野(AI翻訳) | 2,000分野(法務・医薬・金融・化学・IT・機械・電気電子など) |
| 主力AI翻訳サービス | T-4OO(精度95%) |
| グループ | 株式会社メタリアルグループ |
| 設立 | 2004年2月 |
| URL | https://www.rozetta.jp/ |
trends編集部の一言
国内市場No.1のAI翻訳サービスを手がける株式会社ロゼッタが、日本語と中国語や韓国語、東南アジア系言語の翻訳精度の課題に正面から取り組んだ点は注目に値します。ITR「ITR Market View:生成AI/機械学習プラットフォーム市場2025」によるシェアNo.1という実績を持つ同社が、追加料金なしで機能を標準搭載した判断は、翻訳AIツール市場全体としてリアルタイム翻訳の裾野を広げる動きと言えるでしょう。
翻訳AI市場全体では、英語以外のアジア圏言語への対応精度が製品間の差別化軸として浮上しており、2024年度から2025年度にかけて同種サービスの機能競争が活発化している傾向が見られます。長文・複雑な文でも流暢な訳文が得られる仕組みは、単語置換的な翻訳との明確な差別化要素として市場で評価される動きになりそうです。
References
- ^ PR TIMES. 「リアルタイム音声翻訳ツール「オンヤク」、新機能「高精度AI翻訳β」を搭載。日本語⇔中国語・韓国語・東南アジア系言語の翻訳精度が向上 | 株式会社ロゼッタのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000819.000006279.html, (参照 26-06-18).
