株式会社サイマル・インターナショナルは、2026年6月25日、「プレゼンテーションAI翻訳サービス」をアップグレードした「AIファイル翻訳サービス」の提供を開始しました。
AIファイル翻訳サービスの3つの特長
「AIファイル翻訳サービス」の特長は次の3点です。
- PowerPoint 40スライド・Word 40ページを翌々営業日に納品
- 最新AIエンジンと独自AIチェックツールにプロ翻訳者の最終レビューを組み合わせた高品質翻訳
- LLM(大規模言語モデル)を国内処理・二次利用なしで運用するセキュリティ設計
納品物は、レイアウトまで整った「使える」状態で提供されます。独自AIチェックツールは参考資料や用語集も踏まえた翻訳を実現し、AIだけでは網羅しきれない内容や文体、表現はプロ翻訳者が改善します。
AIファイル翻訳サービスの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社サイマル・インターナショナル |
| サービス名 | AIファイル翻訳サービス |
| 対象ファイル | Microsoft PowerPoint / Microsoft Word(Office 2019以上推奨)。今後、対応可能なファイル形式は順次拡大予定。 |
| 対応言語 | 日本語→英語、英語→日本語、主なヨーロッパ・アジア言語 |
| 納期目安 | PowerPoint 40スライド / Word 40ページまで翌々営業日 |
| データ処理 | 日本国内でデータ処理を行い、二次利用・AI学習目的には利用されない設定で運用 |
| 前身サービス | プレゼンテーションAI翻訳サービス |
| 創業 | 1965年(日本初の同時通訳エージェントとして創業) |
trends編集部の一言
PowerPoint 40スライドが翌々営業日に納品されるという点は、資料制作が多いビジネスパーソンにとってインパクトのある数字です。マーケティング業界の文脈に置き換えると、海外向け資料の翻訳対応を外部委託する際のコストと納期の問題は業界横断で語られてきたテーマであり、ファイル完結型のAI翻訳サービスが整備される流れは、業界全体の作業プロセス転換を示す動きとして読み取れます。
「AI単独」ではなく「AI+プロ翻訳者」のハイブリッド設計を明示している点も注目されます。生成AIの訳文品質への不安は翻訳分野でとりわけ根強く、最終レビューを人が担う構造は、品質保証の説明として、一定の説得力があるのではないでしょうか。Microsoft Wordというファイルタイプへの対応拡張という今回のアップグレードが、どこまで対応言語・ファイル形式の幅を広げていくかも、引き続き注目しておく価値がありそうです。
References
- ^ PR TIMES. 「「プレゼンテーションAI翻訳サービス」を全面アップグレード:Word対応+独自AIチェック機能を追加 | 株式会社サイマル・インターナショナルのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000063341.html, (参照 26-06-26).
