iFLYソリューションズジャパンが両面ディスプレイ型AI翻訳機「T10 Max-JP」を発表、最大66言語に対応
公開:
iFLYソリューションズジャパン株式会社は2026年7月1日、両面ディスプレイ型AI翻訳機「T10 Max-JP(B)/(W)」の製品発表および予約受付を開始しました。
両面ディスプレイと多言語対応で対面翻訳を実現するT10 Max-JP
「T10 Max-JP(B)/(W)」は、メタリックグレーと白の2色展開で提供される据え置き型AI翻訳機です。本体両面に10インチIPSタッチパネルを搭載しており、話し手と相手それぞれの画面に文字起こしと翻訳結果が同時に表示されます。会話形式で内容が表示されるため、誰の発言かを一目で把握でき、誤認識への即座の気づきにも対応しています。
言語対応については、基本サービスとして37言語(一部方言を含む)の翻訳が利用可能です。アプリ内で「拡張言語パック」を追加購入することによって、最大66言語に対応できます。拡張言語パックの29言語については、言語数および内容が変動する可能性があるとのことです。
T10 Max-JPの専用AIエンジンと管理アプリ「Im Mate」が高精度翻訳を支える仕組み
翻訳処理には、対面会話向けに最適化された専用AIエンジンを搭載しています。高速レスポンスと自然な翻訳表現を両立しており、実務での使用を前提とした品質を目指した設計でした。音声認識には独自のデュアルマイクアレイを採用しており、目の前の話し声を優先的に拾い上げ、周辺ノイズが多い環境でも安定した認識が可能となっています。
スマートフォン用アプリ「Im Mate」(iOS版/Android版)を使うことによって、翻訳機の各種設定や管理をスマートフォンから操作できます。「Im Mate」が提供する主な管理機能は次の通りです。
- 翻訳履歴の確認と会話履歴のAI要約・議事録生成
- 対応言語の切り替えと本体設定の管理
- ソフトウェアアップデート
AI要約機能は「Im Mate」の翻訳履歴から会話内容をまとめ、議事録として、出力するものです。なお、拡張言語パックはアプリ内での有料購入により追加できます。
T10 Max-JP製品概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | iFLYソリューションズジャパン株式会社(東京都千代田区) |
| 代表取締役 | 索東輝氏 |
| 製品名 | 両面ディスプレイ型AI翻訳機T10 Max-JP(B)/(W) |
| カラー | メタリックグレー(B)、白(W)の2色 |
| ディスプレイ | 10インチIPSタッチパネル × 2 |
| カメラ | HD × 2 |
| マイク | デュアルマイクアレイ |
| スピーカー | 2W x 1 |
| Wi-Fi | 2.4GHz & 5GHz(屋内使用限定) |
| 寸法 | 約274x97x214(mm) |
| 動作環境 | 屋内環境、-10℃~+50℃、30%~80%RH |
| 外部電源 | DC12V/2A、ACアダプター(付属品) |
| 基本言語数 | 37言語(一部方言を含む) |
| 最大言語数 | 最大66言語(拡張言語パック利用時) |
| 本体価格 | オープン価格 |
| 製品発表・予約受付開始 | 2026年7月1日 |
| 出荷開始予定 | 2026年7月10日 |
| 供給体制 | 500台/月 |
| 管理アプリ | Im Mate(iOS版/Android版) |
trends編集部の一言
最大66言語に対応し、両面ディスプレイで話し手と相手の双方が翻訳内容を確認できるという設計は、インバウンド対応の現場でよく聞かれる「相手が画面を覗き込む」という動作を不要にする発想です。業界全体としては、翻訳デバイスがスマートフォンのアプリから専用端末へと回帰しつつあるように見えます。マーケティングの現場でも外国語話者との商談や展示会対応で通訳ツールの選定に悩む場面は少なくなく、据え置き型という形態に改めて注目が集まりつつあるのが実情です。
AI要約で会話履歴から議事録を生成できる点は、翻訳後の記録業務を効率化するうえで実務的な価値があります。会話の翻訳と記録をひとつの端末で完結させる設計は、多言語対応を日常的に行う窓口業務や医療施設における標準的な選択肢のひとつになり得ます。
References
- ^ PR TIMES. 「「両面ディスプレイ型AI翻訳機」を販売開始 | iFLYソリューションズジャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000056637.html, (参照 26-07-02).










