NoLangがトルコ語対応を追加、日本語資料からトルコ市場向け動画を生成可能に
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株式会社Mavericksは、動画生成AI「NoLang」の出力言語に新たに「Türkçe(トルコ語)」を追加しました。
NoLangが対応するトルコ市場の成長と言語の壁
トルコは人口約8,800万人(2025年時点推計)を抱える巨大市場です。EC市場は、2025年に前年比52.2%増という急拡大を見せており、B2C ECだけでも2029年までに117億ドル規模に達すると予測されています。
言語対応の重要性についても、調査データが裏付けています。CSA Research(Common Sense Advisory)が実施した調査では、76%の消費者が「自国語で情報が提供されている製品を購入したい」と回答し、4割は「他言語のみのサイトからは購入しない」と回答しました。また、消費者の72.1%が自国語で書かれたWebサイト・コンテンツに滞在時間の大半を費やすとも回答しており、現地語コンテンツの有無がユーザーの理解や行動喚起に直結することを示す結果です。
日本貿易振興機構(ジェトロ)が2025年9月実施した「2025年度 海外進出日系企業実態調査(中東編)」でも、トルコ進出日系企業の80%以上が黒字を見込み、今後1〜2年の事業展開について「拡大」と回答した企業が49.1%に上っています。事業拡大の動きが加速する一方で、現地向けのトルコ語化には翻訳会社への外注やナレーション収録がその都度必要となり、コストと時間が展開スピードを妨げているケースも少なくありませんでした。
NoLangのトルコ語対応で広がる動画制作の選択肢
今回のアップデートでは、テキスト入力やPDF資料、音声ファイルといったNoLangが対応する全ての動画生成モードでトルコ語を利用できます。「資料をプレゼンさせる」「資料を要約する」「資料を分析する」といったPDFベースの動画生成モードにも対応しているため、決算資料や製品資料など既存の日本語ドキュメントをそのままトルコ市場向けの動画として、展開することが可能です。
字幕(テロップ)表示については、トルコ語のラテン文字(ı、ğ、ş、çなどトルコ語特有の文字を含む)に対応したフォント表示により、崩れることなく正しく表示されます。また、言語ごとの1分あたりの標準的な文字量に応じてナレーションの再生時間や動画の想定尺を自動調整する仕組みも、トルコ語に新たに対応しました。言語によって、不自然な間延びや早口になることを防ぎ、ナレーションと字幕が自然なテンポで流れる動画に仕上がります。
NoLangのトルコ語動画における主な活用シーン
今回のトルコ語対応によって想定される活用シーンは、以下の4つです。
- IR情報のトルコ市場投資家向け開示動画の作成
- トルコ向けプロダクト・サービス紹介動画の制作
- 越境EC向け商品紹介動画の生成
- 現地従業員・パートナー向けの多言語オンボーディング動画の整備
いずれも、手元の日本語資料をアップロードして出力言語にトルコ語を選ぶだけで対応できます。決算発表のタイミングへの対応や現地法人の立ち上げなど、スピードが求められる場面でも、翻訳会社への外注やナレーターの手配を挟まずに展開できる点が特徴です。
動画生成AI「NoLang」と株式会社Mavericksの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | NoLang |
| 提供元 | 株式会社Mavericks |
| 登録ユーザー数 | 20万人(2026年7月時点) |
| 法人導入社数 | 100社を突破(2026年7月時点) |
| アバター数 | 100体以上 |
| 音声種類数 | 300種類以上 |
| 対応入力形式 | テキスト・PDF・pptx・URL・画像・音声・動画ファイル |
| 代表者 | 奥野 将太氏 |
| 本社所在地 | 東京都文京区本郷三丁目 43-16 コア本郷ビル1階A室 |
| 設立 | 2023年9月12日 |
| 会社HP | https://www.mvrks.co.jp/ |
trends編集部の一言
トルコのEC市場が2025年に前年比52.2%増という急拡大を見せている点は、数字として見ても相当なインパクトです。マーケティング業界の文脈に置き換えると、「コンテンツを現地語化したい」というニーズは業界横断で共通しているものの、翻訳やナレーション収録の手配がボトルネックになり施策の展開スピードが落ちるという構造は長らく解消されてきませんでした。日本語資料をアップロードするだけでトルコ語動画が生成される仕組みは、そのボトルネックをかなりの部分で解消するアプローチとして注目されます。
76%の消費者が「自国語で提供されている製品を購入したい」と回答しているというCSA Research(Common Sense Advisory)のデータは、現地語対応の優先度を改めて考えさせられる数字です。業界全体としては、コンテンツの翻訳・動画化コストを下げることが施策の実行頻度向上に直結するという認識が広まりつつあります。トルコ市場向けの動画制作体制を見直す動きの中で、内製化を支える選択肢として注目されそうです。
References
- ^ PR TIMES. 「株式会社Mavericksは、動画生成AI「NoLang」の出力言語に「トルコ語」を追加。翻訳会社やナレーターを介さずトルコ市場向け動画を内製できる体制を構築 | 株式会社Mavericksのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000149.000129953.html, (参照 26-07-08).










