株式会社ポリスフィアは2026年4月17日、AIレシート仕訳サービス「シワケル」において海外レシートの自動処理機能の提供を開始しました。
シワケルの海外レシート自動処理が解決する経費業務の課題
海外通貨建ての支出が増加する一方で、外国語レシートの読み取りには「店舗名」や「品目」を正確に把握するための、時間と知識が必要とされてきました。英語やフランス語、タイ語、韓国語など現地言語で印字されたレシートから情報を抽出する作業は、担当者にとって大きな負担です。
さらに法人カード以外で決済した場合には、取引日の為替レートを調べて、1枚ずつ日本円へ換算する手作業が求められていました。シワケルの新機能では、これらの読み取りから為替換算、仕訳、会計ソフトへの登録までをAIが一括で処理する設計が採用されています。
海外レシート自動処理の主な特長
今回のアップデートにより、海外で発行されたレシートを撮影してLINEに送信するだけで、AIが言語を問わず内容を精査し、自動で為替換算まで完了できるようになりました。主な特長は次の4点です。
- 通貨記号や税制表記から海外レシートを自動判定
- 取引日の為替レートを自動取得し日本円へ換算
- freee会計やマネーフォワードへの連携に対応
- USDやEUR、GBPなど世界各国の主要通貨に対応
会計ソフトへの連携時には、備考欄や摘要欄に為替レート情報が自動で付与されるため、確定申告や帳簿の監査時にも換算根拠を後から確認できます。管理画面の「取引登録履歴」では、日本円換算後の金額とともに、現地通貨での元の金額も併記される仕様です。
シワケル海外レシート機能の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供開始日 | 2026年4月17日 |
| 提供企業 | 株式会社ポリスフィア |
| 対象サービス | AIレシート仕訳サービス「シワケル」 |
| 対応通貨例 | USD、EUR、GBP、KRW、THB、TWDなど |
| 連携会計ソフト | freee会計、マネーフォワード クラウド会計・確定申告 |
| freee税区分 | 不課税 |
| マネーフォワード税区分 | 対象外 |
trends編集部の一言
海外SaaSのサブスクリプション費用を、毎月手作業で為替換算している経理担当者は少なくないはずで、LINEでレシートを送るだけという導線設計は、実務の負担軽減に直結すると感じました。自分自身も海外ツールの決済明細を月末にまとめて処理する際、レートの確認だけで想定以上に時間を取られた経験があり、換算根拠が備考欄に自動記録される点は監査対応の観点からも実用的です。
freee会計やマネーフォワードとの連携が、初期段階から用意されている点は、既存の会計フローを大きく変えずに導入を検討できる材料になりそうです。海外出張が多い営業部門や、グローバル取引のある中小企業の経理担当者にとって、為替換算の属人化を解消する選択肢として検討する価値があるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「AIレシート仕訳サービス「シワケル」、海外レシートの自動処理機能の提供を開始 | 株式会社ポリスフィアのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000176022.html, (参照 26-04-20).
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