リコージャパン株式会社は、クラウド型業務改善プラットフォーム「RICOH kintone plus」の有償プラグインとして、「RICOH AI入力アシスタントプラグイン」の提供を開始しました。
RICOH AI入力アシスタントプラグインがPDFや画像からの入力作業を自動化する仕組み
「RICOH AI入力アシスタントプラグイン」は、特別な設定は不要で、「RICOH kintone plus」で作成した各アプリケーションにプラグインを適用するだけで使える設計です。
顧客管理アプリケーションに適用した場合、名刺画像をアップロードして読み取りたい項目を指定するだけで、AIが名刺画像から顧客情報を自動入力します。日報報告アプリケーションでは、活動メモや提案に使用した資料をアップロードすることにより、日報や報告書の文章をAIが自動生成しました。
これまで人手に頼っていた煩雑な入力作業をAIが支援し、データの蓄積・活用を促進することによって、情報活用の高度化に貢献してきた実績がある点も特徴です。
活用できる業務の例として、次のような領域が挙げられます。
- 注文書・請求書の明細を自動読み取りし受発注・請求処理を効率化
- 名刺画像やアンケート用紙からの顧客情報登録を自動化
- 商談メモや提案書をもとにした営業日報作成を自動化
- メモ書きや文書を整理・要約し議事録作成を効率化
いずれも、手入力に費やしていた時間と手間の負担軽減につながる用途です。入力ミスや情報の属人化といった課題への対応も期待されます。
RICOH AI入力アシスタントプラグインの概要とリコージャパンの企業情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | リコージャパン株式会社 |
| 対象プラットフォーム | RICOH kintone plus |
| 商品区分 | 有償プラグイン |
| 月額利用料(税別) | 1,000円(100回) |
| 最低契約期間 | 1ヶ月 |
| 主な機能 | PDFや画像からのレコード自動転記 テキスト・文章の自動生成・要約 |
| 注意事項 | RICOH kintone plus(月額)の別途契約が必要 ISMAP対応商品はご利用不可 PDFはAdobe PDF |
| 代表者 | 代表取締役 社長執行役員 CEO 笠井 徹氏 |
| 従業員数 | 17,372名(2025年4月現在) |
| 拠点数 | 341拠点(2025年4月現在) |
| 本社所在地 | 東京都港区芝3-8-2 芝公園ファーストビル |
| 創立 | 1959年5月2日 |
trends編集部の一言
月額1,000円(100回)というシンプルな価格設定は、導入ハードルの低さという点で注目されます。国内のDX推進領域の動向としては、kintoneのようなノーコード・ローコードプラットフォームへのAIプラグイン追加は、専任エンジニアを持たない中小企業を中心に関心が高まっている傾向がありました。「特別な設定不要で適用するだけ」という設計は、導入のハードルを下げる要素として業界内でも評価されやすい設計思想です。
同種のプラグイン型AI連携サービスが広がるなか、既存のkintone環境をそのまま活かしたい部門を中心に導入の検討が広がる可能性があるのではないでしょうか。リコーグループが約200の国・地域で事業を展開する規模感を背景に持つだけに、今後の機能拡張の動向にも関心が集まります。
References
- ^ PR TIMES. 「RICOH kintone plus有償プラグイン「RICOH AI入力アシスタントプラグイン」を提供開始 | リコージャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000200.000006187.html, (参照 26-06-01).
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