株式会社ゼンプロダクツは、2026年5月29日(金)、AI校正サービス「Shodo(ショドー)」においてPDFファイルのAI校正機能の提供を開始しました。
Shodo(ショドー)のPDF校正機能の仕組み
PDF校正機能では、PDFファイルをShodoにアップロードするだけで、すぐに校正を実行できます。PDFの文章をテキストとして別ツールにコピー&ペーストしたり、チャットAIに問い合わせたりする手間は不要です。
校正結果は、PDFの画面上に直接ハイライト表示されます。どの箇所が指摘対象かを一目で把握でき、文章全体を確認しながら作業を進めることが可能です。
Shodoが提供してきた校正・校閲の機能は、そのままPDFにも適用されます。主な機能は次の3点です。
- 生成AIによる文脈・常識を踏まえた高度なAI校正・校閲
- 組織内で設定した表記ゆれ・校正ルールのチェック
- 形態素解析に基づく細かなルール設定への対応
たとえば「オーストラリアの大会は首都であるシドニーで開催された」という文に対しては、キャンベラが正しい首都であるとの指摘を行います。「昨日は雨だったので、明日は晴れだった」のような時制の矛盾も検出し、修正を提案する仕様です。
背景情報として商品スペックや指示を事前に入力しておくことで、「Shodo Phoneは12,800円です」のような価格情報の校正にも対応します。Shodoは、文章を自動で書き換えることはなく、あくまで変更候補の提案にとどめる設計です。
WordやGoogle Docsでの校正に適用しているルールセットをPDFにも適用できるため、ドキュメントの種類に関わらず、一貫した品質管理が実現します。
Shodo(ショドー)の対応プランと対応PDFの種類
PDF校正機能は、ビジネスプランおよびマックスプランをご契約中のユーザーが対象です。現在これらのプランを利用中であれば、追加費用なしで利用できます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社ゼンプロダクツ |
| 対象サービス | Shodo(ショドー) |
| 提供開始日 | 2026年5月29日(金) |
| ビジネスプラン | 1名様あたり月額2,000円(税込) |
| マックスプラン | 1名様あたり月額5,000円(税込) |
| 無料トライアル | 14日間 |
| 対応PDF | テキストPDF(テキスト選択・コピー可能なもの) |
| 非対応PDF | 画像PDF(スキャナーで読み込んだもの) |
| 公式サイト | https://shodo.ink/ |
trends編集部の一言
PDFをアップロードするだけで校正が完結する設計は、従来の「コピー&ペーストして別ツールで確認する」という手順を根本から省く構造です。マーケティング業界の文脈に置き換えると、提案資料やホワイトペーパーなどPDFで仕上げるドキュメントは業務上の主要な成果物であり、ファイルをそのまま校正ツールに投入できる仕組みは、同種サービスとの差別化要素として注目される動きと読み取れます。
テキストPDFのみ対応で画像PDFは現時点で非対応という制約は正直に明示されており、カタログPDFやマスターデータとの照合機能については、今後の対応を予定しているとのことです。段階的な機能拡充によって実務のニーズに順次最適化していく方針は、同種サービス全体でも増えているアプローチです。
References
- ^ PR TIMES. 「AI校正Shodo、PDFファイルの校正に対応。5月29日より提供開始 | 株式会社ゼンプロダクツのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000072905.html, (参照 26-06-01).
