アジラがIT tower TOKYOにAI警備を正式導入、防犯カメラ活用で警備と施設管理を同時に高度化
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株式会社アジラは2026年4月20日、超高層複合オフィスビル「IT tower TOKYO」にAI警備システム「AI Security asilla」および人流データ活用プラットフォーム「asilla BIZ」を正式導入したと発表しました。
IT tower TOKYOへのAI Security asillaとasilla BIZ導入の狙い
IT tower TOKYOは3月14日に開業した、地上27階建て・高さ140mの超高層複合オフィスビルで、池袋駅直結の立地を強みとしています。運営はIT tower TOKYO合同会社が担い、管理は総合ビルメンテナンス企業のアイング株式会社が手がけています。
再生可能エネルギー電力100%の調達や「ZEB Ready」の実現など、環境性能にも注力した施設です。導入の背景には、大規模複合施設における人的警備の物理的な制約があり、一つのシステム基盤で「警備」と「施設管理」を同時に高度化できるアジラのソリューションが採用されました。
AI警備と人流分析で実現する3つの施策
今回の導入では、「AI Security asilla」と「asilla BIZ」を併用し、施設運営を三つの軸で高度化する方針が示されています。既設の防犯カメラ映像をAIでリアルタイムに解析し、人流データに基づいた運営判断の仕組みも整備する計画で、主な取り組み内容は次の3点です。
- AI映像解析による空間モニタリング強化
- 人流データを活用した運営最適化
- 警備現場の知見とAI技術の融合
「AI Security asilla」は、暴力や転倒、侵入などの異常行動に加え、徘徊や混雑といった注意行動も瞬時に検知するシステムです。一方の「asilla BIZ」は通行人数や混雑状況を可視化し、清掃・警備配置の最適化やサービス向上に活用される予定で、アイングが持つ施設管理のノウハウと組み合わせた運営体制の確立を目指しています。
IT tower TOKYOへのAI導入の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 導入施設 | IT tower TOKYO |
| 所在地 | 東京都豊島区 |
| 運営 | IT tower TOKYO合同会社 |
| 管理 | アイング株式会社 |
| 導入システム | AI Security asilla、asilla BIZ |
| 提供企業 | 株式会社アジラ |
| 活用対象 | 館内・地下通路の防犯カメラ |
trends編集部の一言
既設の防犯カメラをそのまま活用できるという点が、導入ハードルの低さとして印象に残りました。新しいハードウェアを追加せずにソフトウェアレイヤーで機能を拡張する発想は、コスト面の負担を抑えつつ現場の運用を変えたい担当者にとって、検討しやすいアプローチだと感じます。
「警備」と「施設管理」を一つの基盤で扱うという設計も、施設運営に携わる方には参考になりそうです。複数の課題を横断的にカバーできる仕組みは、大規模施設の運営効率化を検討しているビルメンテナンスや不動産管理の担当者にとって、響く事例ではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「アジラ、IT tower TOKYOにAI警備と人流分析を正式導入 | 株式会社アジラのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000316.000043312.html, (参照 26-04-20).
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