アジラのAI Security asillaが福岡空港国際線ターミナルで稼働、にしけいの警備と映像解析で安全管理を強化
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株式会社アジラは、福岡国際空港株式会社(FIAC)が管理・運営する福岡空港国際線旅客ターミナルビルにおいて、AI警備システム「AI Security asilla」の稼働を開始しました。
AI Security asilla導入の背景:インバウンド需要拡大と警備高度化
福岡空港国際線旅客ターミナルビルは、九州・アジアをつなぐ国際線の主要拠点として、年間を通じて、多くの利用者が訪れる施設です。インバウンド需要の回復・拡大を背景に旅客数が増加するなか、施設全体の安全管理体制のさらなる強化が求められていました。
1971年から半世紀以上にわたり福岡空港の警備を担ってきた株式会社にしけいは、既設のカメラインフラを活用しながら、AIによる映像解析でセキュリティ対応の高度化を図ることを決定しました。にしけいが培ってきた警備の知見にAIの24時間映像解析を組み合わせることで、警備業務の質をさらに高め、利用者がより安心して過ごせるターミナルの実現を目指します。
AI Security asilla導入による4つの取り組み
「AI Security asilla」は、既存の防犯カメラ映像をAIが24時間365日解析し、異常行動や注意行動を瞬時に検知するシステムです。今回の導入で担う主な取り組みは以下の通りです。
- 不審行動・不審者の早期検知と警備員への即時通知
- 長時間の立ち止まりや徘徊など異常な滞留行動の検知
- 混雑状況のリアルタイム把握による旅客誘導・施設運営の効率化
- 夜間帯における自動モニタリング体制の強化
不審行動の検知では、カメラ映像から通常の行動パターンを学習し、そこから逸脱する行動を「違和感」として捉える独自のアルゴリズムを搭載しています。暴力行為や侵入といった明確な異常行動に加え、事件・事故の予兆となりうる行動の変化も検知対象とすることによって、警備員への迅速な通知を可能にします。
夜間帯においては、限られた人員体制のもとでもAIが24時間365日映像を解析し続けることで、見逃しのリスクを低減する仕組みです。既設カメラをそのまま活用してAI解析を導入できる点は、空港に限らず大型商業施設や交通インフラ全体に波及する可能性を持つ取り組みです。
AI Security asilla導入概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 導入施設 | 福岡空港国際線旅客ターミナルビル |
| 施設管理・運営 | 福岡国際空港株式会社(FIAC) |
| 警備運営 | 株式会社にしけい |
| AIシステム提供 | 株式会社アジラ |
| システム名 | AI Security asilla |
| 延べ床面積(拡張後) | 約132,000 ㎡(従来約73,000㎡) |
| 免税店エリア | 従来の約4倍に拡張 |
| グランドオープン | 2025年3月28日 |
| 開発元所在地 | 東京都町田市中町一丁目4-2 |
| 株式会社アジラ公式サイト | https://jp.asilla.com/ |
trends編集部の一言
免税店エリアが従来の約4倍に拡張されるなど大幅なリニューアルを遂げた福岡空港国際線旅客ターミナルビルにおいて、既設カメラをそのまま活用してAI解析を導入できる構成が採用されました。業界全体としては、設備投資を抑えながら監視の網を広げるアプローチは、空港に限らず大型商業施設や交通インフラ全体に広がりを見せており、既存インフラとAI解析の組み合わせによるセキュリティ高度化は業界横断の潮流として定着しつつあります。
マーケティングの現場でも、イベント会場や展示ブースの人流データを活用した来場者導線の最適化が話題になることが増えてきました。混雑状況のリアルタイム可視化という機能は、警備用途を超えて顧客体験の改善にも転用できる視点を持ちます。マーケティング業界の文脈に置き換えると、データ活用による現場オペレーション改善の一形態として注目される動きと捉えられます。
References
- ^ PR TIMES. 「福岡空港国際線旅客ターミナルビルにてAI警備システム「AI Security asilla」が稼働開始 | 株式会社アジラのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000344.000043312.html, (参照 26-06-26).











