株式会社ナレッジセンスは、法人向けChatGPTサービス「ChatSense」のNotebook機能において、PDFやWord、PowerPoint内の画像や図表もAI検索の対象に加える機能をリリースしました。
Notebook AIが画像・図表もAI検索対象にした背景
ChatSenseのNotebook AIは、PDFやWord、PowerPointなどの社内資料をソースとして追加し、資料をもとにAIへ質問できる体験を提供してきました。東証プライム上場企業を含む大手企業等、500社以上への導入実績を持つサービスです。
実業務の資料には、テキストだけではなく、図表やスクリーンショット、スキャンPDFといった画像形式の情報が多く含まれています。「AI検索で図表の内容まで拾ってほしい」「画像で示された数値やフローも回答に活用したい」という要望をユーザー企業から多く受けていたことが、今回の機能追加の背景です。
ChatSense Notebook AI新機能の3つの特徴
今回追加された機能の主な特徴は次の3点です。
- PDFやWord、PowerPoint内の画像・図表をAI検索対象に追加
- スクリーンショットやスキャンPDFなどの情報も回答に活用
- 現場資料・営業資料の活用範囲を実務レベルで拡大
Notebookに追加した資料の中に含まれる画像や図表が、AI回答の参照元として、扱えるようになりました。手順書に貼り付けられたスクリーンショットや紙資料をスキャンしたPDF、フロー図やグラフといった、通常のAI検索で見落とされやすい情報も扱える点が特徴です。テキスト化されていない業務情報を、Notebook上での回答へ活用できます。
法人向けChatGPTサービス「ChatSense」の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社ナレッジセンス |
| サービス名 | ChatSense |
| カテゴリ | 法人向けChatGPTサービス |
| 導入実績 | 東証プライム上場企業を含む500社以上 |
| 主な機能 | Notebook機能(社内資料AI検索・要約・スライド生成) チャット内容のAI学習からの保護 プロンプトの社内共有 メンバー一括管理 |
| 料金 | 初期費用無料・最低利用期間の縛りなし |
| 代表者 | 代表取締役CEO 門脇 敦司氏 |
| 本社所在地 | 東京都港区六本木七丁目18番18号 住友不動産六本木通ビル2階 |
| 設立 | 2019年4月10日 |
trends編集部の一言
「AI検索で図表の内容まで拾ってほしい」という声が多くのユーザー企業から寄せられていたという点は、業種を問わず、共感しやすい課題です。マーケティングの現場でも、競合分析や市場調査のレポートには図やスクリーンショットが多く、テキストだけのAI検索では拾いきれない情報が出てくる場面が少なくありません。
法人向け生成AIツールの業界全体としては、「使い始め」の段階から「実務での精度向上」へと関心が移りつつあります。500社以上への導入実績を持つサービスがこうした要望を受けて、機能を拡張した流れは、その動きを象徴する事例です。スキャンPDFやフロー図まで検索対象に含まれるようになると、社内に眠っているビジュアル資産の活用範囲がどこまで広がるか、引き続き注目しておく価値があります。
References
- ^ PR TIMES. 「Notebook AIサービス、画像を含む社内データもAI検索可能に | 株式会社ナレッジセンスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000351.000073671.html, (参照 26-07-10).
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