株式会社アジラは、2026年5月18日(月)、AI警備システム「AI Security asilla」のVer4.4アップデートを実施しました。
AI Security asillaが応える外構部監視の課題と2つの新検知機能
「AI Security asilla」は、約200施設に導入実績を持つAI警備システムです。導入施設の拡大に伴い、これまで主に活用されてきた館内での異常行動検知に加えて、外構部における安全管理への要望が多く寄せられるようになりました。
外構部は監視対象範囲が広く、警備員の巡回や有人モニタリングだけでは、不審車両の進入や放置自転車といった事象を常時カバーすることが困難です。事象の見逃しや初動の遅れは、施設の安全性や利用者満足度の低下、警備運用上の負担増を招く要因となっています。今回の2機能は、こうした外構部監視のギャップをAIで埋めるものです。
既設の監視カメラの映像をAIが、24時間365日常時解析し、不審車両の進入や駐輪禁止エリアでの放置自転車などの事象を検知すると、警備員や管理者へリアルタイムに通知します。人手による巡回や目視確認に頼らずとも外構部の異変を早期に把握できるようになり、警備運用の効率化と施設全体の安全性向上を支援します。
AI Security asillaの車両検知と自転車検知機能の詳細
「車両検知(進入・長時間停車)」は、駐車場や構内道路、敷地外周などにおいて、車両の進入と長時間の停車を検知する機能です。主な活用例は次の4点です。
- 営業時間外における敷地内への進入車両の早期発見
- 駐車禁止エリアでの不正駐車・長時間停車の検知
- 搬入口や構内道路における不審車両の把握
- 敷地外周における不審な車両の滞留検知
「自転車検知(駐輪・長時間放置)」は、駐輪場や出入口周辺における駐輪禁止エリアでの駐輪や長時間放置された自転車を検知します。深夜・休日など無人時間帯における放置自転車の把握と、駐輪場の利用ルール遵守状況の確認といった用途での活用が想定されています。
AI Security asilla Ver4.4アップデート概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社アジラ(東京都町田市中町一丁目4-2) |
| 代表者 | 代表取締役CEO 尾上剛氏 |
| アップデート日 | 2026年5月18日(月) |
| バージョン | Ver4.4 |
| 対象サービス | AI警備システム「AI Security asilla」 |
| 新機能 | 車両検知(進入・長時間停車)、自転車検知(駐輪・長時間放置) |
| 提供形態 | オープンβ版 |
| 導入実績 | 商業施設・複合施設・オフィスビルを中心に約200施設 |
| 公式サイト | https://jp.asilla.com/ |
trends編集部の一言
約200施設への導入実績を持つシステムが、館内から外構部へと監視範囲を拡張した今回のアップデートは、警備人材不足が続く業界全体の課題を映した動きです。既存インフラを活用しながら対応範囲を広げる設計は、コスト面での障壁を下げる実践的なアプローチとして業界内で注目が集まっています。
「既設カメラをそのまま活用できる」という点は、導入ハードルを大きく引き下げる要素です。新たなハードウェア投資なしに館内と外構部を同一プラットフォームで一元管理できる仕組みは、警備テクノロジー領域において「初期コストの高さ」が普及の障壁とされてきた文脈でも注目される設計です。業界全体としては、既存インフラを前提としたAI警備サービスの普及が加速する局面にあり、中小規模施設を含む幅広い導入層への拡大を後押しする動向として捉えられます。
References
- ^ PR TIMES. 「AI警備システム「AI Security asilla」に「車両検知」「自転車検知」機能を実装 | 株式会社アジラのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000329.000043312.html, (参照 26-05-23).
