株式会社イクシスは、AI侵入検知システム「GENBA-Guardian」において、従来の人や車の侵入検知に加え、新たにクマの検知に対応したことを発表しました。
GENBA-Guardianのクマ検知の仕組みと現場ごとの設定機能
「GENBA-Guardian」は、AI画像解析によってクマの出現をリアルタイムに検知し、大音量の威嚇音を発出すると同時に、管理者へメールで通知します。検知時の画像をメールに添付できるため、現場の状況を速やかに把握できます。
検知距離は昼間で最大約30m、夜間で最大約20mに対応しました。監視時間帯や検出距離・感度といった詳細設定を現場ごとに調整でき、各設置場所に合わせた運用が可能です。電源のない場所ではソーラー電源オプションを追加でき、威嚇用パトランプの装備にも対応しています。
GENBA-GuardianのAI画像解析の精度とNETIS登録による信頼性
本システムのAI画像解析は、1秒以内に結果を表示や通知、警告できる処理速度を持ちます。人・車に加えてクマも高精度に検知し、野外の雨ざらしの環境でも使用可能な設計です。
本システムは、国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」に登録された技術です。登録番号はKT-230096-Aで、正式名称は「屋外向け AI侵入検知システム「GENBA-Guardian」」として、登録されています。登録ページは、こちらから確認できます。
GENBA-Guardianの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供元 | 株式会社イクシス(神奈川県川崎市) |
| 代表者 | 狩野高志氏 |
| システム名 | AI侵入検知システム「GENBA-Guardian」 |
| 検知対象 | 人・車・クマ |
| 昼間の検知距離 | 最大約30m |
| 夜間の検知距離 | 最大約20m |
| 検知・通知速度 | 1秒以内 |
| 提供形態 | 月額レンタルサービス(システム本体+閲覧用クラウドシステム) |
| 最低契約期間 | 最低3カ月から1カ月単位で契約可能 |
| NETIS登録番号 | KT-230096-A |
trends編集部の一言
クマの検知に1秒以内で対応し、大音量の威嚇音と管理者通知を同時に行う設計は、山間部の重要施設や建設現場における安全ニーズへの直接的な応答です。インフラ保全領域では、AI画像解析を屋外の過酷な環境下で実用化する動きが広がっており、人や車の検知から野生動物への対応へと検知対象を拡張する流れは、同種サービス全体の機能拡充傾向を象徴する動きと言えます。
NETIS登録という国土交通省の公的な枠組みに位置づけられている点は、公共インフラ向け案件ではNETIS登録の有無が重視される傾向があることを踏まえると、導入判断における信頼性の裏付けとして機能します。月額レンタルで最低3カ月から試せる契約形態は、初期投資を抑えながら効果を検証したいという市場のニーズに合致した設計と言えそうです。
References
- ^ PR TIMES. 「AI防犯・侵入検知システム「GENBA-Guardian」がクマ検知に対応 | 株式会社イクシスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000044685.html, (参照 26-06-18).
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