第37話 話し合いの前に、Geminiに質問してもらう

男の子は、学級会で話す意見の理由をGeminiに考えてもらいました。でも、女の子に1つ質問されると、答えられませんでした。
この回はGeminiパスポート p.36の、話し合いの相手としてGeminiを使う話です。
読み終わると、話し合いの前にGeminiと練習して、自分の言葉で話せるようにする使い方が分かります。

前の話:第36話「グループ活動をふりかえる」
この回の読み方:この回だけでも、Geminiを使わなくても、まんがと記事で分かります。Geminiを使うときは、おうちの人や先生がいるところで使ってください。

Geminiに質問してもらう話をまんがで読む(全3ページ)

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漫画でわかるGeminiパスポート 第37話 1ページ目。男の子が、明日の学級会で言う意見の理由をGeminiに考えてもらおうとする。入力は、学級会で昼休みのボールの使い方を話し合います、ぼくは早い者勝ちに賛成です、理由を3つ考えて。返事は、早く来た人がすぐに遊べる・順番を決める手間がいらない・決まりが分かりやすい。男の子は、これを読めばみんなが賛成してくれると言う。女の子が、おそく来た人はどうするのかとたずね、男の子は、そこまでは考えていなかったと答える。たぬきの先生が、困る人のことを聞かれたとき、賛成の理由だけでは答えられないよと話す
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漫画でわかるGeminiパスポート 第37話 2ページ目。先生が、Geminiに質問をしてもらって自分で答える練習をしようかと話す。男の子がGeminiがぼくに質問をするのかとおどろき、先生は、そうだよ、答えていくうちに自分の考えを見直せるよと答える。図解「話し合いの前にGeminiで練習する手順」(書くは、自分の意見・出してもらうは、質問を1つずつ・答えるは、自分の言葉で)。男の子が、どんな質問が来るのかなとたずね、先生が、自分では気づかないことも聞いてくるときがあるんだと話す
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漫画でわかるGeminiパスポート 第37話 3ページ目。そのあと、男の子が、自分の意見を書いてGeminiに質問してもらったと話す。女の子がどんな質問が来たのかとたずね、男の子は同じ人だけが使うかと聞かれたと答える。画面には、Geminiへの入力(昼休みのボールは早い者勝ちがいい。考えを深める質問を1つずつして。)、Geminiの質問1(毎日、同じ人だけが使いませんか?)、ぼくの答え(使うと思う。足の速い人が、いつも先にボールを取ってしまう。)。男の子が、班ごとに曜日を決めれば、おそく来る人も使えるかもと言う。先生が、質問に答えながら見直した考えを、学級会で話してみようねと話す
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Geminiパスポートは、話し合いの相手としての使い方についてこう言っています

この回で読むのは、小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3)のp.36です。

ディスカッション相手を依頼し課外活動の議論を深める

小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3) p.36(2026年4月 第2刷)

p.36は、中学生向けのページです。生徒会で学校のきまりを見直す話し合いをしている例で、出ている意見を伝えて、ちがう方向からの見方や解決のアイデアを出してもらっています。

考えていることをGeminiに話すと、ひとりでは思いつかなかった見方に出会えると書かれています。

応用として、Geminiに質問を1つずつ出してもらい、自分たちが答えたら次の質問に進むやり方ものっています。くり返し答えることで、考えを整理する力がつくとしています。

このページは中学生向けですが、この回では、小学生の学級会の例にかえて説明します。

理由を作ってもらうより、質問してもらって自分で答える

話し合いの前は、Geminiに理由を作ってもらうより、質問してもらって自分で答えます。

まんがの男の子は、学級会で話す意見の理由をGeminiに3つ考えてもらいました。でも、女の子に「おそく来た人はどうするの?」と聞かれて、答えられませんでした。

賛成の理由だけを集めると、困る人のことを考えないままになります。そのため、困る人のことを聞かれると答えられません。

そこで、Geminiに質問を1つずつ出してもらい、自分で答えます。テニスで壁にボールを打って返ってきたボールをまた打つように、返ってくる質問に答えながら考えるので、「壁打ち」とも言います。

Geminiの質問には、自分では気づかなかったことが入っていることもあります。

Geminiに書くのは、自分の意見だけです。友だちの意見を書くと、本人が知らないうちにGeminiに入れることになるので、書きません。

反対の考えは、Geminiの質問に答えるうちに、自分で考えられます。

話し合いの前にGeminiで練習する手順を、表にまとめました。

手順 することと、まんがの例
書く 話し合うテーマと自分の意見だけを書く。友だちの意見や名前は書かない
例:昼休みのボールは早い者勝ちがいい
たのむ 質問を1つずつ出してもらい、答えてから次へ進んでもらう
例:考えを深める質問を1つずつして
答える Geminiに答えを聞かずに、自分の言葉で答える
例:使うと思う。足の速い人が、いつも先にボールを取ってしまう
話す 考え直した意見を学級会でみんなに話し、みんなで決める
例:班ごとに使う曜日を決める

男の子は、Geminiに「毎日、同じ人だけが使いませんか?」と聞かれて、足の速い人がいつも先にボールを取ってしまうことに気づきました。答えるうちに、班ごとに使う曜日を決めれば、おそく来る人も使えるかもしれないと考え直しました。

1枚目でGeminiが出した理由も、合っているかを確かめて、自分の言葉で説明できるなら使えます。

どの決まりにするかは、学級会のみんなで話し合って決めます。

やってみよう ― 話し合いの前に練習する手順

  1. 話し合うテーマと自分の意見をGeminiに書きます。ほかの子の意見や名前は書きません。
  2. 質問を1つずつ出してもらい、自分が答えてから次の質問に進んでもらいます。
  3. 答えながら気づいたことを、学級会でみんなに話します。

プロンプトの例(そのまま使ってOK)

小学5年生です。学級会で、昼休みのボールの使い方を話し合います。わたしの意見は「早い者勝ち」です。考えを深めるための質問を1つずつしてください。わたしの答えを聞いたあとで、次の質問に進んでください。

コピーしたらGeminiにはりつけて使います。使う前に、おうちの人か先生に声をかけてくださいね。

こんなふうに変えてみましょう:「昼休みのボールの使い方」を「係の決め方」や「運動会のクラスの目標」に/書くのは自分の意見だけにします。ほかの子の意見や名前は入れません。

クイズ ― 学級会の前にGeminiを使うとき、よいのはどれ?

学級会の前にGeminiを使うとき、よいのはどれでしょう。理由も考えてみてください。

  1. 自分の意見の理由をGeminiに作ってもらい、そのまま読み上げる
  2. 自分の意見を書いて質問を1つずつ出してもらい、自分の言葉で答える
  3. クラスの子の意見も名前と一緒に書いて、どれがよいか決めてもらう
答えを見る

2です。質問に自分で答えると考えがはっきりして、学級会で聞かれても自分の言葉で話せます。

1は、聞かれたときに答えられません。3は、ほかの子の意見や名前を入れてしまい、決めることもGeminiに任せてしまいます。

話し合いの練習にGeminiを使うときに気をつけること

  • Geminiに書くのは自分の意見だけです。友だちの名前、だれが何を言ったか、一部の人だけが言った意見は入れません(第7話)。
  • こわい答えや変な答え、いやな言葉が出てきたら、それ以上は続けずに、近くの大人に画面を見せてください(第11話)。
  • 質問に答えて考え直した意見も、まだ決まりではありません。どうするかは学級会のみんなで決めます。
  • 学校の活動にGeminiを使ってよいかは、学校や先生によってちがいます。先生に確かめます(第8話)。
今回のポイント

話し合いの前は、Geminiに質問してもらって自分の言葉で答えます。
書くのは自分の意見だけにして、決めるのは学級会のみんなです。

参考:小中学生のための Gemini パスポート — 子どもたちが学びに使うプロンプト ライブラリ(Google for Education/2026年4月 第2刷)
https://goo.gle/gemini-student-prompt

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