第22話 答えをすぐ教えないガイド付き学習って?
算数の宿題の答えをGeminiに聞いたら、すぐに答えが出ました。でも、どうしてその答えになるのかは説明できませんでした。
この回はGeminiパスポート p.39「ガイド付き学習とは」の話です。
読み終わると、ガイド付き学習がふつうの聞き方とどうちがうのか、どう使うと自分の力になるのかが分かります。
答えをすぐ教えないガイド付き学習の話をまんがで読む(全3ページ)
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Geminiパスポートは、ガイド付き学習についてこう言っています
この回で読むのは、小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3)のp.39です。
一緒に考えて、「わからない」を「わかった!」に変えてくれるサポート機能
小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3) p.39(2026年4月 第2刷)
p.39は、Geminiの「ガイド付き学習」の紹介です。答えを渡すのではなく、個別指導の先生のように、考える道すじをいっしょにたどってくれる機能だと説明しています。
ヒントを出したり、1段ずつ質問したりして、なぜそうなるのかを自分でつかめるようにしてくれます。クイズや図を使うこともあり、入力らんの「ツール」から選んで使う、と手順も示されています。
答えの前に、ヒントと質問で自分で考える
ガイド付き学習は、答えをすぐには言わず、ヒントと質問で、自分で考えるのを手伝ってくれる使い方です。答えだけを教えてもらうと、そのときは宿題が終わっても、どうしてそうなるのかは分かりません。
まんがの男の子は、「800円の2割引きはいくら?答えだけ教えて」と聞いて、「640円です」という答えをもらいました。でも、女の子に理由を聞かれて、説明できませんでした。
ガイド付き学習で聞き直すと、Geminiは「800円の2割は、何円かな?」とヒントを出しました。男の子は160円と自分で考えて800円から引き、「2割の分ははらわなくていいから」という理由も自分の言葉で説明できるようになりました。
ふつうに聞くときとのちがいを、表にまとめました。
| ちがい | ガイド付き学習では、まんがの例 |
|---|---|
| 答え | ふつうに聞くと答えがすぐ出るが、ガイド付き学習では先にヒントや質問が出る 例:「640円です」ではなく「800円の2割は、何円かな?」 |
| 質問 | 1段ずつ質問して、自分で答えさせてくれる 例:「160円」と答えると、次の段に進む |
| まちがい | まちがえても、別のヒントや説明を出してくれる |
| クイズ・図 | クイズを出したり、図を使って説明したりすることもある |
| 最後 | どう考えたかを、自分の言葉で説明してみるように言われることがある 例:「どう考えたか説明できる?」 |
ガイド付き学習が選べないときも、「答えはすぐに言わずに、ヒントを出しながらいっしょに考えてください」と書けば、近い使い方ができます。
やってみよう ― ガイド付き学習で、自分で考えて解く手順
- 入力らんの「ツール」から「ガイド付き学習」を選びます。選べないときは、ふつうの画面で「答えはすぐに言わずに、ヒントを出して」と書きます。
- 学年と、分からない問題や知りたいことを書きます。出てきたヒントや質問には、まず自分で考えて答えます。
- 分からないところは、ヒントをもう1つ頼んだり「どうしてそうなるの?」と聞いたりします。解けたら、どう考えたかを自分の言葉で説明してみます。
プロンプトの例(そのまま使ってOK)
小学5年生です。割合の問題で、800円の2割引きがいくらになるのかが分かりません。答えはすぐに言わずに、ヒントを出しながらいっしょに考えてください。
コピーしたらGeminiにはりつけて使います。使う前に、おうちの人か先生に声をかけてくださいね。
こんなふうに変えてみましょう:「割合の問題」を「天気のしくみ」や「歴史のできごと」に/「最後にクイズを出して」を足す/「図を使って説明して」を足す。名前や学校名は書かずに頼みます。
クイズ ― ガイド付き学習のよい使い方は、どれ?
ガイド付き学習で算数の問題を考えるとき、よい使い方はどれでしょう。理由も考えてみてください。
- ヒントが出たら、すぐに「答えを教えて」と頼む
- ヒントを見て自分で考え、分からないところはヒントをもう1つ頼んだり「どうして?」と聞いたりする
- Geminiの説明を、そのままノートに写して終わりにする
答えを見る
2です。自分で考えて、分からないところを聞くと、どうしてそうなるのかが分かり、次の問題も解けるようになります。
1は、答えだけを聞くのと同じになってしまいます。3は、写しただけでは、自分で説明できるようにはなりません。
ガイド付き学習を使うときに気をつけること
- ガイド付き学習でも、説明やヒントにまちがいが混ざることがあります。おかしいと思ったら、教科書で確かめたり先生に聞いたりします(第4話)。
- こわい答えや変な答え、いやな言葉が出てきたら、それ以上は続けずに、近くの大人に画面を見せてください(第11話)。
- 宿題やテストで使ってよいかは、先生の決まりを先に確かめます。名前や学校名は書かずに頼みます(第7話)。
- 「ツール」や「ガイド付き学習」の名前と場所は、パスポート(2026年4月第2刷)のころから変わることがあります。見つからないときは、大人に聞いてみてください(第14話)。
ガイド付き学習は、答えの前にヒントと質問をくれる使い方です。
自分で考えて答え、分からないところはヒントをもう1つ頼み、最後は自分の言葉で説明します。
参考:小中学生のための Gemini パスポート — 子どもたちが学びに使うプロンプト ライブラリ(Google for Education/2026年4月 第2刷)
https://goo.gle/gemini-student-prompt
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ロボットやゲームを思いどおりに動かすところから始めて、生成AIなどの新しい技術まで学びます。考えたアイデアを企画書にまとめ、発表会で伝えるところまでをくり返しながら、自分で問いを立てて解決する力を育てます。