第17話 もっと知りたいときの聞き方
Geminiに月の形が変わるわけを聞いたら、今度は「半月はどうして半分なの?」と、もっと知りたくなりました。はじめから聞き直せばよいのでしょうか。
この回はGeminiパスポート p.19「もっと知りたいときはどうする?」の話です。
読み終わると、さっきの答えに続けて深く聞く聞き方と、気をつけることが分かります。
もっと知りたいときの聞き方の話をまんがで読む(全3ページ)
画像を押すと大きく表示され、フリックや左右のボタンで次のページへ進めます。
公開中のまんがをまとめて読む →
AIの話、ここで終わりにしないで。
CodeCampKIDSは、小学生・中学生のためのプログラミング教室です。5分の動画で学んで、10分のミッションで試して、毎回自分だけの作品を作ります。
Geminiパスポートは、もっと知りたいときの聞き方についてこう言っています
この回で読むのは、小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3)のp.19です。
Gemini に質問する時は、「なぜそれが知りたいか」という目的をはっきりさせると、もっと良い答えがもらえるよ!
小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3) p.19(2026年4月 第2刷)
p.19は、小学生向けの「使い方」の5つめです。プロンプト例では、自分が小学生であることを伝えたうえで、少し前に教えてもらった話について、もっとくわしく、分かりやすく教えてほしいと頼んでいます。
変え方のヒントとして、知りたいレベルを変えること、聞く話題を、Geminiが前に答えた中身に移すことがあげられています。マスターへのヒントでは、なぜ知りたいのかという目的を伝えると、よりよい答えにつながると書かれています。
さっきの答えに続けて、どこを知りたいかを書く
もっと知りたくなったら、はじめから聞き直さず、さっきの答えに続けて、どこを知りたいかを書きます。同じ会話の中なら、Geminiは前の話をふまえて答えます。
まんがの「同じ画面」は、同じ会話(チャット)のことです。新しい会話を始めると、前の話は使われないことがあります。
まんがの男の子は、月の形が変わるわけを聞いたあと、半月がどうして半分なのかを知りたくなりました。そこで、さっきの続きとして、自由研究に使うと書いて、半月のわけを聞きました。
返事には、半月のわけと、ライトを当てたボールを横から見てためす方法が書いてありました。自由研究に使うという目的を伝えたので、目的に合った答えになったのです。
| 聞き方 | 書くことと、まんがの例 |
|---|---|
| 続き | さっきの答えのどこを知りたいか 例:さっきの答えの、半月のところをもっとくわしく教えて |
| むずかしさ | むずかしさを変える 例:もっとやさしく教えて/小学4年生にも分かるように |
| 目的 | なぜ知りたいか 例:自由研究で、半月のわけをためしてみたい |
| たとえ | 身近なものにたとえてもらう 例:ボールとライトにたとえて教えて |
続けて聞くときの聞き方を、まんがの例で表にまとめました。1〜3つめはパスポートのヒント、4つめはこのシリーズで足した聞き方です。
くわしく聞いても、答えにまちがいが混ざることはあります。男の子も、教科書の図で確かめました(第4話)。
答えが長すぎたり、むずかしすぎたりしたときも、聞き直す必要はありません。「もっと短く」「もっとやさしく」と続けて頼めます(第16話)。
やってみよう ― 続きで聞いて深める手順
- さっきの答えを読んで、もっと知りたいところを1つ選びます。
- 同じ会話の中で、「さっきの答えの○○について、もっとくわしく」のように、どこを知りたいかを書きます。目的や、知りたいレベルも足します。
- 出てきた答えを、教科書や図かん、本で確かめます。分からないところは、大人に聞きます。
プロンプトの例(そのまま使ってOK)
さっきの答えの、半月のところをもっとくわしく知りたいです。自由研究で使うので、小学4年生にも分かるように教えてください。
コピーしたらGeminiにはりつけて使います。使う前に、おうちの人か先生に声をかけてくださいね。
こんなふうに変えてみましょう:「半月」を「満月」や「三日月」に/「やさしく」を「図を使うように」に。目的を書くときも、学校名や自分の名前は書きません。
クイズ ― もっとくわしく知りたいときの聞き方は、どれ?
月の形が変わるわけをGeminiに聞いたあと、満月のときのことをもっと知りたくなったときの、よい聞き方はどれでしょう。理由も考えてみてください。
- 新しい会話を始めて「月」とだけ入れる
- 同じ会話の中で「さっきの答えの、満月のところをもっとくわしく、やさしく教えてください」と書く
- 同じ会話の中で「もっと」とだけ入れる
答えを見る
2です。同じ会話の中で、さっきの答えのどこを知りたいか(満月のところ)と、知りたいレベル(やさしく)を書いています。
1は言葉1つだけなので、月について広く浅い返事になります(第16話)。3は、どこを知りたいのかが伝わりません。
続きで聞くときに気をつけること
- くわしい答えでも、まちがいが混ざることがあります。大事なことは、教科書や図かんで確かめます(第4話)。
- こわい答えや変な答え、いやな言葉が出てきたら、それ以上は続けずに、近くの大人に画面を見せてください。
- 目的を書くときも、学校名や自分の名前、住所は書きません(第7話)。
- 知りたいことが次々に出てきたら、一度止まって、分かったことを自分の言葉でまとめてみると安心です。
もっと知りたくなったら、さっきの答えに続けて、どこを知りたいかを書きます。
レベルや目的を足すと、答えが知りたいことに近づきます。出てきた答えは、教科書や図かんで確かめます。
次の話 → 第18話 答えが変だったときの直し方
参考:小中学生のための Gemini パスポート — 子どもたちが学びに使うプロンプト ライブラリ(Google for Education/2026年4月 第2刷)
https://goo.gle/gemini-student-prompt
このサイトはGoogleの公式サイトではありません。
正解のない学びで、「使う側」から「つくる側」へ。
ロボットやゲームを思いどおりに動かすところから始めて、生成AIなどの新しい技術まで学びます。考えたアイデアを企画書にまとめ、発表会で伝えるところまでをくり返しながら、自分で問いを立てて解決する力を育てます。