第11話 危ない答えが出てきたら、どうする?
AIに質問して、「夜おそくに1人で林へ行こう」という答えが出てきたら、どうしますか。
この回はGeminiパスポートの「確かめる」と「大人に相談する」を補う、このシリーズだけの回です。
読み終わると、危ない答えや変な答えが出たときに、その場で何をすればよいかが分かります。
危ない答えが出てきたときの話をまんがで読む(全3ページ)
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AIの話、ここで終わりにしないで。
CodeCampKIDSは、小学生・中学生のためのプログラミング教室です。5分の動画で学んで、10分のミッションで試して、毎回自分だけの作品を作ります。
Geminiパスポートとのつながり
小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3)は、p.4「本当かな?自分の目で確かめよう!」で、AIの答えをそのまま信じないことを伝えています。p.5「もし困ったら、大人に相談しよう!」では、こわいと感じたら近くの大人に話すことを伝えています。ただ、AIの答えが危ないことをすすめてきたとき、その場で何をすればよいかまでは書かれていません。この回はそこを補います。
危ない答えが出たときに大切なこと
AIがすすめても、危ないことはまねしません。AIは、こちらが伝えないかぎり、あなたの年を知りません。おうちの決まりや、住んでいる場所の様子も知らないまま答えています。だから、答えの中に正しいことが書いてあっても、子どもだけでやると危ないやり方が混ざっていることがあります。
危ないかどうかは、自分だけでは気づきにくいものです。AIの答えのとおりに何かをやってみる前に、まず近くにいるおうちの人や先生に見せましょう。危ない答えや変な答えが出たときは、1人で聞き直したり、答えを出し直させたりせずに、画面をそのままにして見せます。
AIを使うのをやめる必要はありません。大人といっしょに、「小学5年生です」「おうちの人といっしょに」のように自分のことを伝えて聞き直すと、答えが変わることがあります。それでも、新しい答えにも危ないことがあるので、やる前には大人といっしょに確かめましょう。
やってみよう ― 危ない答えが出たときにすること
- やってみる前に、画面をそのままにして、近くにいるおうちの人や先生に見せます。1人で聞き直したり、答えを出し直させたりしません
- 危ないところがあれば、まねしません
- おうちの人や先生と、学年や「おうちの人といっしょに」などを書きそえて聞き直します
- 新しい答えも大人といっしょに読み、図かんや本でも確かめます。やるときは、大人がよいと言ったやり方で、大人といっしょにやります
プロンプトの例(そのまま使ってOK)
わたしは小学5年生です。おうちの人といっしょにカブトムシを観察します。
気をつけることを3つ、小学生にも分かる言葉で教えてください。
コピーしたらGeminiにはりつけて使います。使う前に、おうちの人か先生に声をかけてくださいね。
こんなふうに変えてみましょう:「小学5年生」を自分の学年に/「カブトムシを観察します」を「ホタルを観察します」や「理科の実験をします」に。名前や住所、学校の名前は書かずに聞きましょう。
クイズ ― まねしてはいけないのはどれ?
次の3つのうち、AIがすすめても、まねしてはいけないのはどれでしょう。理由も言ってみましょう。
- 夜おそくに1人で林へ行って、カブトムシを探す
- カブトムシのえさについて、図かんでも調べてみる
- おうちの人といっしょに、明るいうちに林を下見する
答えを見る
1です。1人でも友だちどうしでも、夜おそくに子どもだけで出かけるのは危ないので、AIがすすめても、まねしてはいけません。2は、AIの答えを図かんでも確かめる、よいやり方です。3も、おうちの人といっしょで、明るいうちなのでよい方法です。入ってよい林かどうかも、いっしょに確かめましょう。
AIの答えを使うときに気をつけること
- こわい答えや危ない答え、変な答えが出たら、1人で聞き続けずに、近くの大人に画面を見せます。
- 危ない答えや変な答えを、おもしろがって友だちに送ったり広めたりしません。まちがいや危ないやり方が広がってしまうことがあります
- 大人に話すときは、何をしていたか・何が起きたか・どう思ったかを伝えましょう(第10話)
AIの答えのとおりにやってみる前に、まず大人に見せましょう。
危ないところがあればまねしないで、大人といっしょに聞き直して確かめます。
次の話 → 第12話 AIはやさしいけど、友だちじゃない
参考:小中学生のための Gemini パスポート — 子どもたちが学びに使うプロンプト ライブラリ(Google for Education)
https://goo.gle/gemini-student-prompt
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正解のない学びで、「使う側」から「つくる側」へ。
ロボットやゲームを思いどおりに動かすところから始めて、生成AIなどの新しい技術まで学びます。考えたアイデアを企画書にまとめ、発表会で伝えるところまでをくり返しながら、自分で問いを立てて解決する力を育てます。