第34話 調べ学習の「問い」を立てる
男の子は、食品ロスの調べ学習でGeminiに答えを聞きました。でも、答えが出てしまうと、調べることが残りませんでした。
この回はGeminiパスポート p.25「探究学習や調べ学習で情報を集めたいときに使ってみよう!」の話です。
読み終わると、Geminiに問いとヒントを出してもらい、自分で調べる進め方が分かります。
調べ学習の問いを立てる話をまんがで読む(全3ページ)
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Geminiパスポートは、調べ学習の問いとヒントについてこう言っています
この回で読むのは、小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3)のp.25です。
探究学習や調べ学習で情報を集めたいときに使ってみよう!
小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3) p.25(2026年4月 第2刷)
p.25は、中学生向けの「使い方」の4です。例では、Geminiに食品ロスを調べる手伝い役になってもらっています。
考えるための問いと、答えを探す手がかりを3つずつ出してもらい、答えまでは教えないようにと頼んでいます。
ヒントには、答えを言わせないと調べる道すじが手に入ること、出た手がかりをもとに本や人や観察で自分だけの発見をするのがいちばん大事なことが書かれています。
このページは中学生向けですが、この回では、小学生の給食の食べ残しの例にかえて説明します。
答えは言わないでと頼んで、見つけるのは自分
調べ学習では、Geminiに答えでなく問いとヒントを出してもらい、答えは自分で見つけます。
まんがの男の子は、食品ロスの調べ学習の答えをGeminiに聞きました。答えが出てしまい、調べることが残りませんでした。
問いは、自分で調べて答えを見つける疑問のことです。「答えは言わないで」と頼むと、問いと、調べ方のヒントが出てきます。
問いを立てるときのコツを、表にまとめました。
| コツ | することと、まんがの例 |
|---|---|
| しぼる | 大きすぎる問いは、自分で調べられる大きさにする 例:「食品ロスをなくすには?」→「給食の食べ残し」にしぼる |
| たのむ | 「答えは言わないで」と書き、問いとヒントを出してもらう 例:給食の食べ残しの問いを2つと、ヒントを出して。答えは言わないで |
| えらぶ | いちばん知りたい問いを1つえらぶ 例:残りやすいおかずはどれ? |
| 見つける | 図書室の本・くわしい人・自分の目で確かめる 例:給食の先生にたずねる |
「食品ロスをなくすには?」のような大きすぎる問いは、身近なことにしぼります。男の子は給食の食べ残しにしぼって問いを出してもらい、「残りやすいおかずはどれ?」をえらびました。
ヒントを見ただけでは、答えは分かりません。図書室の本で調べたり、くわしい人にたずねたり、自分の目で確かめたりして見つけます。
やってみよう ― 調べ学習の問いを立てる手順
- 調べたいテーマを決め、「答えは言わないで」と書いて、問いとヒントを出してもらいます。
- 大きすぎる問いは身近なことにしぼり、いちばん知りたい問いを1つえらびます。
- 出てきたヒントを手がかりに、図書室の本で調べたり、くわしい人にたずねたり、自分の目で確かめたりして、答えを見つけます。
プロンプトの例(そのまま使ってOK)
小学5年生です。調べ学習のテーマは食品ロスです。自分たちで考える問いと、答えを見つける手がかりを2つずつ出してください。答えは書かないでください。
コピーしたらGeminiにはりつけて使います。使う前に、おうちの人か先生に声をかけてくださいね。
こんなふうに変えてみましょう:「食品ロス」を「地域のお祭り」や「町のごみ」など調べたいテーマに/「2つずつ」を「3つずつ」に。
クイズ ― 調べ学習をGeminiに手伝ってもらうとき、よいのはどれ?
調べ学習をGeminiに手伝ってもらうとき、よいのはどれでしょう。理由も考えてみてください。
- 答えをGeminiに聞いて、そのまま発表にまとめる
- 「答えは言わないで」と頼んで問いとヒントを出してもらい、自分で調べる
- いちばん大きな問いをえらんで、Geminiに全部調べてもらう
答えを見る
2です。問いとヒントをもとに自分で調べると、自分だけの発見ができます。
1と3は、調べることが残りません。調べ学習で大事なのは、自分で見つけることです。
調べ学習をGeminiに手伝ってもらうときに気をつけること
- 人に話を聞きに行くときは、先生やおうちの人に言ってから行きます。
- こわい答えや変な答え、いやな言葉が出てきたら、それ以上は続けずに、近くの大人に画面を見せてください(第11話)。
- Geminiの問いやヒントが合っているとはかぎりません。調べてみて合わないときは、問いを変えてかまいません。
- 調べ学習にGeminiを使ってよいかは、学校や先生によってちがいます。先生に確かめます(第8話)。
Geminiには答えでなく問いとヒントを出してもらい、答えは自分で見つけます。
大きすぎる問いは、身近なことにしぼります。
次の話 → 第35話 アイデアをたくさん出してもらう
参考:小中学生のための Gemini パスポート — 子どもたちが学びに使うプロンプト ライブラリ(Google for Education/2026年4月 第2刷)
https://goo.gle/gemini-student-prompt
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正解のない学びで、「使う側」から「つくる側」へ。
ロボットやゲームを思いどおりに動かすところから始めて、生成AIなどの新しい技術まで学びます。考えたアイデアを企画書にまとめ、発表会で伝えるところまでをくり返しながら、自分で問いを立てて解決する力を育てます。