第27話 専門家の役になってもらって相談する
男の子は、ネコが主人公の物語を作っています。Geminiに作家の役をたのんで、上手に書くコツを3つ教えてもらいました。
この回はGeminiパスポート p.16「専門家になって相談にのってもらおう!」の話です。
読み終わると、専門家の役のアドバイスを、自分の考えで使う方法が分かります。
専門家の役になってもらって相談する話をまんがで読む(全3ページ)
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Geminiパスポートは、専門家になって相談にのってもらうことについてこう言っています
この回で読むのは、小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3)のp.16です。
専門家になって相談にのってもらおう!
小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3) p.16(2026年4月 第2刷)
p.16は、小学生向けの「使い方」の2つめです。プロンプト例では、小学5年生で物語を書いていると伝えたうえで、物語づくりを手伝う役をGeminiにたのみ、上手になるためのアドバイスを求めています。
相談する相手を科学者や歴史の先生に変えたり、絵のかき方や友達づきあいなど、相談の中身を変えたりすることもすすめています。さまざまな専門家のふりをして答えてくれても、いちばん大事なのは自分の考えと気持ちで、「私ならどうする?」と自分の頭で考えるように、と書かれています。
役のアドバイスはヒント。自分ならどうするかを考える
専門家の役のアドバイスは、ヒントです。自分ならどうするかを考えて、使い方を自分で決めます。
まんがの男の子は、作家の役のGeminiにもらったコツを、そのとおりに書けば上手になれると思いました。先生は、Geminiは作家らしく答えてくれるけれど、本物の作家ではないと話しました。
男の子は、読んだ人が笑える話にしたいと先に決めました。そのうえで「主人公の苦手なものを決める」は「ネコは水が苦手」に変えて使い、「泣ける場面を入れる」は、笑える話に合わないので今回は使いませんでした。
役を決めると、その専門家ならどう考えるかという目で答えてくれます。ただ、役になっても、Geminiが本物の専門家になるわけではありません。
専門家の役で相談するときのコツを、表にまとめました。
| コツ | することと、まんがの例 |
|---|---|
| 自分のこと | 学年と、何をしているかを書いてたのむ 例:小学5年生で、ネコの物語を書いています |
| 役 | 相談したい専門家を1つ決める 例:プロの作家、科学者、歴史の先生 |
| 気持ち | アドバイスを使う前に、どうしたいかを決める 例:読んだ人が笑える話にしたい |
| 自分なら | そのまま使わず、自分ならどうするかを考える 例:苦手なもの → ネコは水が苦手 |
| 合わないとき | 使わなくてよい(役になっても、本物の専門家になるわけではない) 例:泣ける場面は、笑える話に合わないので今回は入れない |
| 試す | やってみて、自分に合ったかを確かめる 例:雨の日にあわてる場面を書いてみる |
アドバイスが自分に合わないときは、使わなくてもかまいません。どうするかを決めるのは、Geminiではなく自分です。
やってみよう ― 専門家の役で相談して、自分で決める手順
- 学年と、していることを書いて、相談したい専門家の役をGeminiにたのみます。
- アドバイスを読んだら、どうしたいかを先に決めて、自分ならどう使うかを考えます。
- 自分でやってみて、合わなかったところは、使わないか、自分で変えます。
プロンプトの例(そのまま使ってOK)
小学5年生です。ネコが主人公の、読んだ人が笑える物語を書いています。プロの作家になったつもりで、上手に書くコツを3つ教えてください。
コピーしたらGeminiにはりつけて使います。使う前に、おうちの人か先生に声をかけてくださいね。
こんなふうに変えてみましょう:「プロの作家」を「科学者」や「絵本作家」に/「上手に書くコツ」を「楽しい絵をかくコツ」に/「笑える」を「ドキドキする」に。名前や学校名は書かずに頼みます。
クイズ ― 作家の役のGeminiにコツを教えてもらったあと、よいのはどれ?
作家の役のGeminiに、物語を上手に書くコツを3つ教えてもらったあと、よいのはどれでしょう。理由も考えてみてください。
- プロの作家の役が言ったことなので、3つともそのとおりに書く
- どんな話にしたいかを先に決めて、自分ならどう使うかを考える
- アドバイスどおりの物語を、Geminiに書いてもらう
答えを見る
2です。どんな話にしたいかを決めてから使い方を考えると、アドバイスを自分の物語に生かせます。
1は、役になっても本物の作家になるわけではなく、自分の物語に合うかも分かりません。3は、自分で書いた物語になりません(第8話)。
専門家の役で相談するときに気をつけること
- 病気やけが、法律、いじめ、つらい気持ち、進路、お金のことは、専門家の役のGeminiに相談しないでください。おうちの人や先生、本物の専門家に相談します。
- こわい答えや変な答え、いやな言葉が出てきたら、それ以上は続けずに、近くの大人に画面を見せてください(第11話)。
- 専門家の役のアドバイスにも、まちがいがあります。大事なことは、本や先生にも確かめます(第4話)。
- 名前や学校名、住所は書かずに頼みます(第7話)。
専門家の役のアドバイスは、ヒントです。自分ならどうするかを考えて、使い方を自分で決めます。
どうしたいかを先に決めると、使い方を考えやすくなります。
参考:小中学生のための Gemini パスポート — 子どもたちが学びに使うプロンプト ライブラリ(Google for Education/2026年4月 第2刷)
https://goo.gle/gemini-student-prompt
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ロボットやゲームを思いどおりに動かすところから始めて、生成AIなどの新しい技術まで学びます。考えたアイデアを企画書にまとめ、発表会で伝えるところまでをくり返しながら、自分で問いを立てて解決する力を育てます。