第35話 アイデアをたくさん出してもらう
男の子は、クラスのお楽しみ会の出し物をGeminiに聞きました。出てきた劇は、15分の出し物の時間には長すぎました。
この回はGeminiパスポート p.11の、アイデア出しを手伝ってもらう使い方の話です。
読み終わると、Geminiにアイデアを出してもらうときの頼み方と、出たアイデアの育て方が分かります。
アイデアをたくさん出してもらう話をまんがで読む(全3ページ)
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Geminiパスポートは、アイデア出しについてこう言っています
この回で読むのは、小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3)のp.11です。
新しいアイデアをたくさん見つけよう!
小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3) p.11(2026年4月 第2刷)
p.11は「使い方」の2です。新しいことを思いつくのがむずかしいとき、Geminiがアイデアを考える相手になると書かれています。
いくつもの見方から案を出してもらうことや、決まった条件の中でできる案をさがすことで、使いやすいアイデアが見つかるとしています。例は、小学5年生が夏休みの自由研究で、雲について家族とできる実験の案を聞くものです。
先生とおうちの人に向けては、出てきたアイデアをそのまま使わず、もっと面白くする方法を子ども自身がGeminiとやり取りしながら考えるのを見守り、いっしょに話し合ってほしいと書かれています。
自由研究のテーマは第26話で取り上げたので、この回では、クラスのお楽しみ会の出し物の例で説明します。
決まりを書いてたくさん出してもらい、決めるのは自分たち
アイデア出しでは、決まりを書いてたくさん出してもらい、育てて、決めるのは自分たちです。
まんがの男の子は「お楽しみ会の出し物を教えて」とだけ頼みました。出てきた劇は、15分の出し物の時間には長すぎました。
時間や道具、人数などの決まりを書くと、決まりに合うアイデアが出てきます。いろいろな見方でたくさん出してもらうと、選べるものが増えます。
アイデアを出してもらうときのコツを、表にまとめました。
| コツ | することと、まんがの例 |
|---|---|
| 決まりを書く | 時間・人数・道具などを伝える 例:15分で、30人で、道具を使わずにできる出し物 |
| たくさん出す | 10こくらい、いろいろな種類を出してもらう 例:体を動かすもの・頭を使うもの・みんなで声を出すもの |
| もう一度聞く | 1つ選んで「もっと面白くするには?」と聞く 例:絵しりとりを、もっと面白くするには? |
| 決める | どれにするかは、学級会でみんなと話し合う |
1つ選んだら、「もっと面白くするには?」と聞いて育てます。男の子は10この中から絵しりとりを選び、2チームでつながった数を競うやり方を、学級会に出す前に担任の先生に見せることにしました。
どれにするかは、Geminiに決めてもらいません。学級会で、クラスのみんなと話し合って決めます。
やってみよう ― アイデアをたくさん出してもらう手順
- 時間・道具・人数などの決まりを書いて、アイデアをたくさん出してもらいます。
- 気になるものを1つ選び、「もっと面白くするには?」と聞いて育てます。
- どれにするかは、学級会でクラスのみんなと話し合って決めます。
プロンプトの例(そのまま使ってOK)
小学5年生です。クラスのお楽しみ会で出し物をします。時間は15分で、道具は使わず、30人みんなが参加できるものにしたいです。いろいろな見方から、出し物のアイデアを10こ出してください。
コピーしたらGeminiにはりつけて使います。使う前に、おうちの人か先生に声をかけてくださいね。
こんなふうに変えてみましょう:「お楽しみ会の出し物」を「運動会のクラスの応援」や「学級新聞の名前」に/選んだら「〇〇を、もっと面白くするには?」と続けて聞きます。
クイズ ― お楽しみ会の出し物をGeminiと考えるとき、よいのはどれ?
お楽しみ会の出し物をGeminiと考えるとき、よいのはどれでしょう。理由も考えてみてください。
- 「出し物を教えて」とだけ聞いて、最初に出たものに決める
- 時間や道具の決まりを書いてたくさん出してもらい、学級会でみんなと決める
- どれにするかも、Geminiに決めてもらう
答えを見る
2です。決まりを書くと合うアイデアが出て、みんなで話し合うとクラスに合う出し物が選べます。
1は、決まりに合わないアイデアになりがちです。3は、クラスで決めることをGeminiに任せてしまいます。
アイデアを出してもらうときに気をつけること
- アイデアを聞くときに、クラスの友だちの名前や、学校がわかることは書きません(第7話)。
- こわい答えや変な答え、いやな言葉が出てきたら、それ以上は続けずに、近くの大人に画面を見せてください(第11話)。
- 出てきたアイデアが、安全にできるとはかぎりません。危なくないか、決まりに合うかを、担任の先生と確かめます。火や刃物を使うものや、高いところにのぼるものは、特に気をつけます。
- 学校の活動にGeminiを使ってよいかは、学校や先生によってちがいます。先生に確かめます(第8話)。
決まりを書いてたくさん出してもらい、「もっと面白くするには?」と育てます。
決めるのは、学級会でみんなと話し合ってからです。
次の話 → 第36話 グループ活動をふりかえる
参考:小中学生のための Gemini パスポート — 子どもたちが学びに使うプロンプト ライブラリ(Google for Education/2026年4月 第2刷)
https://goo.gle/gemini-student-prompt
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正解のない学びで、「使う側」から「つくる側」へ。
ロボットやゲームを思いどおりに動かすところから始めて、生成AIなどの新しい技術まで学びます。考えたアイデアを企画書にまとめ、発表会で伝えるところまでをくり返しながら、自分で問いを立てて解決する力を育てます。