第32話 読書感想文を見てもらう(書くのは自分)
男の子は、書いた読書感想文をGeminiに「もっと良くして」と頼みました。すると、上手な文に書き直されて返ってきました。
この回はGeminiパスポート p.34「文章を分析して個別の強みや課題を踏まえたアドバイスをもらう」の話です。
読み終わると、感想文を自分の言葉のまま良くする、Geminiへの頼み方が分かります。
読書感想文を見てもらう話をまんがで読む(全3ページ)
画像を押すと大きく表示され、フリックや左右のボタンで次のページへ進めます。
公開中のまんがをまとめて読む →
AIの話、ここで終わりにしないで。
CodeCampKIDSは、小学生・中学生のためのプログラミング教室です。5分の動画で学んで、10分のミッションで試して、毎回自分だけの作品を作ります。
Geminiパスポートは、文章を見てもらうことについてこう言っています
この回で読むのは、小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3)のp.34です。
文章を分析して個別の強みや課題を踏まえたアドバイスをもらう
小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3) p.34(2026年4月 第2刷)
p.34は、中学生向けの「使い方」の12です。基本の例では、中学1年生が夏休みの読書感想文を見てもらい、良くするための点を3つ、くわしく教えてもらっています。
そのとき「文は自分で作りたいので、書き直した文は出さないで」と頼んでいるのが大事なところです。応用の例では、自分の書き方の課題と、それを乗りこえる手順を聞いたり、心に残った言葉について考えを深める質問を出してもらったりしています。
このページは中学生向けですが、この回では、小学生の読書感想文の例にかえて説明します。
直すところだけ聞いて、書くのは自分
Geminiには直すところだけを教えてもらい、書き直すのは自分の言葉でします。そうすると、自分の感想文のまま良くなります。
まんがの男の子は「もっと良くして」とだけ頼み、Geminiが書き直した上手な文をもらいました。でも、それを出すと、感想がGeminiの言葉になってしまいます。
そこで「書き直さないで」と先に書いて、直すところを3つ教えてもらいました。心に残った場面をくわしく書くことなどを聞き、自分の言葉で書き直しました。
感想文を見てもらうときのコツを、表にまとめました。
| コツ | することと、まんがの例 |
|---|---|
| 確かめる | 宿題に使ってよいかを、先に先生に確かめる |
| 頼み方 | 「書き直さないで」と先に書く 例:文は自分で書きたいので、書き直した文は出さないでください |
| 聞くこと | 直すとよいところを、数をしぼって聞く 例:直すところを3つ教えて |
| 決める | どのアドバイスを使うかは、自分で決める |
| 書く | 直すのは自分の言葉で 例:心に残った場面を、自分でくわしく書く |
| 深める | 心に残った言葉について、考えを深める質問を出してもらう |
宿題にGeminiを使ってよいかは、学校や先生によってちがいます。男の子も、担任の先生に確かめてから使いました。
教えてもらった直すところも、全部が合っているとはかぎりません。どれを使うかは、自分で決めます。
やってみよう ― 読書感想文を見てもらって、自分で直す手順
- 宿題にGeminiを使ってよいかを、担任の先生に確かめます。
- 名前や学校名を消してから感想文を見せ、「書き直さないで、直すところを3つ教えて」と頼みます。
- 使うアドバイスを自分で決めて、自分の言葉で書き直します。
プロンプトの例(そのまま使ってOK)
小学5年生です。読書感想文を夏休みに書きました。良くするために直すとよいところを、3つ教えてください。文は自分で書きたいので、書き直した文は出さないでください。
コピーしたらGeminiにはりつけて使います。使う前に、おうちの人か先生に声をかけてくださいね。
こんなふうに変えてみましょう:「3つ」を「2つ」に/「直すとよいところ」を「心に残った言葉について、考えを深める質問」に。感想文の中の名前や学校名は、消してから見せます。
クイズ ― Geminiに読書感想文を見てもらうとき、よいのはどれ?
Geminiに読書感想文を見てもらうとき、よいのはどれでしょう。理由も考えてみてください。
- 「もっと良くして」と頼み、書き直された文をそのまま出す
- 「書き直さないで」と書いて直すところを聞き、自分の言葉で書き直す
- 感想を書く前に、Geminiに感想文を全部書いてもらう
答えを見る
2です。直すところだけ教えてもらって自分で書き直すと、自分の感想文のまま良くなります。
1と3は、Geminiの文を出すことになり、自分の感想文ではなくなります(第8話)。
読書感想文を見てもらうときに気をつけること
- 読書感想文などの宿題にGeminiを使ってよいか、どこまで使ってよいかは、学校や先生によってちがいます。使う前に担任の先生に確かめます(第8話)。
- こわい答えや変な答え、いやな言葉が出てきたら、それ以上は続けずに、近くの大人に画面を見せてください(第11話)。
- 頼んでも、書き直した文が出てくることがあります。そのときも写さずに、直すところだけを使い、書き直すのは自分です。
- 感想文に自分や家族、友だちの名前、学校名が入っていたら、消してから見せます(第7話)。
Geminiには直すところだけ教えてもらい、書き直すのは自分の言葉でします。
宿題に使ってよいかは、先に先生に確かめます。
次の話 → 第33話 作文の推敲を手伝ってもらう
参考:小中学生のための Gemini パスポート — 子どもたちが学びに使うプロンプト ライブラリ(Google for Education/2026年4月 第2刷)
https://goo.gle/gemini-student-prompt
このサイトはGoogleの公式サイトではありません。
正解のない学びで、「使う側」から「つくる側」へ。
ロボットやゲームを思いどおりに動かすところから始めて、生成AIなどの新しい技術まで学びます。考えたアイデアを企画書にまとめ、発表会で伝えるところまでをくり返しながら、自分で問いを立てて解決する力を育てます。