第24話 苦手なところを、わかるまで聞く
苦手な理科の電気について、Geminiに「直列つなぎって何?」と聞きました。説明を読んでも、よく分かりませんでした。
この回はGeminiパスポート p.17「苦手なことや、わからないことを聞いてみよう!」の話です。
読み終わると、分からないところをしぼって、分かるまで聞き直す方法が分かります。
苦手なところを、わかるまで聞く話をまんがで読む(全3ページ)
画像を押すと大きく表示され、フリックや左右のボタンで次のページへ進めます。
公開中のまんがをまとめて読む →
AIの話、ここで終わりにしないで。
CodeCampKIDSは、小学生・中学生のためのプログラミング教室です。5分の動画で学んで、10分のミッションで試して、毎回自分だけの作品を作ります。
Geminiパスポートは、苦手なことの聞き方についてこう言っています
この回で読むのは、小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3)のp.17です。
苦手なことや、わからないことを聞いてみよう!
小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3) p.17(2026年4月 第2刷)
p.17は、小学生向けの「使い方」の3つめです。プロンプト例では、小学生で割合の計算が苦手だと伝えて、やり方を面白く分かるように説明してほしいと頼んでいます。
教科やテーマ、問題のレベル、身近な例を使うなどの説明のしかたを変えることもすすめています。教えてもらったことはすぐに信じず、教科書や大人に確かめること、とくにテストの答えのような大切なことは自分で確かめることがルールだとしています。
分かった所を先に書き、分からない所を1つにしぼって聞く
苦手なところを聞くときは、分かった所を先に書き、分からない所を1つにしぼって聞きます。「全部分からない」と思っても、分けてみると、分かっている所が見つかります。
まんがの男の子は、直列つなぎの説明を読んでも分かりませんでした。先生といっしょに分けてみると、つなぎ方は分かっていて、なぜ豆電球が明るくなるのかだけが分かっていませんでした。
そこで、分かった所と分からない所を書いて、身近な例で説明してもらいました。電気の流れが強くなるという説明とすべり台のたとえで分かったあと、教科書でも確かめました。
わかるまで聞くときの書き方を、表にまとめました。
| コツ | 書くことと、まんがの例 |
|---|---|
| 分かった所 | 先に書くと、そこから続けて説明してくれる 例:「つなぎ方は分かりました」 |
| 分からない所 | 1つにしぼって、そのまま書く 例:「なぜ明るくなるのかが分かりません」 |
| 例を変える | 「身近な例で」「ほかの例で」と頼む 例:すべり台のたとえで説明してもらう |
| レベル | 「もっとかんたんに」「もう少しくわしく」と頼む |
| 確かめる | 自分の言葉で言ってみて、教科書や先生にも確かめる テストの答えや大事なことは、とくにていねいに |
1回で分からなくても、だいじょうぶです。例を変えたり、もっとかんたんにしてもらったりして、何回でも聞き直せます。
やってみよう ― 苦手なところを、わかるまで聞く手順
- 学年と、苦手な教科やテーマを書いて聞きます。説明を読んだら、分かった所と分からない所に分けます。
- 「〜は分かりました。〜が分かりません」と書いて、分からない所を1つにしぼって聞き直します。
- まだ分からなければ、例を変えたりかんたんにしてもらったりして、何回でも聞きます。分かったら、自分の言葉で言ってみて、教科書でも確かめます。
プロンプトの例(そのまま使ってOK)
小学4年生です。理科の電気が苦手です。乾電池の直列つなぎのつなぎ方は分かりました。でも、なぜ豆電球が明るくなるのかが分かりません。身近な例を使って教えてください。
コピーしたらGeminiにはりつけて使います。使う前に、おうちの人か先生に声をかけてくださいね。
こんなふうに変えてみましょう:「理科の電気」を「国語の漢字」や「割合の計算」に/「身近な例を使って」を「もっとかんたんに」や「ほかの例で」に変える。分からない所は1つにしぼります。
クイズ ― わかるまで聞くときの、よい聞き方は、どれ?
Geminiの説明を読んでもよく分からなかったとき、次の聞き方でよいのはどれでしょう。理由も考えてみてください。
- 「全部分かりません」とだけ書く
- 「つなぎ方は分かりました。なぜ明るくなるのかが分かりません」と書く
- 同じ質問を、同じ言葉のまま何回もくり返す
答えを見る
2です。分かった所と分からない所を書くと、分からない所にしぼって説明してもらえます。
1は、どこを説明すればよいか伝わりません。3は、同じ説明がまた返ってきやすくなります。
苦手なところを聞くときに気をつけること
- Geminiの説明やたとえにも、まちがいが混ざることがあります。テストの答えや大事なことは、教科書や先生で必ず確かめます(第4話)。
- こわい答えや変な答え、いやな言葉が出てきたら、それ以上は続けずに、近くの大人に画面を見せてください(第11話)。
- たとえは、似ている所があるだけで、全部が同じではありません。分かったら、たとえを使わずに自分の言葉で言ってみます(第19話)。
- 名前や学校名は書かずに聞きます(第7話)。
苦手なところは、分かった所を先に書き、分からない所を1つにしぼって聞きます。
分からなければ例を変えて何回でも聞き、分かったら教科書でも確かめます。
次の話 → 第25話 わかったかどうか、テストを作ってもらう
参考:小中学生のための Gemini パスポート — 子どもたちが学びに使うプロンプト ライブラリ(Google for Education/2026年4月 第2刷)
https://goo.gle/gemini-student-prompt
このサイトはGoogleの公式サイトではありません。
正解のない学びで、「使う側」から「つくる側」へ。
ロボットやゲームを思いどおりに動かすところから始めて、生成AIなどの新しい技術まで学びます。考えたアイデアを企画書にまとめ、発表会で伝えるところまでをくり返しながら、自分で問いを立てて解決する力を育てます。