第9話 人が作ったものを大切に
学級新聞に人気アニメのキャラクターをのせたいとき、AIにかいてもらえばよいのでしょうか。
この回はGeminiパスポート p.5「人の作品を大切にしよう!(著作権・知的財産権)」の話です。
読み終わると、AIに作らせてはいけないものと、AIで作ったものを使うときの決まりが分かります。
人の作品の話をまんがで読む(全3ページ)
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AIの話、ここで終わりにしないで。
CodeCampKIDSは、小学生・中学生のためのプログラミング教室です。5分の動画で学んで、10分のミッションで試して、毎回自分だけの作品を作ります。
Geminiパスポートは、人の作品についてこう言っています
この回で読むのは、小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3)のp.5です。
人の作品を大切にしよう!(著作権・知的財産権)
小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3) p.5(2026年4月 第2刷)
p.5は、Geminiがネットの文章や絵をたくさん学んで、新しい絵や文を作ると説明しています。そのため、できたものがだれかの作品とよく似てしまうこともあり、そのときは作者の権利(著作権)を守らなければならないとしています。また、Geminiの出した絵や文を自分の作品だと言って見せたり、売ってお金にしたりしてはいけないとしています。使うときは、Geminiで作ったことを伝えるようにすすめています。
人の作品を大切にするということ
キャラクターや絵、文章、音楽は、作った人の大切な作品です。作った人には、その作品を守る権利(著作権)があります。
ほかの人が作ったキャラクターをAIにかかせると、元の作品にそっくりな絵ができます。AIがかいたものでも、形や色を少し変えても、人の作品をまねしたことになります。ほかの人のキャラクターは、AIにかかせないようにしましょう。
有名な人でも、友だちや家族でも、本物の人の似顔絵や、本物そっくりの写真のような絵は、AIに作らせないようにします。自分の顔を、知らないうちに絵にされて使われたら、いやですよね。その人が本当はしていないことをしている絵まで作られてしまうこともあります。
AIを使うなら、自分たちで考えたキャラクターや場面を作ってもらいましょう。ただし、自分たちで考えたものでも安心はできません。AIはたくさんの絵を学んで新しい絵を作るので、たのんでいなくても、できた絵がだれかのキャラクターに似てしまうことがあります。できた絵が知っているキャラクターに似ていないかを見て、学校で使うものは先生にも見てもらいましょう。似ていたら使わずに作り直し、使うときは「AIで作った」と書いておきます。
やってみよう ― AIといっしょにキャラクターを作る手順
- 作りたいものが、だれかの作品や本物の人に似ていないかを確かめます
- 自分たちで考えたキャラクターや場面を、言葉でくわしく説明して、たのみます
- できた絵が、知っているキャラクターに似ていないかを見ます。似ていたら使わずに、作り直します
- 使うときは「AIで作った」と書きます。学校で配るものは、先生にも見てもらいます
プロンプトの例(そのまま使ってOK)
わたしは小学5年生です。学級新聞にのせる、オリジナルのキャラクターを考えています。
青いぼうしをかぶったカエルで、名前はケロすけです。
絵にするときのアイデアを3つ、言葉で教えてください。
コピーしたらGeminiにはりつけて使います。使う前に、おうちの人か先生に声をかけてくださいね。
こんなふうに変えてみましょう:「カエル」を「ねこ」や「ロボット」に/「ケロすけ」を好きな名前に
クイズ ― 学級新聞に使ってよいのはどれ?
次の3つのうち、学級新聞に使ってよいのはどれでしょう。理由も言ってみましょう。
- AIに人気アニメのキャラクターをかいてもらった絵
- AIにかいてもらった有名な人の似顔絵
- 自分たちで考えたキャラクターをAIにかいてもらい、「AIで作った」と書いた絵
答えを見る
3です。1は、人気アニメのキャラクターを考えた人の作品をまねしています。2は、本物の人の顔を、本人が知らないうちに絵にしています。3は、自分たちで考えたものを作ってもらい、AIで作ったことも書いています。ただし、自分たちで考えたキャラクターでも、AIの絵がだれかの作品に似てしまうことがあります。配る前に、似ていないかを先生にも見てもらいましょう。
AIで絵や文を作るときに気をつけること
- ほかの人が作ったキャラクターや本物の人の顔は、AIに作らせません。
- 自分たちで考えたキャラクターでも、AIの絵がだれかの作品に似てしまうことがあります。似ていたら使いません
- AIで作った絵や文を使うときは、「AIで作った」と書きます
- AIで作ったものを売って、お金をかせいではいけません
- こわい答えや変な答えが出てきたら、そのまま続けずに、すぐに大人に知らせましょう
- この回は読むだけでも分かります。実際にGeminiを使うときは、おうちの人や先生に聞いてからにしましょう
ほかの人の作品や顔は、その人の大切なものです。
AIで作るのは自分たちで考えたものにして、だれかの作品に似ていないかを確かめ、使うときは「AIで作った」と伝えましょう。
次の話 → 第10話 困ったときの相談のしかた
参考:小中学生のための Gemini パスポート — 子どもたちが学びに使うプロンプト ライブラリ(Google for Education/2026年4月 第2刷)
https://goo.gle/gemini-student-prompt
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正解のない学びで、「使う側」から「つくる側」へ。
ロボットやゲームを思いどおりに動かすところから始めて、生成AIなどの新しい技術まで学びます。考えたアイデアを企画書にまとめ、発表会で伝えるところまでをくり返しながら、自分で問いを立てて解決する力を育てます。