第25話 わかったかどうか、テストを作ってもらう
分数のたし算が分かったかどうか、Geminiにテストを作ってもらいました。ところが、問題といっしょに答えまで出てきてしまいました。
この回はGeminiパスポート p.32「授業後の理解度テスト出題や、わかるまでのサポートを依頼する」の話です。
読み終わると、答えを先に見ずに、自分の力を確かめるテストの頼み方が分かります。
わかったかどうか、テストを作ってもらう話をまんがで読む(全3ページ)
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Geminiパスポートは、理解度テストの頼み方についてこう言っています
この回で読むのは、小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3)のp.32です。
授業後の理解度テスト出題や、わかるまでのサポートを依頼する
小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3) p.32(2026年4月 第2刷)
p.32は中学生向けの使い方の10番めです。分からない問題を分かりやすく解説してもらい、似た問題を3つ、答えと解説つきで作ってもらう頼み方が、中学3年生の数学の例でのっています。
身につくまで問題を出し続けてもらい、答えたら正しいかどうかと解説を伝えてもらう、前の結果で次の問題のむずかしさを変えてもらう、自分が答えるまで次を出さないでもらう、という頼み方も紹介されています。この回では、例を小学5年生の分数のたし算にかえて説明します。
答えはあとで。1問ずつ解いて、答え合わせをしてもらう
分かったかどうかを確かめるテストは、答えをあとで出してもらい、1問ずつ自分で解いてから答え合わせをしてもらいます。答えがいっしょに出ると、見えてしまって、自分の力が確かめられません。
まんがの男の子は、「分数のたし算のテストを3問作って」とだけ頼んだので、答えまでいっしょに出てきてしまいました。
新しい問題を1問ずつ出してもらうと、2問目で分子どうし・分母どうしをたしてしまいました。どこでまちがえたのかを聞くと、分母をそろえていなかったと教えてもらえました。
テストを作ってもらうときの頼み方を、表にまとめました。
| 頼み方 | 書くことと、まんがの例 |
|---|---|
| 答えはあとで | 「私が答えるまで、答えは出さないでください」と書く 例:問題だけを見て、自分で解ける |
| 1問ずつ | 「1問ずつ出して、答えたら合っているか教えてください」と書く 例:1/3+1/4を解いてから答え合わせ |
| まちがえたら | 「どこでまちがえたのか教えてください」と聞く 例:分子どうし・分母どうしをたして、2/7にしていた |
| 次の問題 | 「前の結果に合わせて、次のむずかしさを変えてください」と書く |
| 確かめる | Geminiの説明が教科書と同じか比べる。答え合わせが正しいか心配なときは先生にも聞く |
Geminiの答え合わせにも、まちがいが混ざることがあります。男の子は、Geminiの説明が教科書と同じかどうかも確かめました。
やってみよう ― テストを作ってもらって、わかったかどうか確かめる手順
- 学年と、確かめたい単元を書きます。「1問ずつ出して、私が答えるまで答えは出さないでください」とつけ加えます。
- 出てきた問題を、ノートに自分で解いてから答えを書きます。合っているかどうかと、まちがえたときはどこでまちがえたのかを教えてもらいます。
- 何問か続けたら、答え合わせが正しいかを教科書や先生にも確かめます。
プロンプトの例(そのまま使ってOK)
小学5年生です。分数のたし算が分かったかどうか確かめたいです。問題を1問ずつ出してください。私が答えるまで、答えは出さないでください。答えたら、合っているかどうかと、まちがえたときはどこでまちがえたのかを教えてください。
コピーしたらGeminiにはりつけて使います。使う前に、おうちの人か先生に声をかけてくださいね。
こんなふうに変えてみましょう:「分数のたし算」を「漢字の読み」や「都道府県」に/「前の結果に合わせて、次のむずかしさを変えてください」を足す。名前や学校名は書かずに頼みます。
クイズ ― テストを作ってもらうときの、よい頼み方は、どれ?
分かったかどうかを確かめるテストをGeminiに作ってもらうとき、よい頼み方はどれでしょう。理由も考えてみてください。
- 「テストを3問作って」とだけ書く
- 「1問ずつ出して、私が答えるまで答えは出さないで」と書く
- 「答えと解説を先に全部見せて」と書く
答えを見る
2です。答えがあとで出るので、自分で解いてから、合っているかを確かめられます。
1と3は、答えが問題といっしょに見えてしまい、自分の力を確かめるテストになりません。
テストを作ってもらうときに気をつけること
- Geminiの問題や答え合わせにも、まちがいが混ざることがあります。教科書や先生でも確かめます(第4話)。
- こわい答えや変な答え、いやな言葉が出てきたら、それ以上は続けずに、近くの大人に画面を見せてください(第11話)。
- 学校のテストや宿題の答えを聞くために使ってよいかは、先生の決まりを先に確かめます(第8話)。
- 名前や学校名は書かずに頼みます(第7話)。
テストを作ってもらうときは、答えをあとで出してもらい、1問ずつ自分で解きます。
まちがえたらどこでまちがえたかを聞き、答え合わせは教科書や先生でも確かめます。
次の話 → 第26話 自由研究や調べ学習のヒントをもらう
参考:小中学生のための Gemini パスポート — 子どもたちが学びに使うプロンプト ライブラリ(Google for Education/2026年4月 第2刷)
https://goo.gle/gemini-student-prompt
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正解のない学びで、「使う側」から「つくる側」へ。
ロボットやゲームを思いどおりに動かすところから始めて、生成AIなどの新しい技術まで学びます。考えたアイデアを企画書にまとめ、発表会で伝えるところまでをくり返しながら、自分で問いを立てて解決する力を育てます。