第31話 ロールプレイで歴史上の人物と話す
男の子は、社会の発表のために、Geminiに織田信長の役をたのみました。返ってきた答えを、信長の言葉として発表に使おうとしました。
この回はGeminiパスポート p.33「ロールプレイの相手を依頼し学習を深める」の話です。
読み終わると、役になってもらった答えの使い方と、事実のたしかめ方が分かります。
ロールプレイで歴史上の人物と話す話をまんがで読む(全3ページ)
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Geminiパスポートは、ロールプレイで学ぶことについてこう言っています
この回で読むのは、小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3)のp.33です。
ロールプレイの相手を依頼し学習を深める
小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3) p.33(2026年4月 第2刷)
p.33は、中学生向けの「使い方」の11です。基本の例では、空港の入国審査官になってもらい、旅行者として英語で受け答えする練習を、自分のペースで何度もできると書かれています。
応用の例では、織田信長になってもらい、ある出来事についての考えを対話の形で話し合います。生成AIならではの学び方で、教科書の学びに加えて、いろいろな立場から考える力を育てる、と書かれています。
マイクのアイコンを使えば、声でも入力できます。
このページは中学生向けですが、この回では、小学6年生の社会で学ぶ楽市・楽座の例にかえて説明します。
役の答えは調べるヒント。事実は教科書や資料集でたしかめる
役になってもらった答えは、Geminiが考えたもので、本人の言葉ではありません。何を調べるかを見つけるヒントにして、事実は教科書や資料集でたしかめます。
まんがの男の子は、信長になりきったGeminiの答えを、信長の言葉として発表に使おうとしました。先生は、Geminiが信長になりきって考えた答えで、中身もまちがうことがあると話しました。
男の子は、答えにあった「城下町をにぎやかにしたかった」をヒントに、城下町がどうなったかを教科書と資料集で調べました。調べて合っていると分かったことを、発表に書くことにしました。
歴史上の人物と話すときのコツを、表にまとめました。
| コツ | することと、まんがの例 |
|---|---|
| 役と場面 | なってほしい人と、聞きたいことを書く 例:あなたは織田信長です。楽市・楽座のことを話して |
| 知っておく | 答えはGeminiが考えたもので、本人の言葉ではない。中身がまちがうこともある |
| 見つける | 答えの中から、本当か調べたいことを見つける 例:城下町は、本当ににぎわったのか |
| たしかめる | 事実は教科書や資料集で調べる 例:楽市・楽座で、城下町がにぎわった |
| 書き方 | 発表には調べて分かったことを書く。「信長がこう言った」とは書かない |
| ほかの使い方 | 英語で、空港の受付などの場面を練習することもできる(第30話) |
その人らしい話し方の答えは、本当にその人が言ったように見えます。発表やレポートでは「〜と言った」と書かず、教科書や資料集で調べたことを書きます。
やってみよう ― 歴史上の人物になってもらって、学びを深める手順
- なってほしい人と、聞きたいことを書いて、話の相手をたのみます。
- 答えを読んで、本当か調べたいことを見つけます。
- 事実は教科書や資料集でたしかめ、発表には調べて分かったことを書きます。
プロンプトの例(そのまま使ってOK)
あなたは織田信長です。わたしは小学6年生です。楽市・楽座をしたわけを、小学生に分かる言葉で話してください。わたしの質問にも答えてください。
コピーしたらGeminiにはりつけて使います。使う前に、おうちの人か先生に声をかけてくださいね。
こんなふうに変えてみましょう:「織田信長」を「杉田玄白」や「伊能忠敬」に/「楽市・楽座」を、その人がしたことに。名前や学校名は書かずに頼みます。
クイズ ― 信長になりきったGeminiの答えを、発表でどう使う?
信長になりきったGeminiの答えを、社会の発表でどう使うとよいでしょう。理由も考えてみてください。
- 「信長はこう言いました」と、答えをそのまま発表する
- 答えの中から調べることを見つけ、教科書や資料集でたしかめて発表する
- 信長らしい話し方なので、本当の話だと考えて、調べずに発表する
答えを見る
2です。役の答えはGeminiが考えたもので、まちがうこともあるので、調べるヒントにして、事実は教科書や資料集でたしかめます。
1と3は、本人が言っていないことを、本人の言葉や事実として伝えてしまいます。
歴史上の人物になってもらうときに気をつけること
- なりきった答えは、本人が言った言葉ではありません。発表やレポートに「〜と言った」と書かず、事実は教科書や資料集でたしかめます(第4話)。
- 戦いなどのこわい話や、変な答え、いやな言葉が出てきたら、それ以上は続けずに、近くの大人に画面を見せてください(第11話)。
- 病気やけが、法律、いじめ、つらい気持ち、進路、お金のことは、役になったGeminiに相談しないでください。おうちの人や先生に相談します(第27話)。
- マイクで声を入れるときは、近くの人の声まで入ることがあります。静かな所で使い、送る前に入った文を見ます(第30話)。
役になってもらった答えは、Geminiが考えた答えです。調べるヒントにして、事実は教科書や資料集でたしかめます。
発表には、調べて分かったことを書きます。
参考:小中学生のための Gemini パスポート — 子どもたちが学びに使うプロンプト ライブラリ(Google for Education/2026年4月 第2刷)
https://goo.gle/gemini-student-prompt
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正解のない学びで、「使う側」から「つくる側」へ。
ロボットやゲームを思いどおりに動かすところから始めて、生成AIなどの新しい技術まで学びます。考えたアイデアを企画書にまとめ、発表会で伝えるところまでをくり返しながら、自分で問いを立てて解決する力を育てます。