第19話 むずかしいことをやさしく説明してもらう

教科書の「蒸散」という言葉が分からなくてGeminiに聞いたら、もっとむずかしい言葉で返ってきました。どう頼めば、やさしく説明してもらえるのでしょうか。
この回はGeminiパスポート p.12「難しいことを分かりやすく教えてもらおう!」の話です。
読み終わると、やさしく説明してもらうコツと、分かったかどうかの確かめ方が分かります。

前の話:第18話「答えが変だったときの直し方」
この回の読み方:この回だけでも、Geminiを使わなくても、まんがと記事で分かります。Geminiを使うときは、おうちの人や先生がいるところで使ってください。

むずかしいことをやさしく説明してもらう話をまんがで読む(全3ページ)

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漫画でわかるGeminiパスポート 第19話 1ページ目。男の子が、蒸散の意味が分からないのでGeminiに聞こうとする。「蒸散とは」と入力すると、植物体内の水分が気孔を通じて水蒸気として大気中に放出される現象です、というむずかしい返事が出る。男の子は言葉がむずかしくて分からないと困り、女の子はわたしも気孔って知らないなと言う。男の子が、ぼくにはまだ早いのかなとしょんぼりし、たぬきの先生が、早くないよ、分かる言葉で説明してと頼めばいいと話す
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漫画でわかるGeminiパスポート 第19話 2ページ目。先生が、学年を書いて、分かる所も書いて、たとえも頼んでみようと話す。男の子がたとえで説明してもらえるのかとおどろき、先生は、たとえは似ていてもちがう所があると答える。図解「やさしく説明してもらうコツ」(学年を書く・分かる所を書く・たとえを頼む)。男の子が分かったかはどうやって確かめたらいいのかとたずね、先生が自分の言葉で言い直してみてと答える
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漫画でわかるGeminiパスポート 第19話 3ページ目。そのあと、男の子が6年生って書いて、分かる所も書いて、たとえも頼んでみたと話す。女の子がどんなたとえかとたずね、男の子は汗に少し似ていると答える。根から吸った水はくきを通って葉まで運ばれ、葉の小さなあな(気孔)から水が水蒸気になって出ていき、汗に少し似ているが水蒸気は目に見えないというGeminiの返事の画面。男の子が、根の水が水蒸気になって葉から出るんだと自分の言葉で言い直す。先生が、言い直せたね、説明が正しいかは教科書でも確かめようと話す
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Geminiパスポートは、むずかしいことのやさしい説明についてこう言っています

この回で読むのは、小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3)のp.12です。

Gemini は、むずかしいことを、わかりやすい言葉で、やさしく説明してくれます。

小中学生のための Gemini パスポート(小4〜中3) p.12(2026年4月 第2刷)

p.12は、中学生向けの「使い方」の3つめです。学校や読書で知らない言葉が出てきたときに、Geminiにかみくだいて教えてもらう使い方がのっています。

プロンプト例では、中学2年生であることと、授業で習ったことを書いたうえで、中学生にも分かるように、例を交えて説明してほしいと頼んでいます。先生・保護者の方へのページでは、子どもと同じ画面をのぞきながら、教わった中身を話題にして語り合うことがすすめられています。

分かる所と学年を書いて、自分の言葉で確かめる

むずかしい言葉をやさしく説明してもらうには、学年と、分かっている所を書いて頼みます。言葉だけで聞くと、むずかしい言葉のまま説明が返ってくることがあります。

まんがの男の子は、はじめに「蒸散とは」とだけ聞いたので、「気孔」「大気中に放出」のようなむずかしい言葉で返ってきました。そこで、小学6年生であることと、根から水を吸うのは分かることを書き、たとえも頼み直しました。

やさしく説明してもらうコツを、表にまとめました。

コツ 書くことと、まんがの例
学年 だれ向けの説明がほしいか
例:小学6年生です
分かる所 どこまで分かっていて、どこから分からないか
例:根から水を吸うのは分かりますが、蒸散が分かりません
たとえ 身近なものにたとえてもらう
例:身近なものにたとえて説明してください
言い直し 説明を自分の言葉で言い直して、分かったかを確かめる
例:家の人に、蒸散を自分の言葉で説明してみる

たとえは、似ている所だけを使った説明です。まんがの「葉っぱが汗をかく」というたとえも、全部が同じわけではありません。

たとえを聞いたら、どこが似ていて、どこがちがうのかも考えてみます。

比べる 汗と蒸散
似ている所 体の中の水が、外へ出ていく
ちがう所 汗は、水のまま肌から出る
蒸散は、水が水蒸気になって、葉の小さなあな(気孔)から出ていく

分かったかどうかは、自分の言葉で言い直してみると確かめられます。言い直せない所があれば、その所をもう一度聞きます(第17話)。

やさしい説明にもまちがいが混ざることがあるので、教科書でも確かめます(第4話)。

やってみよう ― むずかしい言葉をやさしく説明してもらう手順

  1. 教科書などで分からない言葉を見つけたら、どこまでは分かっているかを考えます。
  2. 学年と、分かっている所と、分からない言葉を書いて頼みます。「身近なものにたとえて」と足してもかまいません。
  3. 説明を自分の言葉で言い直して、教科書でも確かめます。言い直せない所は、もう一度聞くか、大人に聞きます。

プロンプトの例(そのまま使ってOK)

小学6年生です。根から水を吸うことは分かりますが、教科書の「蒸散」の意味が分かりません。身近なものにたとえて、やさしく説明してください。

コピーしたらGeminiにはりつけて使います。使う前に、おうちの人か先生に声をかけてくださいね。

こんなふうに変えてみましょう:「蒸散」を「光合成」や「てこ」に/「小学6年生」を自分の学年に。名前や学校名は書かずに聞きます。

クイズ ― 分かったかどうかを確かめる方法は、どれ?

Geminiにやさしく説明してもらったあと、分かったかどうかを確かめる方法として、よいのはどれでしょう。理由も考えてみてください。

  1. やさしい説明を読んだら、それで分かったことにする
  2. 自分の言葉で言い直してみて、教科書でも確かめる
  3. たとえが全部正しいと思って、そのまま覚える
答えを見る

2です。自分の言葉で言い直すと、分かった所と分からない所がはっきりします。

教科書でも確かめているので安心です。

1は、本当に分かったかどうかが分かりません。3は、たとえは似ている所だけなので、ちがう所まで同じだと覚えてしまうことがあります。

やさしく説明してもらうときに気をつけること

  • やさしい説明でも、まちがいが混ざることがあります。教科書や本で確かめます(第4話)。
  • こわい答えや変な答え、いやな言葉が出てきたら、それ以上は続けずに、近くの大人に画面を見せてください。
  • 学年は書いてかまいませんが、名前や学校名、住所は書きません(第7話)。
  • 宿題の答えをまるごと作ってもらうのではなく、分からない言葉の意味を知るのに使います(第8話)。
今回のポイント

むずかしい言葉は、学年と分かっている所を書いて、やさしく説明してもらいます。
たとえは似ている所だけなので、自分の言葉で言い直して、教科書でも確かめます。

参考:小中学生のための Gemini パスポート — 子どもたちが学びに使うプロンプト ライブラリ(Google for Education/2026年4月 第2刷)
https://goo.gle/gemini-student-prompt

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