株式会社オロは2026年4月21日、クラウドERP「ZAC」向けのAI機能第一弾として「AI日報補完機能」を、2026年5月(予定)に提供開始すると発表しました。
ZAC「AI日報補完機能」の開発背景と仕組み
知的サービス業のプロジェクト別収支管理では、社員が日々入力する工数データが、分析や予測の基礎となります。適切な案件コードの検索・選択や、時間配分といった作業は現場社員にとって負担が大きく、入力遅延や記憶に頼った不正確なデータ登録が課題となっていました。
オロはこの課題に対し、入力の手間を減らすだけではなく、「判断そのもの」を支援することがデータ精度向上につながると考えています。ZAC上の日報作成画面でカレンダーの予定情報を引用する際に、LLMが「予定名」から適切な案件・作業内容を解析し、過去の日報傾向も踏まえて、精度の高い候補を提示する設計です。
AI日報補完機能における3つの特徴
本機能では、単なるキーワード一致検索ではなく、ユーザーごとの入力履歴や案件の担当状況を踏まえた文脈推論を採用しています。たとえば「A社定例」という予定名から、過去のパターンに基づき、「A社基幹システム構築案件」の「要件定義工程」を候補として提示するなど、実務に即した推論が行われます。
- 文脈推論による案件・作業内容の提案
- Googleカレンダー連携にも対応
- 「入力」から「確認」への操作転換
- 社内の一部部門の検証で約40〜60%削減
Googleカレンダーから引用した内容でも利用できるため、ZACの「予定表」機能を日常的に使っていない場合でも、既存ツールを変更せずに活用できます。社員は「検索して入力する」のではなく、「AIの提案を確認する」ことを中心に日報を進められるようになり、個人の記憶に依存しない原価データの蓄積を支援します。
AI日報補完機能の概要と検証結果
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 機能名 | AI日報補完機能 |
| 提供開始 | 2026年5月(予定) |
| 対象サービス | クラウドERP「ZAC」 |
| 利用条件 | ZAC契約+勤怠ライセンス |
| 提供形態 | オプション機能 |
| 操作時間削減 | 約40〜60%(社内実測値) |
| 対応企業 | 累計1,100社超が導入 |
trends編集部の一言
日報入力の手間が、原価管理データの精度を左右するという指摘は、自分自身の業務でも実感のある課題でした。施策の振り返りやレポーティングで「あの作業はどの案件に紐づいていたか」と記憶をたどる場面は少なくなく、カレンダー予定から案件コードを推測してくれる仕組みは有用だと感じます。
特にGoogleカレンダー連携が可能な点は、社内で複数のスケジューラーを併用しているチームにとって、導入ハードルを下げる要素になりそうです。AI活用を単発の機能追加ではなく、継続的なプロジェクトとして位置づけている点も含めて、ERPの日常的な使い勝手がどう変わるのか注目しています。
References
- ^ PR TIMES. 「クラウドERP「ZAC」、AI機能の第一弾「AI日報補完機能」を2026年5月より提供開始予定 | 株式会社オロのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000323.000075257.html, (参照 26-04-21).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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