KDDIアイレット株式会社は2026年4月20日、キャリア採用の一次選考に、対話型AI面接サービス「SHaiN」を本格導入すると発表しました。
KDDIアイレットがAI面接「SHaiN」を一次選考に採用した背景
IT人材の需要が高まり続ける中、KDDIアイレットでは従来の一次面接で「面接官ごとの評価のばらつき」や「日程調整に伴う双方の工数負担」、候補者の時間的・地理的制約といった課題を抱えていました。優秀なエンジニアやIT人材の採用機会を最大化しつつ、候補者一人ひとりに対して、より公平で負担の少ない選考体験を提供するため、AI面接の導入を決定した形です。
採用されたサービス「SHaiN」は、株式会社タレントアンドアセスメントが提供する対話型AI面接サービスで、単なる録画面接ツールではなく、対話型AIが面接官として機能します。東京大学大学院との共同研究によって開発されたAIを基盤としており、EU AI規制法(AI Act)への準拠を表明するなど、公正性と信頼性の確保を重視している点が特徴です。
AI面接で重視した3つの特長
KDDIアイレットが導入したAI面接では、従来の選考で課題となっていた評価基準のばらつきや、候補者の負担に対応する機能が盛り込まれています。同社はAIインテグレーターとして、自社の採用領域にもAIを積極活用する姿勢を打ち出しており、主な特長は次の3点です。
- 統一基準による客観的な評価
- カルチャーフィットや活躍予測のデータ化
- 24時間365日受験可能な環境提供
なお、KDDIアイレットではAIが選考の合否を決定することは一切なく、AI分析結果は候補者の強みや個性を、多角的に把握するための参考情報として活用されています。採用担当者が提出映像を直接確認し、価値観やポテンシャルを総合的に判断する運用方針を明示しました。
KDDIアイレットのAI面接導入の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 導入企業 | KDDIアイレット株式会社 |
| 対象 | キャリア採用の一次選考 |
| 導入サービス | 対話型AI面接「SHaiN」 |
| 提供元 | 株式会社タレントアンドアセスメント |
| 本格導入日 | 2026年4月20日 |
| 試験運用開始 | 2025年11月 |
| 選考期間短縮 | 従来比で約5日の短縮 |
trends編集部の一言
採用プロセスにAI面接を組み込む事例は増えつつありますが、自社がAIインテグレーターであることを踏まえ、「自ら使い倒す」姿勢を見せている点に説得力があります。試験運用から約5日の選考期間短縮という具体的な数値を出しており、クライアント提案の裏付けとしても活用できる実績だといえます。
面接の合否判定はあくまで人が行うという運用方針を、明確にしている点も注目に値します。AIに任せる範囲と人が担う範囲の線引きを事前に決めておくことは、採用以外の業務改善でも共通する論点であり、人事・採用領域でAI活用を検討している担当者にとって、導入設計の参考材料になるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「KDDIアイレット、キャリア採用の選考プロセスに「AI 面接」を本格導入 | KDDIアイレット株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000454.000009999.html, (参照 26-04-21).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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