Vareal株式会社は2026年4月20日、AI自動受電応答システムを開発し、自社の代表電話に導入したことを発表しました。
Vareal AI自動受電応答システムの開発背景と狙い
Varealの代表電話には、新規案件の問い合わせから営業電話まで、多種多様な受電があり、従来はすべてに人が対応して内容を記録し適切な担当者へ引き継ぐ運用が続いていました。対応の属人化による取りこぼしや品質のばらつき、通話内容のCRMへの手動入力にかかる工数と入力漏れ、営業チームへの引き継ぎにおけるタイムラグといった課題が顕在化していたとされています。
上記の課題を踏まえて開発された本システムは、単なる音声AIによる自動応答にとどまらず、CRMとの自動連携を組み込んだ点が特徴です。リアルタイム音声対話では、従来のAI特有の不自然な間を解消し、人と話しているようなスムーズな会話体験を実現したと同社は説明しています。
AI自動受電応答システムが備える主要機能
本システムは受電内容に応じた自動振り分けからCRMへの記録、チャットツール通知、担当者への転送まで一連の電話対応プロセスをカバーしています。問い合わせ内容をAIが判別し、処理を自動で振り分ける仕組みを搭載しており、主な機能は次の5点です。
- 内容に応じた自動振り分け
- CRMへの通話記録の自動登録
- チャットツールへのリアルタイム通知
- 複数担当者への同時発信と自動転送
- 日本語の人名・企業名の認識精度向上
問い合わせの自動振り分けでは、新規案件や既存顧客対応は担当者名を確認のうえ、営業部門へ転送し、人材関連の相談は総務・人事部門へ転送するといった処理が自動で行われます。打ち合わせ希望にはアポイント予約URLをSMS送信し、営業電話等は丁重に断って通話を終了する仕組みも備えています。
AI自動受電応答システムの導入効果と概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 開発元 | Vareal株式会社 |
| 本社所在地 | 福岡県福岡市 |
| 導入先 | 自社の代表電話 |
| 主な導入効果 | 一次対応の完全自動化 |
| CRM入力 | 手動入力が激減 |
| 情報共有 | リアルタイム通知で即座に共有 |
| 対応品質 | 24時間一定品質での対応が可能 |
| 今後の展開 | 導入支援サービスの提供を強化 |
trends編集部の一言
受電対応の自動化というテーマは以前から関心を持っていましたが、CRMへの自動記録やチャットツール通知まで、一気通貫で連携している点に実用性の高さを感じました。ノーコードツールで社内の問い合わせフローを整理した経験がある筆者としては、電話対応だけが手作業で残っている状況に課題を感じていたため、外販向けの導入支援が強化される動きにも期待しています。
特に営業電話をAIが自動で断る機能は、電話対応を担う担当者の心理的な負担軽減にもつながりそうだと感じます。既存の業務システムとの連携を前提にしている点も含め、電話対応のDX化を検討中の中小企業や、スタートアップの管理部門にとって検討材料になるのではないでしょうか。
References
- ^ PR TIMES. 「VarealはAI自動受電応答システムの開発及び導入を開始。 | Vareal株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000131743.html, (参照 26-04-21).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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