この記事では6/17〜21日の間にリリースされたAIに関するニュースをまとめています。AIに関心のある方やこれから関わる可能性のある方が読むことで、AIに関する直近の動向や新しい気づきになる可能性があります。
3分ほどで読めるのでスキマ時間にでも手軽にチェックしてみてください。
目次
- 6月17日のAIニュース
- Perplexity Proを無料で体験!ソフトバンク、ワイモバイル、LINMOユーザー限定キャンペーン
- 6月18日のAIニュース
- AdobeがAcrobatにFireflyを統合、PDF内で画像生成・編集が可能に
- Google DeepMind、動画に合わせてオーディオ生成できる「V2A」を発表
- 6月19日のニュース
- Runway社が新AIビデオ生成モデル「Gen-3 Alpha」発表、より高精細で制御性の高い映像作成が可能に
- NVIDIAのCorrDiffが台風予測の解像度と速度を飛躍的に向上、エネルギー効率は3000倍に
- ソフトバンクのデータサイエンティスト荻野聖也氏がKaggleコンペでAI技術を競い金メダル獲得
- 野々村真氏のAIデジタルヒューマンで介護課題解決へ、2024年より実証実験開始
- AWS調査、日本人のAIスキルで給与15%上昇の可能性、スキル不足は深刻
- オーティファイがシリーズBで20億円調達、AIと人の力でQuality Engineeringプラットフォームへ
- 東京メトロとAllganizeが協力し鉄道会社初のAIチャットボットを2024年秋に導入、お客様対応のDX化を推進
- 6月20日のAIニュース
- MicrosoftがMesh in Teamsを強化。AIアバター生成やイベント管理機能を拡充
- Google検索に高精度なナウキャストとハッシュタグ検索が追加。利便性が大幅に向上
- Googleと公益財団法人がん研究会 有明病院がAIを活用した乳がん検診の共同研究成果を発表、検出精度7.6%向上
- GoogleがAIで日本社会の発展を支援、東大と連携し地域課題の解決へ
- Microsoft DesignerのRestyle Imageで写真をアーティスティックに変身、ソーシャルメディアや教育でも活用
- 6月21日のAIニュース
- Anthropicが新バージョン「Claude 3.5 Sonnet」を公開。成果物が表示される「Artifacts」機能を搭載
6月17日のAIニュース
Perplexity Proを無料で体験!ソフトバンク、ワイモバイル、LINMOユーザー限定キャンペーン
ソフトバンク、ワイモバイル、LINMOユーザーはAI検索エンジン「Perplexity Pro」を1年間無料で体験できます。通常は月額2,950円のこのサービスは、日本語対応で高度な検索体験を提供します。キャンペーン期間は2024年6月19日から2025年6月18日までです。
6月18日のAIニュース
AdobeがAcrobatにFireflyを統合、PDF内で画像生成・編集が可能に
AdobeはAcrobatにFireflyを統合し、PDF内で画像生成や編集が可能になる新機能を追加しました。ユーザーはPDF内でテキストプロンプトを用いて画像を生成したり、既存の画像を編集したりできます。新機能には「Edit Image」と「Generate Image」が含まれており、簡単に高品質な画像を作成・編集できるのが特徴です。
Google DeepMind、動画に合わせてオーディオ生成できる「V2A」を発表
Google DeepMindは、映像に合わせてオーディオを生成する新技術「V2A」を発表しました。この技術は動画生成AI「Veo」と連携し、BGMや効果音、キャラクターのセリフをリアルタイムで生成します。映画制作や教育コンテンツに応用が期待されています。
6月19日のニュース
Runway社が新AIビデオ生成モデル「Gen-3 Alpha」発表、より高精細で制御性の高い映像作成が可能に
Runway社は新しいAIビデオ生成モデル「Gen-3 Alpha」を発表しました。このモデルは高精細で制御性の高い映像作成を実現し、映画制作や教育コンテンツに応用が期待されています。特定業界向けのカスタマイズモデルも提供予定です。
NVIDIAのCorrDiffが台風予測の解像度と速度を飛躍的に向上、エネルギー効率は3000倍に
NVIDIAの生成AIモデル「CorrDiff」は、台風予測の解像度と速度を大幅に向上させてエネルギー効率を3000倍に改善しました。この技術により、台湾の気象予報士は年間約1ギガワット時のエネルギーを節約できます。世界の200地域気象データセンターが採用すれば、さらなる省エネが期待されます。
ソフトバンクのデータサイエンティスト荻野聖也氏がKaggleコンペでAI技術を競い金メダル獲得
ソフトバンクの荻野聖也氏がKaggle主催のコンペティション「The Learning Agency Lab - PII Data Detection」で金メダルを獲得しました。チームで第14位となり、疑似個人情報を基にした大規模言語モデルの活用やルールベースの手法を駆使して高精度を実現しました。
野々村真氏のAIデジタルヒューマンで介護課題解決へ、2024年より実証実験開始
AI音声対話型デジタルヒューマンの実証実験が、2024年6月13日より開始されました。このプロジェクトではタレントの野々村真氏をモデルとしたAIキャラクターを介護施設で活用し、認知機能改善やサービス満足度向上を目指します。9社が参画し、2025年の商用導入を目指しています。
AWS調査、日本人のAIスキルで給与15%上昇の可能性、スキル不足は深刻
AWSの調査によると、日本の労働者がAIスキルを習得すると給与が15%上昇し、生産性が38%向上する可能性があることがわかりました。調査は日本企業の78%以上がAI主導の組織を目指しているが、AIスキルを持つ人材の確保が難しいとしています。
オーティファイがシリーズBで20億円調達、AIと人の力でQuality Engineeringプラットフォームへ
オーティファイはシリーズBラウンドで20億円を調達し、累計調達額は45億円に達しました。調達資金はAIを活用したテスト設計・シナリオ生成、ソフトウェアテストのコンサルティングなどに投資されます。同社はAIと人の力を組み合わせてソフトウェアテスト領域を革新し、Quality Engineeringプラットフォームとして進化を加速します。
東京メトロとAllganizeが協力し鉄道会社初のAIチャットボットを2024年秋に導入、お客様対応のDX化を推進
東京メトロとAllganize Japanが協力し、鉄道会社初のAIチャットボットシステムを2024年秋に導入します。このシステムはお客様対応を迅速化し、利便性を向上させることを目指しています。チャットボットの機能は高度化され、メール対応もAIで効率化できるのが特徴です。
6月20日のAIニュース
MicrosoftがMesh in Teamsを強化。AIアバター生成やイベント管理機能を拡充
MicrosoftはMesh in TeamsにAIを活用したアバター自動生成機能を導入し、ユーザーの写真から最適なアバターを生成します。さらにイベント管理機能を強化し、大規模イベントや常設の没入型空間構築をサポートする新バージョンを発表しました。これによりオンラインでのコラボレーションやイベント体験が向上します。
Google検索に高精度なナウキャストとハッシュタグ検索が追加。利便性が大幅に向上
Googleは5分ごとの降水量予測が可能な「ナウキャスト」機能と、ハッシュタグ検索機能を検索エンジンに追加しました。これによりユーザーはより正確な天気情報を得たり、最新のトレンドやニッチな情報を簡単に検索することが可能。ナウキャストはGoogleとウェザーニューズが共同で開発し、来月から順次提供予定です。
Googleと公益財団法人がん研究会 有明病院がAIを活用した乳がん検診の共同研究成果を発表、検出精度7.6%向上
Googleと公益財団法人がん研究会 有明病院は、AIを活用した乳がん検診の共同研究の成果を発表しました。この研究ではAIモデルを「セカンドリーダー」として使用することで、乳がん検出精度が7.6%向上しました。また、医療従事者の負担軽減と検診プロセスの効率化にも貢献しています。
GoogleがAIで日本社会の発展を支援、東大と連携し地域課題の解決へ
Googleは東京大学と連携し、47都道府県の地域課題を生成AIで解決する取り組みを発表しました。新機能「ナウキャスト」と「ハッシュタグ検索」がGoogle検索に追加され、より正確な天気予報やトレンド情報の検索が可能になります。
Microsoft DesignerのRestyle Imageで写真をアーティスティックに変身、ソーシャルメディアや教育でも活用
Microsoft Designerは、画像を様々なスタイルに変換する「Restyle Image」機能を発表しました。ユーザーは写真をポップアートやペーパークラフトなどのスタイルに簡単に変身させることができます。この機能はソーシャルメディアや教育分野での利用が期待されています。
6月21日のAIニュース
Anthropicが新バージョン「Claude 3.5 Sonnet」を公開。成果物が表示される「Artifacts」機能を搭載
Anthropicは新バージョンのAIモデル「Claude 3.5 Sonnet」をリリースしました。新機能として「Artifacts」が追加され、生成された成果物を表示できるのが特徴です。このモデルは高速かつコスト効率に優れ、教育やヘルスケア、エンターテイメント分野での応用が期待されています。
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