この記事では7/1〜5日の間にリリースされたAIに関するニュースをまとめています。AIに関心のある方やこれから関わる可能性のある方が読むことで、AIに関する直近の動向や新しい気づきになる可能性があります。
3分ほどで読めるのでスキマ時間にでも手軽にチェックしてみてください。
目次
- 7月1日のAIニュース
- Colab ProとColab Pro+サブスクリプション登場、Google Workspaceユーザーの機械学習タスクが効率化
- FigmaがAI機能を全製品に導入、ベータ版として無料提供開始
- Microsoft Copilotでメール対応を最適化。アルティウスリンクが業務効率51.4%向上を達成
- パーソルホールディングスがGPT-4oを社内専用GPTに導入、業務効率化と生産性向上を実現
- 7月2日のAIニュース
- MicrosoftがExcelに新翻訳機能を追加、TRANSLATEとDETECTLANGUAGE関数で多言語対応を強化
- NICTとKDDIがLLMの共同研究を開始。ハルシネーション抑制技術の開発に注力
- 7月3日のAIニュース
- MicrosoftがOneNote Copilotに手書きインク対応機能を追加、生産性向上に貢献
- 7月5日のAIニュース
- Visual Studio Codeのversion 1.91をリリース、AI機能とPython開発環境を大幅強化
7月1日のAIニュース
Colab ProとColab Pro+サブスクリプション登場、Google Workspaceユーザーの機械学習タスクが効率化
GoogleはGoogle Workspaceユーザー向けに、Colab ProとColab Pro+のサブスクリプションを提供開始しました。
これにより高性能GPUやメモリの利用が可能となり、機械学習モデルの開発やデータ集約型タスクの効率が向上します。新サービスは組織全体での効率的な管理をサポートし、教育機関などの多様な用途に対応します。
FigmaがAI機能を全製品に導入、ベータ版として無料提供開始
FigmaはAI機能を全製品に導入し、ベータ版として無料提供を開始しました。この機能はデザインの効率化と創造性向上を目的としており、現在は管理者がAI使用を制御可能です。
Figma DesignやFigJamで段階的に展開され、ユーザーはAI機能の恩恵を受けることができます。
Microsoft Copilotでメール対応を最適化。アルティウスリンクが業務効率51.4%向上を達成
アルティウスリンクはMicrosoft Copilotを活用し、メール対応の効率化を実現しました。問合せ分析やメール添削機能により業務効率が51.4%向上し、顧客満足度も改善されました。
また、生成AIの業務活用により作業時間の短縮や人的ミスの削減が期待され、今後も多言語対応やオペレーション業務全体への生成AI活用を進める予定です。
パーソルホールディングスがGPT-4oを社内専用GPTに導入、業務効率化と生産性向上を実現
パーソルホールディングスは、社内専用GPT「PERSOL Chat Assistant」にGPT-4oを導入しました。このシステムはプロンプトギャラリーに280件以上のプロンプトを掲載し、社員間で効果的な活用事例を共有します。
これによりオンライン会議の文字起こしや議事録作成、商談記録からの提案資料作成など業務効率が大幅に向上します。
7月2日のAIニュース
MicrosoftがExcelに新翻訳機能を追加、TRANSLATEとDETECTLANGUAGE関数で多言語対応を強化
MicrosoftはExcelにTRANSLATEとDETECTLANGUAGEという新しい翻訳機能を追加しました。
これにより100以上の言語に対応し、ユーザーは言語バリアを大幅に低減できます。これらの関数はベータチャンネルユーザーに提供されています。
NICTとKDDIがLLMの共同研究を開始。ハルシネーション抑制技術の開発に注力
NICTとKDDIがLLM(大規模言語モデル)の共同研究を開始しました。目標はハルシネーション抑制技術の開発で、これによりAIの信頼性が向上することが期待されます。共同研究にはNICTのデータとKDDIの技術が活用されます。
7月3日のAIニュース
MicrosoftがOneNote Copilotに手書きインク対応機能を追加、生産性向上に貢献
MicrosoftはOneNote Copilotに手書きインク対応機能を追加しました。この新機能により手書きノートの要約や書き換え、ToDo生成が可能になり、会議や講義のノートテイキングが大幅に効率化されます。新機能はVersion 2404以降のWindows版OneNoteで利用可能です。
7月5日のAIニュース
Visual Studio Codeのversion 1.91をリリース、AI機能とPython開発環境を大幅強化
Visual Studio Codeのバージョン1.91がリリースされました。今回のアップデートではAI機能とPython開発環境が大幅に強化されています。
新機能にはSource Control viewの可視化機能やネイティブREPLのスマート送信機能、GitHub Copilotの拡張性向上が含まれています。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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