株式会社ナレッジセンスは、法人向けChatGPTサービス「ChatSense」の「Notebook」機能において、追加した資料から1クリックでプレゼンスライドを生成できる機能の実装を予定していると発表しました。
ChatSense Notebook機能における1クリックスライド生成の詳細
「Notebook」機能は、PDFやOfficeファイルなどの資料をソースとして追加し、選択したソースに対してAIへ質問したり、要約やブリーフィングといった派生アウトプットを作成できる機能です。スライド生成もその出力形式のひとつとして実装が予定されています。ChatSenseでは来月中にベータ版での展開を予定しています。
これまでNotebookで読み解いた内容をプレゼン資料にまとめ直す際には、別途スライド生成用のプロンプトを組み立てる必要がありました。資料作成の起点として、ひと手間が残っていた状態です。今回実装予定の機能では、Notebook上でソースを開いたまま、1クリックでスライド生成に進めるようになります。
実装予定の主な特徴は次の3点です。
- Notebookから1クリックでスライド化し、プロンプト入力が不要
- 提案書・報告書・調査レポートを起点にスライドを生成
- ChatSenseのスライド生成AIと連動し、PowerPoint出力にも対応
生成後のスライドはそのまま編集・調整が可能で、PPTXとしての出力にも対応しています。Notebookで整理した内容を、プレゼン資料へスムーズに転換できる仕組みです。
法人向けChatGPTサービス「ChatSense」の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社ナレッジセンス |
| サービス名 | ChatSense |
| カテゴリ | 法人向けChatGPTサービス |
| 導入実績 | 東証プライム上場企業を含む500社以上 |
| 主な機能 | セキュアなChatGPT利用環境 プロンプト社内共有 Notebook機能 スライド生成AI連動 |
| 初期費用 | 無料(最低利用期間の縛りなし) |
| 代表者 | 代表取締役CEO 門脇 敦司氏 |
| 本社所在地 | 東京都港区六本木七丁目18番18号 住友不動産六本木通ビル2階 |
| 設立 | 2019年4月10日 |
| 事業内容 | 「ChatSense」および生成AIテストサービス「Ozone」などの企画・運営 / 生成AIを活用したDX戦略コンサルティング / 社内外向けのソリューション開発 |
trends編集部の一言
Notebookで読み解いた内容をそのままスライドに変換できるという設計は、工程の「つなぎ目」を削る発想として注目できます。マーケティング業界の文脈に置き換えると、調査資料をまとめてからプレゼン用に組み直す「再編集」の負担は業界を問わず共感できる課題として広く認識されてきました。
ChatSenseが、500社以上に導入されている背景には、セキュリティと使いやすさの両立という需要があります。今回の1クリックスライド化は、単体機能としてではなく、Notebookからスライド生成AIまでの一連のワークフローを社内で完結させる方向性です。
業界全体としては、AIを業務フローの各工程に自然接続していく動きが強まっており、同種サービスでもワークフロー完結型の設計が注目される局面に入っています。2022年秋のサービス開始以来、ChatSenseが積み上げてきた導入実績は、こうした方向性への市場側の期待を示していると読み取れます。
References
- ^ PR TIMES. 「セキュアな「Notebook」AIサービス「ChatSense」、資料から1クリックでスライド化する機能を実装予定 | 株式会社ナレッジセンスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000325.000073671.html, (参照 26-06-05).
