弁理士法人WATTは、AI商標登録クラウドサービス『sokuhyo(速標)』の提供を正式に開始しました。
sokuhyo(速標)が商標登録の価格・手続き・精度の3課題に応える
これまで商標登録には「専門用語が難解」「手続きが煩雑」「費用が高額」という障壁がありました。手数料だけで数万円から十数万円かかるケースも多く、資金に余裕のないスタートアップや個人事業主にとって、知財保護を後回しにしてしまう要因となっています。
弁理士法人WATTは、現役の特許事務所代表である弁理士自らがプログラミングを担当し、特許庁の過去データを学習した独自の類否判定システムを構築しました。AIとシステムによる自動化を進める一方、AI判定では登録査定率93%を実証しています。
sokuhyo(速標)の3つの特徴
sokuhyo(速標)の開発背景には、スタートアップや個人事業主が直面していた知財保護の課題があります。主な特徴は次の3点です。
- 業界最安水準の出願手数料4,950円(税込)
- AI判定「A判定」の登録査定率93%を実証
- 専門知識ゼロでWeb完結する出願フロー
価格面では、業務をシステムで自動化したことにより出願手数料4,950円(税込)を実現しています。特許庁へ支払う印紙代を含めた1区分(5年登録)の総額は40,200円(税込)です。
精度面では、特許庁の膨大な過去データをベースに構築した独自の類否判定システムにより、過去データを用いた検証でAI判定「A判定」の登録査定率93%を実証しました。有料詳細調査(550円)でAIが「A判定」を出したにもかかわらず、特許庁から拒絶査定が確定した場合は、事務所手数料および特許庁印紙代(3区分まで)を全額返金する保証も設けています。
手続き面では、ユーザーが登録したい商標(名前やロゴ)と商品・サービス名を入力するだけで、専門的な指定商品の選定から出願手続きまでをオンライン上で完結できます。従来の特許事務所への依頼と比較すると、大きなコスト差です。
sokuhyo(速標)サービス概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | sokuhyo(速標) |
| 運営・開発 | 弁理士法人WATT |
| サービスURL | https://sokuhyo.com/ |
| 出願手数料 | 4,950円(税込) |
| 1区分(5年登録)総額 | 40,200円(税込)(印紙代含む) |
| 有料詳細調査料 | 550円 |
| AI判定「A判定」登録査定率 | 93%(過去データ検証値) |
| 返金保証対象 | A判定後に特許庁から拒絶査定が確定した場合、手数料および印紙代(3区分まで)を全額返金 |
| 利用環境 | PC・スマートフォンからWeb完結 |
trends編集部の一言
1区分(5年登録)の総額40,200円(税込)という価格水準は、従来の特許事務所への依頼と比較して大きなコスト差があります。リーガルテック領域全体としては、専門家介在コストの高さが中小規模事業者の権利保護行動を妨げてきた構造的な課題として語られており、費用感のハードルが知財保護を後回しにさせる要因になっていると考えられます。
「A判定を出したのに拒絶されたら全額返金」という保証設計は、AI判定の精度に対する自信の表れです。商標登録の結果責任をサービス提供者側が引き受ける構造は、ユーザーの初期リスクを大きく下げます。マーケティング業界の文脈に置き換えると、ブランド名やキャッチコピーの権利保護における「初期検討コストの低減」は業界横断で求められてきたテーマであり、ブランド保護の初期検討を後押しする設計として業界の動向としても注目されます。
References
- ^ PR TIMES. 「【業界最安水準】現役弁理士が自ら開発!AI商標登録クラウド『sokuhyo(速標)』正式リリース。AI判定「A」での特許庁拒絶時は全額返金保証。 | 弁理士法人WATTのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000184038.html, (参照 26-06-01).
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