株式会社nexusと株式会社Gonmuraは、雇用契約クラウド「e-mu(エミュ―)」の正式リリースを開始しました。
雇用契約業務の課題を生成AIで解決するe-mu
労働人口が減少する日本において、バックオフィスの省力化やDX化は大きな課題になりつつあります。株式会社nexus代表取締役の山本達矢氏は社会保険労務士法人WILLの代表も務めており、社労士の実務で得た経験や知識を生かし、労務管理の課題解決を支援することを目指しています。ITの力で労使の良好な関係を構築し、バックオフィスの生産性向上と企業・社労士間の連携強化を目指す姿勢が、「e-mu(エミュ―)」開発の背景です。
契約書作成には「選択モード」「入力モード」「直接編集モード」の3つから状況に応じた方法を選べます。選択作成モードでは、厚労省のリンクを参照しながら、選択肢を選ぶだけでプレビュー画面に即反映される設計です。初心者からプロまでスムーズに雇用契約書を作成できます。
e-muの生成AIを活用したAI労務サポート機能
「e-mu(エミュ―)」には、AI労務サポート機能があります。就業規則と雇用契約書の差分チェックや労務関連の書式を生成AIで自動作成する機能です。添付した「兼雇用契約書」と「就業規則」を照合し、反している可能性がある箇所と確認が必要な箇所を整理します。
雇用契約管理を一元化する機能は以下の通りです。
- 一括コピー・一括公開で複数人への契約書展開を効率化
- 従業員アカウントによるスマートフォン・PCからの電子サイン
- 全契約情報の一元管理と契約期間の自動リマインド
- 社員が入力した入退社情報を、社労士とクラウド上で即時共有
- e-mu専用アプリで従業員がスマホから電子サイン・履歴確認
電子サイン機能では従業員ごとにアカウントを発行します。過去の雇用契約書をいつでも確認できる仕組みです。全契約情報を一元管理し、契約期間を自動でリマインドします。
e-mu(エミュ―)の概要と開発元情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | 雇用契約クラウド「e-mu(エミュ―)」 |
| 正式リリース | 2026年7月7日に開始 |
| β版導入実績 | 社労士事務所 約150・企業 約500 |
| 工数削減率 | 70%削減 |
| 無料トライアル | 14日間 |
| 開発元① | 株式会社nexus |
| 所在地① | 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-5-1あべのルシアスビル12階 |
| 代表者① | 代表取締役 山本達矢氏(社会保険労務士法人WILL代表) |
| 設立① | 2015年1月 |
| 開発元② | 株式会社Gonmura |
| 代表者② | 代表取締役 吉田光輝氏 |
| 設立② | 2020年1月 |
| 公式サイト | https://lp.e-mu-cloud.jp/ |
trends編集部の一言
β版だけで約150の社労士事務所と約500の企業が導入し、作業工数を70%削減したという実績は、業種を超えてバックオフィスDXの文脈で注目される数字です。マーケティング業界の文脈に置き換えると、契約書・合意書の締結や入退社情報の管理といった労務バックオフィス業務は、BtoB企業の組織拡大フェーズで急速に負荷が増す領域であり、業界全体として「現場の実務に即した設計かどうか」が導入定着率を左右するテーマとして語られてきました。
社労士が実務経験をもとに、開発に関わっている点は、現場の課題を熟知した設計につながりやすく、単なるSaaSとは異なる説得力があります。専門家監修のガイド付き作成モードというアプローチは、業界全体の「ツール導入後の定着」という課題への一つの回答として注目される取り組みです。
References
- ^ PR TIMES. 「生成AIを活用した革新的DXツールを社会保険労務士が開発。2026年7月に雇用契約クラウド「e-mu」として正式リリース | 株式会社nexusのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000161585.html, (参照 26-07-08).
