スプレッドシートのWRAPROWS関数とは
WRAPROWS関数は、指定したセルの範囲を行単位で新しい配列に再配置する配列関数です。この関数は、一列または一行に並んだデータを、指定した数の要素ごとに新しい行として折り返して表示できます。
WRAPROWS関数の基本構文は「WRAPROWS(範囲, 折り返しの値, [代替文字])」となっており、最大3つのパラメータを使用します。範囲パラメータでは対象となるセル範囲を指定し、折り返しの値では各行に表示する最大セル数を設定します。
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WRAPROWS関数の基本的なパラメータ設定
範囲パラメータではA1:E1のように変換したいセル範囲を指定し、折り返しの値では各行に配置する要素数を整数で入力します。折り返しの値が小数の場合は、自動的に最も近い整数に切り捨てて処理されます。
=WRAPROWS(A1:E1, 2)
代替文字パラメータは省略可能で、データが不足した際に埋める値を指定できます。このパラメータを省略した場合、空のセルには自動的に#N/Aエラー値が挿入されます。
WRAPROWS関数による実際のデータ変換例
A1からE1に「A、B、C、D、E」が入力された状態で、折り返し値2を設定した場合の動作を確認します。関数の実行により、元の横一列データが2つの要素ずつで改行され、縦方向の配列に変換されます。
=WRAPROWS(A1:E1, 2, "No value")
代替文字に「No value」を設定した場合、最後の行で要素が不足する際に指定した文字列が自動挿入されます。この機能により、配列の形状を整えながら、空白セルの代わりにわかりやすいテキストを表示できます。
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