スプレッドシートのMAKEARRAY関数とは
MAKEARRAY関数は、GoogleスプレッドシートでLAMBDA関数を適用して指定されたサイズの配列を作成する新しい配列関数です。この関数では行数と列数を指定し、各セルの位置情報を基にLAMBDA関数が実行されて値が算出されます。
配列型の関数として分類されており、英名ではMAKE ARRAY functionと呼ばれています。基本的な構文はMAKEARRAY(行, 列, LAMBDA)の形で記述され、動的な配列生成が可能です。
【PR】プログラミングや生成AIを無料で学べる「コードキャンプフリー」
MAKEARRAY関数の基本構文と引数仕様
MAKEARRAY関数の第一引数rowsには作成する配列の行数を整数で指定し、第二引数columnsには列数を整数で指定します。第三引数LAMBDAには、必ず2つの名前引数を持つLAMBDA関数を定義する必要があります。
=MAKEARRAY(2, 3, LAMBDA(row_index, column_index, row_index+column_index))
LAMBDA関数の第一引数name1は現在の行インデックスrow_indexとして解釈され、第二引数name2は列インデックスcolumn_indexとして処理されます。インデックスは1から開始され、formula_expressionでこれらの値を使用して各セルの値を計算します。
名前付き関数を使用した配列作成手法
MAKEARRAY関数では事前に定義した名前付き関数をLAMBDA引数として渡すことができ、複雑な計算ロジックを再利用できます。名前付き関数も2つの引数プレースホルダーを持つ必要があり、関数名の後に括弧を付けずに記述します。
=MAKEARRAY(4, 4, WATERFALL)
この例ではWATERFALLという名前付き関数を使用しており、行インデックスが列インデックス以下の場合に値を表示する条件付きロジックが実装されています。名前付き関数の定義では=if(row_index<=column_index, 100+row_index-1, "")
のように記述し、引数プレースホルダーを活用します。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
ITやプログラミングに関するコラム
- Canvaとは?使い方やアカウント登録などを初心者向けに解説
- git configで設定情報を確認・表示する方法
- 「Pythonはやめとけ」と言われる理由と学習するメリット
- Ubuntuのversionを確認する方法
- Geminiで画像を生成する方法|ChatGPTとの比較結果も紹介