CCNPとは?意味をわかりやすく簡単に解説
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CCNPとは、Cisco Certified Network Professionalの略称で、Cisco Systems(シスコシステムズ)が認定するITインフラ向けのネットワーク資格です。上位資格への挑戦や専門スキルの証明を目指す際、学習範囲の広さや難易度の高さから、何から手を付けるべきか迷ってしまう経験はないでしょうか。
この記事では、Cisco認定資格におけるCCNPの基本的な位置づけに加え、下位資格にあたるCCNAとの難易度や試験内容の違いまで詳しく解説します。これから本格的な学習を開始する方やインフラエンジニアとしてさらなるキャリアアップを目指す方は、ぜひ参考にしてください。
目次
- Cisco認定資格のCCNPとは
- Cisco認定における位置づけを理解する
- 下位資格であるCCNAとの違いを把握する
- 中級エンジニアがCCNPを取得するメリット
- ネットワークエンジニアとしての市場価値を高める
- キャリアアップにより年収を向上させる
- CCNPを構成する2種類の試験制度
- 共通のベース知識を問うコア試験に合格する
- 専門領域を特化させるコンセントレーション試験に合格する
- CCNP合格に向けた効率的な対策方法
- 合格に必要な学習時間を確保する
- シミュレータ環境のCMLを導入する
- 実機を用いたハンズオン演習を行う
- CCNPの有効期限を更新する手順
- 3年間の有効期限までに再試験に合格する
- 継続教育制度を利用してクレジットを獲得する
- CCNPとは何かに関するよくある質問
- CCNPの難易度はどれくらいですか?
- 未経験からでもCCNPを取得できますか?
- CMLは無料で利用できますか?
Cisco認定資格のCCNPとは
Cisco Systemsが提供するCisco認定資格は、ネットワーク関連の技術力を証明する世界基準の資格体系です。そのなかでもCCNPは、中級レベルのエンジニアに向けたプロフェッショナル資格として位置づけられます。
CCNPに関する基本的な概要は、以下の通りです。
- Cisco認定におけるプロフェッショナルレベルとしての位置づけ
- 下位資格であるCCNAとの難易度や試験制度の違い
これらの概要を事前に把握することによって、ネットワークエンジニアとしてのステップアップが具体化します。
Cisco認定における位置づけを理解する
Cisco認定資格には、エントリーからエキスパートまで複数のグレードが存在します。CCNPは、そのなかでも実務レベルの専門技術を証明するプロフェッショナル(中級レベルの区分)に分類される資格です。
この資格は、ネットワークの設計や構築、さらに複雑なトラブルシューティングといった上流工程のスキルを有することを証明します。
Cisco認定における主なグレード体系と位置づけは、以下の通りです。
- CCNA:ネットワークの基礎能力を示すアソシエイトレベル
- CCNP:設計や構築、トラブルシューティングを担うプロフェッショナルレベル
- CCIE:ネットワークの最高峰とされるエキスパートレベル
自身の技術水準に合わせて段階的に上位の資格に挑戦していくことが、多くのエンジニアが実践する一般的な学習ロードマップとされます。
実務で設計や構築といった上流フェーズへの移行を目指す場合、CCNPの取得が有力な選択肢です。受験に正式な前提条件はありませんが、Cisco公式はエンタープライズネットワークの実装経験を3〜5年程度積んだうえでの受験を推奨しています。
下位資格であるCCNAとの違いを把握する
CCNPへの挑戦を検討するにあたり、まずは下位資格であるCCNAとの違いを明確に理解しておくことが有効です。両者の間には、対象となる実務経験レベルや試験形式において、大きな差が存在します。
CCNAがネットワーク全般の基礎知識を浅く広く問うのに対し、CCNPは特定の技術領域をより深く掘り下げて検証する傾向です。
CCNAとCCNPにおける主要な違いを比較した表は、以下の通りです。
| 資格名 | 想定される対象者 | 合格に必要な試験科目数 | 証明できるスキル範囲 |
|---|---|---|---|
| CCNA | 初学者・初級ネットワークエンジニア | 1科目 | ネットワークの基礎的な運用や保守作業 |
| CCNP | 実務3〜5年程度が目安の中級エンジニア | 2科目(コア試験1+コンセントレーション試験1) | ネットワークの設計、構築、トラブルシューティング |
この表のように、CCNPは高度な実務能力を証明する資格であるため、取得によって、市場価値が大きく高まります。
かつてはCCNPの受験にCCNAの取得が必須とされていましたが、現在の制度ではCCNAを保有していなくても直接CCNPを受験できます。
ただし試験の難易度そのものは高いため、基礎に不安がある場合はCCNAの学習から始めるのが安全な選択です。
「CCNP」の検索需要・市場動向トレンド
データ自動更新日: 2026-10-01過去1年間で最も検索されたピーク時を100とした現在の相対数値
直近4週間と前月の検索ボリュームの平均比較増減値
47都道府県別の関心度一覧
| 地域名 | 関心度指数 |
|---|---|
| 東京都 | 100 |
| 神奈川県 | 70 |
| 埼玉県 | 60 |
| 千葉県 | 56 |
| 大阪府 | 47 |
| 愛知県 | 30 |
| 兵庫県 | 29 |
| 広島県 | 25 |
| 福岡県 | 24 |
| 茨城県 | 23 |
| 長野県 | 22 |
| 京都府 | 22 |
| 宮城県 | 22 |
| 静岡県 | 16 |
| 北海道 | 12 |
| 山口県 | 0 |
| 富山県 | 0 |
| 宮崎県 | 0 |
| 奈良県 | 0 |
| 大分県 | 0 |
| 三重県 | 0 |
| 佐賀県 | 0 |
| 和歌山県 | 0 |
| 徳島県 | 0 |
| 島根県 | 0 |
| 愛媛県 | 0 |
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| 岩手県 | 0 |
| 岐阜県 | 0 |
| 山梨県 | 0 |
| 熊本県 | 0 |
| 滋賀県 | 0 |
| 沖縄県 | 0 |
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| 新潟県 | 0 |
| 福島県 | 0 |
| 福井県 | 0 |
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| 秋田県 | 0 |
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想定年収と求人倍率(2026年10月1日時点)
CCNPの想定年収・求人倍率の市場観測
- 求人倍率 12.04 倍。求人倍率が極めて高く、慢性的な人材不足が続いている領域です。応募者にとっては選択肢が広く、企業側の競争が強い市況です。
- 想定年収はカテゴリ平均(538万円)とほぼ同水準で、平均的なポジションにあたります。
- 本キーワード単体の市場統計が限定的なため、最も近い関連職種の数値を参考値として表示しています。実際の数値とは差が出る可能性があります。
数字の読み方について
求人倍率= 求人数 ÷ 求職者数(その職種で転職活動をしている人数)。
1.0 を超えると「求職者 1 人に対して 1 件以上の求人がある」状態で、数字が大きいほど企業側が人材を求めている状況を示します。
IT・デジタル領域は全体平均より高い水準で推移する傾向があり、目安として 2.0 倍を超える職種は人材不足が顕在化していると言われます。
このページの想定年収は、転職市場で公開されている職種別年収統計に基づく中央値水準を表示しています。
実年収は経験年数・地域・企業規模・スキル深度・担当範囲によって大きく変動します。
関連職種からの推計値の場合は、より近しい職種の値を参考として掲載しています。
CCNPの想定年収・求人倍率の月次推移
各月の最終週時点のデータです。前月比は直前の月との差分を示します。
| 月 | 想定年収 | 前月比 | 求人倍率 | 前月比 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年5月 | 475万円 | — | 10.68倍 | — |
| 2026年6月 | 475万円 | 前月比 ±0 | 10.68倍 | 前月比 ±0 |
| 2026年7月 | 477万円 | 前月比 +2万円 | 10.67倍 | 前月比 -0.01倍 |
| 2026年8月 | 503万円 | 前月比 +26万円 | 11.06倍 | 前月比 +0.39倍 |
| 2026年9月 | 503万円 | 前月比 ±0 | 11.26倍 | 前月比 +0.20倍 |
中級エンジニアがCCNPを取得するメリット
中級エンジニアがCCNPを取得することによって、実務における技術的な信頼性は飛躍的に高まると考えられます。
資格の取得がもたらす具体的な恩恵を理解しておくことは、学習のモチベーション向上にもつながるはずです。
主なメリットとして、以下の2点が挙げられます。
- ネットワークエンジニアとしての市場価値を高める
- キャリアアップにより年収を向上させる
これらの利点を活かすことで、インフラエンジニアとしてのキャリアの選択肢は今後さらに格段に広がるはずです。
ネットワークエンジニアとしての市場価値を高める
CCNPを保有するエンジニアは、高度なネットワーク知識と実践的なトラブルシューティング能力を客観的に証明できます。
単なる知識の暗記だけではなく、複雑な構成の設計や構築を担える実力の証明として高く評価されるためです。
受験資格に制限はなく、Cisco公式が推奨する実務3〜5年程度の経験を積んだ中級エンジニアにとって、CCNPは自身のスキルを示す最適なマイルストーンとなります。
開発元であるCisco Systemsの認定資格は業界内での信頼性が高いため、企業の採用担当者への強力なアピール材料です。
資格を保有することによって得られる主なメリットは、以下の通りです。
- 上流工程(設計・構築)を担当するチャンスの増加
- 社内における技術的な意思決定者としての信頼獲得
- 転職市場における希少性の高い人材としての評価
企業のインフラ基盤を支えるプロフェッショナルとして、自身の立場を社内外に確立する基盤が整っていきます。
キャリアアップにより年収を向上させる
高度な技術を証明するCCNPの取得は、年収アップや好待遇での転職につながる可能性がある評価材料の一つです。
企業によっては、中級以上のインフラエンジニアを対象とした資格手当や優遇制度を設けている場合があります。
資格取得時に手当が支給される企業もありますが、金額や支給の有無は雇用主や職務内容、地域によって、異なる点に注意が必要です。
キャリアの各段階における年収水準や期待される技術的な役割の違いを、事前に整理しておくことが役立ちます。
資格取得に伴う評価やキャリアの変化を整理した表は、以下の通りです。
| キャリア段階 | 主な役割・担当業務 | 資格の恩恵 |
|---|---|---|
| 初級エンジニア | 定常的な運用・保守業務 | CCNA取得による基礎知識の証明 |
| 中級エンジニア | 小規模から中規模の設計・構築 | CCNP取得による実務対応力の評価 |
| 上級エンジニア | 大規模インフラの設計・トラブルシューティング | CCNP・CCIE取得による市場価値の最大化 |
目標とするキャリアに合わせたスキルアップを計画的に図ることが、長期的な収入向上を果たす鍵となります。
CCNPを構成する2種類の試験制度
CCNPを取得するためには、一世代前の制度とは異なり、2種類の試験に合格する必要がある点を押さえておきましょう。
認定に必要な試験は、共通の知識を測定する「コア試験」と、特定の専門分野を掘り下げる「コンセントレーション試験」の2種類です。
CCNPはCCNP EnterpriseやCCNP Securityなど複数のトラックに分かれており、まず自身が目指すトラックを選んだうえで、そのトラック専用のコア試験と対象となるコンセントレーション試験に合格することによって、該当トラックのCCNP認定を取得します。
試験の組み合わせ方法は、以下の通りです。
- 目指すトラック(CCNP EnterpriseやCCNP Securityなど)で必須となるコア試験への合格
- そのトラック内で自身の専門領域やキャリア志向に合わせて選ぶコンセントレーション試験への合格
これら2つの試験をクリアすることによって、選択したトラックにおけるプロフェッショナルとしての認定を受けられます。
共通のベース知識を問うコア試験に合格する
コア試験は、各技術トラックにおける共通の基盤知識や技術力を検証する試験です。たとえば、Enterpriseトラックでは「ENCOR」と呼ばれる試験がこれに該当します。
このコア試験に合格することは、CCNPの認定を得るための必須条件です。出題範囲はトラックごとに定められており、Enterpriseトラックの場合はルーティングやスイッチング技術だけではなく、セキュリティや自動化といった分野も問われます。
代表的なコア試験の名称と、問われる主な技術分野をまとめた表は、以下の通りです。
| 対象トラック | コア試験の名称 | 主な出題分野 |
|---|---|---|
| Enterprise | ENCOR (350-401) | アーキテクチャ、仮想化、インフラ、ネットワークプログラミング |
| Security | SCOR (350-701) | セキュリティコンセプト、クラウドセキュリティ、コンテンツセキュリティ |
まずは自身の進むべきトラックのコア試験を特定し、そこから重点的に学習を集中的に進める手順が推奨されます。
専門領域を特化させるコンセントレーション試験に合格する
コンセントレーション試験は、コア試験で培った共通の基盤の上に、さらに専門的な技術分野を1つ選択して深く掘り下げるための試験です。
受験者は、各技術トラックに用意された複数の選択肢の中から、自身のキャリアプランや現在の業務内容にマッチする科目を1つ自由に選べます。
たとえば、Enterpriseトラックにおける主なコンセントレーション試験の選択肢は、以下の通りです。
- ENARSI (300-410):高度なルーティング技術とトラブルシューティング
- ENSDWI (300-415):SD-WAN(ソフトウェア定義広域ネットワーク)の設計と実装
- ENWLSD (300-425):ワイヤレスネットワークの設計
自身の強みや実務で役立つ専門性を特化させることが、市場価値の高いエンジニアになるための着実な近道となる。
CCNP合格に向けた効率的な対策方法
CCNPに合格するためには、机上での知識習得だけではなく、実践的な学習環境の構築が極めて有効な手段です。
効率的な試験対策を進めるための具体的なステップは、以下の通りです。
- 合格に必要な学習時間を確保する
- シミュレータ環境のCMLを導入する
- 実機を用いたハンズオン演習を行う
これらの対策を計画的に組み合わせて着実に実践していくことが、合格率を大幅に高めるための近道となるはずである。
合格に必要な学習時間を確保する
CCNPは中級レベルのプロフェッショナル資格であり、合格までにまとまった学習時間を必要とすると考えられます。
学習時間はあくまで目安であり、保有スキルや実務経験、選ぶ教材によって、大きく変動する点に留意してください。CCNA保有者を想定した場合、一般的な目安として約100〜200時間程度が挙げられることが多いです。
基礎知識のない状態から挑戦する場合には、さらに多くの学習時間があらかじめ必要となる点も考慮しておきましょう。
効率的な学習を進めるためには、まず基礎学習と問題演習の比率を計画的に割り振っておく方法を推奨します。
学習フェーズごとの時間配分の一例は、以下の通りです(個人差が大きいため、あくまで参考値です)。
| 学習フェーズ | 目安時間 | 主な学習内容 |
|---|---|---|
| 基礎インプット | 約30〜50時間 | 参考書やオンライン教材を用いた技術の理解 |
| ハンズオン・実機演習 | 約40〜70時間 | シミュレータを用いた検証環境の構築 |
| 問題演習・模擬試験 | 約30〜50時間 | 公式の試験トピックに沿った正規教材での演習と復習 |
自身の現在の実力に合わせて時間配分を調整し、Cisco公式が公開する試験トピックと照らし合わせながら不足分野を把握しておく手順が、挫折を防ぐポイントです。
演習に使う教材は、公式が公開する試験トピックに沿った正規教材や認定トレーニングパートナーが提供する模擬試験に限定してください。実際の試験問題を流出させたダンプなど不正に取得されたコンテンツの利用は、Cisco公式の試験ポリシーページで禁止されており、認定の取り消しにつながります。
シミュレータ環境のCMLを導入する
CCNPの試験範囲は、大規模なネットワーク構成や高度なルーティングプロトコルを含む幅広い範囲となる。
パケットトレーサーなどの簡易ツールでは検証が難しい機能を学習する際には、CMLの導入が特に役立ちます。
CMLとは、開発元であるCisco Systemsが提供する本格的なネットワークシミュレータ製品です。
このツールを使用することによって、対応するCiscoデバイスの仮想イメージ上でOSの挙動を検証できますが、利用できるイメージや対応機能には製品仕様上の制約があり、物理インターフェース固有の挙動まで実機と完全に同一とは限りません。
CMLを導入することによって、得られる主な利点は以下の通りです。
- 物理的な機器を購入するコストを大幅に削減可能
- 本番環境に近いネットワークトポロジーをPC上で再現
- 設定ミスの影響を周囲に及ぼさずに何度でも検証可能
個人学習向けのライセンスも用意されているため、対応イメージやノード制限などの最新条件は公式サイトで確認することをおすすめします。
実機を用いたハンズオン演習を行う
シミュレータでの学習に加えて、実在するハードウェアに触れて検証を行う実機演習を取り入れるのも効果的です。
物理的なケーブル接続やポートの状態監視など、実機ならではの挙動を体感しておく手法が強く推奨されます。
コマンドの入力ミスが及ぼす物理的な影響を直感的に捉える力は、実務においても、大きな強みとなるでしょう。
特に、試験対策の最終段階では、用意したシナリオに基づいて一連の構築を完結させる演習を繰り返すことが効果的です。
実機を用いたハンズオン演習で意識すべき確認項目は、以下の通りです。
- ルーターやスイッチの各種インターフェースの動作状態
- スタック接続や冗長化プロトコルの物理的な切り替え挙動
- トラブル発生時における物理インジケータやLEDの点灯パターン
検証環境の構築を繰り返すことは、試験対策だけではなく、実務に直結する強固な技術力を培う土台となります。
CCNPの有効期限を更新する手順
CCNP資格には有効期限が設けられており、技術水準を維持するために定期的な更新手続きが求められます。
有効期限の満了を迎える前に、定められた手順に沿って再認定の条件をあらかじめ満たしておくことが必要です。
更新を果たすための主なアプローチは、以下の通りです。
- 3年間の有効期限までに再試験に合格する
- 継続教育制度を利用してクレジットを獲得する
これらの方法のいずれかを選択することによって、資格のステータスを今後も確実に維持していけるでしょう。
3年間の有効期限までに再試験に合格する
CCNPの有効期限は取得から3年間であり、期限が切れる前にCiscoが指定する再試験に合格する方法が最も直接的です。
再受験による更新では、同じレベルのコア試験やコンセントレーション試験に合格する手法が一般的となります。
具体的な合格基準や選択可能な試験の組み合わせ例を、事前によく整理しておくことがきっと役立つはずです。
再試験によってCCNPを更新する際の主な条件を、以下の表にまとめました。
| 受験する試験のパターン | 更新に必要な合格科目数 | 対象となる試験の例 |
|---|---|---|
| コア試験の再受験 | 1科目 | ENCOR(350-401)など任意のコア試験 |
| コンセントレーション試験の再受験 | 2科目 | ENARSI(300-410)など任意の選択試験2科目 |
| 上位レベル試験の受験 | 1科目 | CCIEラボ試験など上位資格の実技試験 |
自身が保有する知識のアップデートを兼ねて、最新の試験範囲に対応した科目を選択する手順が賢明です。試験名や合格科目数などの再認定条件は変更される場合があるため、受験前にCisco公式の再認定ポリシーページで最新情報を確認することをおすすめします。
継続教育制度を利用してクレジットを獲得する
Cisco Systemsは、試験の再受験に代わる更新手続きとして、CE(継続教育)プログラムを提供しています。
この制度は、継続教育の対象アクティビティとして登録された学習や活動を修了した場合に限り、所定のクレジットが付与される仕組みです。
付与されたクレジットが更新に必要な数に達し、Ciscoの認定管理システムで申請が承認されることによって、試験を受けることなく資格の更新手続きが完了します。
継続教育の対象として登録されている主な活動は、以下の通りです。
- Cisco公式のデジタルラーニングのうち、継続教育対象コースとして登録されたものの受講と修了
- Cisco Liveなど、対象アクティビティとして認定された技術イベントのセッション受講
- 認定トレーニングパートナーが提供する講習のうち、対象コースとして承認されたものの修了
ただし、対象となる活動の範囲や1件あたりの付与クレジット、更新に必要な合計クレジット、申請の期限は改定される場合があります。受講を申し込む前にCisco公式の再認定ポリシーページで対象アクティビティと申請条件を確認してください。
試験対策にまとまった時間を確保することが難しい実務エンジニアにとって、この継続教育は実用的な選択肢となります。
CCNPとは何かに関するよくある質問
CCNPの取得を検討する際、学習の難易度や必要な環境について、疑問を抱く方はきっと少なくないでしょう。
ここでは、受験者からこれまでに実際に寄せられることが多い代表的な質問とその回答をまとめて整理しました。
CCNPの難易度はどれくらいですか?
難易度はCisco認定資格のなかでもプロフェッショナル(中級レベル)に位置づけられ、下位資格のCCNAよりも大幅に高い傾向です。出題範囲は選択するトラックのコア試験とコンセントレーション試験によって異なり、Enterpriseトラックを例に取るとルーティング技術に加え、セキュリティや自動化といった実務知識が問われます。
受験資格に制限はありませんが、Cisco公式は実務3〜5年程度の経験を推奨しており、対策には十分な時間を要します。参考書による知識習得とシミュレータを用いた実技練習を並行して進める学習手順が有効です。
未経験からでもCCNPを取得できますか?
実質的な受験資格の制限はないため、未経験からでも直接受験して取得することは可能です。ただし、試験内容が高度な実務レベルであるため、合格への難易度は非常に高いと言えます。
そのため、まずは下位資格にあたるCCNAの学習から開始し、段階的に知識を深めるロードマップが推奨されます。基礎を十分に固めてから挑戦することによって、無理なくステップアップを果たせるはずです。
CMLは無料で利用できますか?
CMLには、特定の制限のもとで利用できる無償版が提供されています。CMLの導入によって、物理的な機器を購入することなく、個人学習向けの検証環境を無料で構築可能です。
ただし、利用可能なノード数などに一定の制限が設けられている点には注意が必要です。より大規模な構成を検証したい場合には、必要に応じて有償ライセンスの購入を検討してください。
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