スプレッドシートのRANDARRAY関数とは
RANDARRAY関数は、0から1の間のランダムな数値を配列形式で生成する数学関数です。この関数は指定した行数と列数に基づいて、ランダム数値の二次元配列を作成する機能を持っています。
配列のサイズは rows と columns という2つの引数によって決定され、これらの引数を省略した場合は1x1のサイズのグリッドが返されます。RAND関数と同様に、Enterキーを押すたびに結果が更新される特徴があります。
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基本的な構文パラメータの仕様
RANDARRAY関数の構文はRANDARRAY(rows, columns)
という形式で記述し、両方のパラメータは省略可能です。rows は返される行数を指定し、columns が指定されている場合は必須パラメータとなります。
=RANDARRAY()
=RANDARRAY(4, 2)
columns パラメータは返される列数を指定する省略可能な引数で、rows と組み合わせることで任意のサイズの配列を生成できます。両方のパラメータを省略すると、単一のランダム数値を含む1行1列の配列が生成されます。
実際の出力結果と動作例
引数なしでRANDARRAY()を実行すると、0.292929292のような0から1未満の単一のランダム数値が返されます。この出力結果は実行するたびに異なる値に変化するため、データの動的な生成に活用できます。
=RANDARRAY(4,2)
結果:
0.35464566 0.124214214
0.45674863 0.4561312
0.4565146 0.12645601
0.7878945 0.13459698
RANDARRAY(4,2)を実行すると、4行2列の合計8個のランダム数値を含む配列が生成され、各セルには0から1の間の異なる数値が配置されます。この機能により、テストデータの作成やシミュレーション計算において大量のランダム数値を効率的に生成することが可能です。
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