スプレッドシートのT関数とは
T関数はGoogleスプレッドシートで文字列引数をテキストとして返すためのテキスト関数です。この関数は値がテキストの場合はその値をそのまま返し、値がテキストを含むセルへの参照である場合はそのセルの内容を返します。
値がエラーまたはエラーを含むセルの場合、T関数はそのエラーを返し、それ以外の場合は空の文字列を返します。基本的な構文はT(値)という形で記述され、引数として指定された値をテキスト形式に変換する処理を行います。
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T関数の具体的な使用方法
T関数を実際に使用する場合、セル参照を引数として指定することでそのセルの内容をテキストとして取得できます。例えばA2セルに文字列が入力されている場合、T(A2)という数式でその内容をテキスト形式で返します。
=T(A2)
文字列リテラルを直接引数として指定することも可能で、T("cat")のような記述で文字列をそのままテキストとして返すことができます。数値や日付などのデータ型が入力されているセルを参照した場合、T関数は空の文字列を返すという動作特性があります。
T関数の実用性と他関数との関連性
Googleスプレッドシートでは自動的にほとんどの形式を適切に変換するため、T関数が必要になることは稀です。この関数は主に他のスプレッドシートパッケージで使用される数式との互換性を保つために提供されています。
=T("example")
=T(B1)
N関数が引数を数値として返すのに対し、T関数は引数をテキストとして返すという対照的な機能を持っています。エラーハンドリングの観点では、参照先のセルにエラーが含まれている場合、T関数はそのエラー値をそのまま返すため、データ検証時に活用することができます。
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