スプレッドシートのSORT関数とは
SORT関数は指定した配列または範囲の行を、1つまたは複数の列の値に従って並べ替えるフィルタ系の関数です。この関数は英名では「SORT function」と呼ばれており、データ分析や表の整理において頻繁に使用されます。
SORT関数の基本構文はSORT(範囲, 並べ替える列, 昇順, 並べ替える列2, 昇順2)
という形式で記述するのが特徴です。範囲パラメータには並べ替えたいデータ範囲を指定し、sort_columnには並べ替えの基準となる列のインデックス番号または範囲を設定できます。
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SORT関数の基本的な引数と設定方法
range引数にはA2:B26のようなセル範囲を指定し、並べ替えたいデータの全体を含める必要があります。sort_column引数には並べ替えの基準となる列のインデックス番号を1から始まる数値で指定するか、範囲外の別の列を範囲として指定することも可能です。
=SORT(A2:B26, 1, TRUE)
is_ascending引数にはTRUEまたはFALSEのブール値を設定し、TRUEの場合は昇順、FALSEの場合は降順で並べ替えが実行されます。複数の列で並べ替える場合は、sort_column2やis_ascending2などの追加パラメータを優先順位に従って指定します。
複数列での並べ替えとオプション設定
SORT関数では第4引数以降にsort_column2、is_ascending2といった追加パラメータを設定することで、複数の列を優先順位に従って並べ替えできます。この機能により、第1列で同じ値の行がある場合に第2列の値で更に細かく並べ替えることが可能になります。
=SORT(A2:C26, 1, TRUE, 2, FALSE)
範囲外の列を並べ替え基準にする場合、sort_column引数にC2:C26のような範囲を指定することで、メインの範囲とは異なる列の値を基準に並べ替えできます。この際、基準となる範囲は単一列である必要があり、メインの範囲と同じ行数でなければなりません。
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