スプレッドシートのSEQUENCE関数とは
SEQUENCE関数はGoogleスプレッドシートで1、2、3、4などの連続する数値の配列を自動的に生成する数学関数です。この関数は行数、列数、開始値、ステップ値の4つのパラメータを指定することで、規則的な数値の配列を効率的に作成できます。
SEQUENCE関数の基本構文はSEQUENCE(rows, columns, start, step)の形式で記述され、rowsパラメータのみが必須となります。columnsパラメータを省略した場合は1列の縦方向配列が生成され、startパラメータを省略すると1から開始される仕様となっています。
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SEQUENCE関数の基本的なパラメータ構成
SEQUENCE関数の第1パラメータであるrowsは返す行数を指定する必須項目で、整数値で入力する必要があります。第2パラメータのcolumnsは返す列数を指定するオプション項目で、省略した場合は自動的に1列の配列が生成される仕様です。
SEQUENCE(2)
=1行目: 1
=2行目: 2
第3パラメータのstartは数列の開始値を指定するオプション項目で、省略した場合は1から開始されます。第4パラメータのstepは各数値間の増減幅を指定するオプション項目で、省略すると1ずつ増加する設定となっています。
SEQUENCE関数の実践的な使用パターン
複数列の配列を生成する場合は第2パラメータに列数を指定し、横方向に連続する数値を展開できます。例えば2行3列の配列では左上から右下に向かって順番に数値が配置される規則となっています。
SEQUENCE(2, 3)
=1行目: 1, 2, 3
=2行目: 4, 5, 6
開始値とステップ値を同時に指定することで、等差数列や等比数列以外の複雑な数列パターンも生成可能です。負のステップ値を設定すると降順の数列が生成され、データ分析や計算処理における柔軟な数値配列作成が実現されています。
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
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