株式会社FLUEDは2026年6月1日、「カスタマーサポートAI化 検証支援サービス」の提供を開始しました。
株式会社FLUEDが見たカスタマーサポートAI化の背景にある現場課題
コールセンターを持つ企業では、電話・メール対応への依存、営業時間外の問い合わせ対応不可、対応履歴の分散と引き継ぎロスといった課題が長年残り続けてきました。FAQサイトへの誘導や検索ツールの導入が試みられても、ユーザーが自力で解決するまでのハードルは依然高く、有人対応への流入を抜本的に減らすには至っていません。
こうした状況を変えるきっかけとして、HubSpotはAIエージェント機能「Breeze顧客対応エージェント」を大幅に強化しました。自社マニュアルやFAQページ、社内ドキュメント(PDF含む)をデータソースとして、読み込ませることで、チャット問い合わせにAIが即時回答します。解決に至らない場合は人間のエージェントへ自動エスカレーションし、有人対応前には「推奨返信文」を自動生成する半自動モードにも対応しています。
株式会社FLUEDは、500件超のBtoBプロジェクト支援と複数のコールセンター・カスタマーサポート現場での実務経験を通じて、この技術が実運用に耐える水準に達したと判断し、今回のサービス提供を開始しました。
カスタマーサポートAI化 検証支援サービスの4つの特徴
「カスタマーサポートAI化 検証支援サービス」の主な特徴は次の4点です。
- 既存ドキュメントを活用したAIチャットボットのワンストップ構築(GTMタグでWebサイトに埋め込み可能)
- 完全自動モードと半自動モード(担当者の承認後に送信)の使い分け設計を標準搭載
- AIで解決できないケースのエスカレーション条件設計とHubSpot CRMへの対話履歴蓄積
- PoC期間中の回答精度・解決率・エスカレーション発生率の計測とデータソース改善レポートの提供
完全自動と半自動を状況に応じて切り替えられる設計は、AI回答の信頼性に不安を持つ現場が段階的に自動化範囲を広げやすい設計です。すべての対話履歴がHubSpot CRMのコンタクト・チケットに紐付いて蓄積されるため、問い合わせ内容の分析と顧客管理の一元化も実現しました。
代表取締役の松永 創氏は次のようにコメントしています。「HubSpotの顧客対応AIエージェントは、コールセンター出身者の立場から見ても、現場の課題に正面から応えられる実用レベルに達していると感じています。今回の検証支援サービスは、ライセンス費用込みでまず小さく試して、効果を確かめていただくための入口として設計しました」
カスタマーサポートAI化 検証支援サービスの概要
対象はコールセンターやサポート窓口を持つ企業で、PoCフェーズの全工程をワンパッケージで支援します。主要項目は以下の通りです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社FLUED |
| サービス名 | カスタマーサポートAI化 検証支援サービス |
| 活用技術 | HubSpot Breeze顧客対応エージェント |
| 対象企業 | コールセンター・サポート窓口を持つ企業 |
| 主な機能 | AIチャットボット構築・精度検証 完全自動/半自動モードの使い分け HubSpot CRMへの対話履歴蓄積 回答精度・解決率の計測とレポート提供 |
| 料金 | ¥450,000(税別・一式) HubSpot Service Hub ライセンス費用(1年分)込み |
| 連携対応 | GTMタグによるWebサイト埋め込み ZoomPhone等CTIシステムとの連携(別途相談) |
| パートナー認定 | HubSpot Diamond Partner/HubSpot Best Partner in Japan(2025年)受賞 |
| 所在地 | 東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE丸の内 JPタワー14階 |
| 代表者 | 松永 創 |
trends編集部の一言
500件超のBtoBプロジェクト支援という実績は、サービスの信頼性を裏付ける数字として目を引きます。マーケティングの現場でも、問い合わせ対応の属人化や夜間の対応漏れは業種を問わず、共通の悩みであり、業界全体としてAIエージェントの実用化を待ち望む声は確実に高まっています。
HubSpot CRMへの対話履歴蓄積という設計は、単なる自動化を超えた視点として、印象的な特徴です。マーケティング業界全体としても、問い合わせデータを顧客理解に活用する流れが強まっており、CRM活用の新たな潮流として定着しつつあります。
¥450,000(税別)のワンパッケージ価格にHubSpot Service Hub ライセンス費用(1年分)が含まれる点も、初期導入のハードルを下げる工夫と言えるでしょう。「まず小さく試す」というPoC設計の思想は、生成AI導入に慎重な企業が多い国内市場において、今後の標準的なアプローチになっていくと予想されます。
References
- ^ PR TIMES. 「BtoBマーケ・営業DX支援の㈱FLUED、HubSpot AIエージェントを活用した「カスタマーサポートAI化 "検証支援"サービス」を提供開始 | 株式会社FLUEDのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000072051.html, (参照 26-06-01).
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