Hmcomm株式会社は、対話型AIエージェント「Terry2」を活用した問い合わせ業務自動化PoCの開始を決定しました。
Terry2のFDEアプローチで問い合わせ業務をAIネイティブに再設計
今回のPoCでは、従来型の受託開発モデルとは異なる「FDE(Forward Deployed Engineer)」アプローチを採用しています。Hmcomm株式会社が保有する対話型AIエージェント基盤「Terry2」をベースに、問い合わせ業務フローそのものをAIネイティブに再設計する点が特徴です。
複雑なRAG運用や大規模データ整備を前提とせず、プロンプト制御を中心とした軽量・高速なAI運用モデルを採用しています。業務部門主導でAI改善サイクルを回せる構成が特徴です。
実際の問い合わせ業務運営ノウハウを有する株式会社ジップとの連携により、単なる技術検証に留まらない実オペレーション環境でのAIエージェント活用モデルの構築を目指します。音声・テキスト対応型AIエージェントを適用し、実務に即した検証を進めていく方針です。
Terry2 PoCで目指す新たな業務基盤モデルの効果
本PoCを通じて、期待される効果は次の4点です。
- 問い合わせ対応の自動化
- オペレーションコスト削減
- ナレッジ運用の省力化
- 業務立ち上げスピード向上
本PoCで期待される効果を通じて、従来のコンタクトセンター/BPO運営とは異なる、新たな業務基盤モデルの構築を目指します。Hmcomm株式会社は今後も「音×AI」の技術基盤を活用し、AIエージェントを中核とした次世代業務インフラの社会実装を推進していく方針です。
Terry2 PoCの概要および株式会社ジップの会社情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | Hmcomm株式会社 |
| 代表者 | 三本 幸司 |
| 所在地 | 東京都港区浜松町2-10-6 PMO浜松町Ⅲ4階 |
| 設立日 | 2012年7月24日 |
| URL | https://hmcom.co.jp |
| PoC対象サービス | 対話型AIエージェント「Terry2」 |
| PoC開始日 | 2026年6月19日 |
| 連携先 | 株式会社ジップ |
| 連携先所在地 | 岡山県瀬戸内市長船町長船301-11 |
| 連携先代表者 | 神﨑 宏 |
| 連携先資本金 | 3,000万円 |
| 連携先設立 | 1991年10月1日 |
trends編集部の一言
コンタクトセンター/BPO領域でのAIエージェント活用という切り口は、業界を問わず注目に値します。コンタクトセンター業界全体としては、問い合わせ対応の自動化やナレッジ管理の効率化に向けた取り組みが加速しており、「複雑なRAG運用や大規模データ整備を前提としない」軽量モデルへの関心は同種サービス全体でも高まっています。
「FDE(Forward Deployed Engineer)」アプローチで業務フローそのものを再設計するという発想は、技術ありきではなく現場課題から逆算する考え方です。実運用ノウハウを持つ株式会社ジップとの連携でPoCを進める構図は、社会実装に向けた着実な一歩として、コンタクトセンター業界の動向としても注目される取り組みです。
References
- ^ PR TIMES. 「対話型AIエージェント「Terry2」による次世代問い合わせ業務自動化PoC開始のお知らせ | Hmcomm株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000192.000033941.html, (参照 26-06-21).
