AIVy株式会社は、AIアバター「PITALIy」において「AIプレゼンモード」の提供を開始しました。
PITALIy「AIプレゼンモード」の概要
「AIプレゼンモード」は、企業が保有する営業資料、商品情報、FAQ、導入事例、料金情報、比較資料などをもとに、AIアバターがユーザーに対して対話形式で説明を行う機能です。ユーザーは、Webサイトや展示会ブース、商談前ページでAIアバターに話しかけることで、気になった点をその場で質問できます。
AIアバターは、ユーザーの質問や関心に応じて製品概要、導入メリット、料金、導入事例、よくある質問などをわかりやすく案内します。対話の流れの中で、資料請求、問い合わせ、商談予約、LINE登録などの次の行動へ自然につなげる設計です。
BtoB商材や高単価サービスの現場では、営業資料を設置しても最後まで読まれず、担当者ごとに説明品質や説明順序にばらつきが生じるという課題が繰り返し発生してきました。「AIプレゼンモード」は、AIアバターがユーザーの理解度や関心に応じて説明を出し分けることで、こうした構造的な課題に新たな選択肢を提供します。
PITALIy「AIプレゼンモード」の5つの特徴
「AIプレゼンモード」が持つ主な特徴は次の5点です。
- 営業資料をAIアバターが対話形式で説明し、資料の通読なしに必要情報を届ける
- ユーザーの質問内容や反応に応じて説明内容と順序を出し分ける
- 複数チャネルで事前設計したシナリオに沿った均一な説明品質を実現する
- 対話の中で資料請求・問い合わせ・商談予約・LINE登録への導線へ自然につなげる
- 初期説明をAIアバターが担うことで営業担当者は確度の高い商談に集中できる
人による説明では実現しづらい「閲覧者一人ひとりへの個別対応」と、Web上だけでは実現しづらい「双方向の理解促進」を組み合わせることで、最初の接点における情報伝達の質を高めることが可能となっています。単に資料を表示するのではなく、ユーザーが気になった点をその場で質問でき、AIアバターが補足説明を行う点が中心的な特徴です。
PITALIy「AIプレゼンモード」の利用シーンと導入の流れ
「AIプレゼンモード」の活用シーンは多岐にわたります。次のような場面での導入が想定されました。
- 展示会ブース(スタッフ対応のピーク時にも一次説明を継続可能)
- SaaSサービスサイト
- 採用説明ページ
- ショールーム
- オンライン商談前の事前説明(理解度を一定水準まで揃えた状態で商談に臨める)
- 新商品LP
- BtoB営業資料ページ
- 高単価サービスの問い合わせ前ページ
導入の流れは、説明したい商品・サービスの整理から始まります。次に営業資料やFAQ、導入事例、料金情報の共有、会話設計とデザイン設定、応答内容のテスト・調整を経て、Webサイトや展示会ブースなどへの実装・運用開始へと進みます。
運用開始後は、会話ログを分析し、応答内容やシナリオを継続的に改善していく体制が採られました。代表取締役の村上卓斗氏は、「資料を読ませるものから会話できるものへと、企業と顧客の最初の接点を変えていきたい」と述べました。営業担当者が本来集中すべき商談や提案に時間を使えるようにすることが、このサービスの目指す姿です。
AIVy株式会社とPITALIy「AIプレゼンモード」の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | AIVy株式会社 |
| 代表者 | 代表取締役 村上卓斗氏 |
| 所在地 | 東京都 |
| サービス名 | AIアバター「PITALIy」 |
| 新機能 | AIプレゼンモード |
| 主な活用領域 | Web接客・展示会・イベント・採用・教育・自治体・ヘルスケア・福祉・エンタメ・EC・BtoB営業 |
| 主な機能群 | AIプレゼンモード・診断機能・Web予約機能・LINE登録機能・自動FAQ追加機能など |
| 公式サイト | https://pitaliy.jp/ |
trends編集部の一言
マーケティングの現場では、資料を設置しても「最後まで読まれない」という状況が、業種を問わず多くの現場で共通の悩みとなってきました。展示会ブースで配布したホワイトペーパーが開封されないまま終わったり、WebサイトのPDFへのアクセスはあるのに問い合わせにつながらなかったりという場面は、BtoBマーケティングの現場で繰り返し語られてきた構造的な課題です。
「資料と人との間にある説明の空白」という表現は、マーケティングの文脈でも象徴的です。コンテンツを届けるだけでは埋まらない理解のギャップを対話で補うアプローチは、業界全体としてもリード獲得から商談前の接点設計における新たな方向性として、注目されています。
AIアバターが初期説明を担い営業担当者は確度の高い商談に集中するという役割分担の設計は、マーケティングとセールスの連携課題においても、示唆を含む考え方です。今後予定されている診断機能やレポート機能などとの組み合わせによって、どのような接客体験が実現されるか、業界の動向としても引き続き注目される取り組みと言えるでしょう。
References
- ^ PR TIMES. 「AIアバター「PITALIy」、商品・サービスを対話形式で説明する「AIプレゼンモード」を提供開始 | AIVy株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000123193.html, (参照 26-06-01).
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