株式会社immedioは、AIインサイドセールス「immedio」において、ミーティングチェックイン時に登録された同席者を「リード側同席者」として自動登録し、面談イベントと紐づけて管理できる機能をリリースしました。
同席者情報が面談履歴に残らない課題
BtoB の商談では、日程調整をした担当者に加え、当日になって上長や決裁者、関係部門のメンバーが同席するケースが増えています。ワンマーケティングが発表した「顧客企業の購買プロセス白書2025」によると、購買の意思決定に関与する人数は取引金額が上がるほど増加する傾向です。
低価格帯(300万円未満)で平均5.6人、高価格帯では18.3人に達するとされています。なお、購買関与者が2人以上となる商談では、関与者全員の情報を一元管理する重要性がとくに高まります。
こうした関与者の一部は、当日の商談ではじめて参加が判明することも少なくありません。これまでも、ミーティングチェックインのフォームで取得した同席者をCRMへ連携する手段はありました。しかし、immedio上では同席者と面談イベントのつながりを管理できず、「誰が、どの面談に参加したのか」を後から追いにくい状態でした。
この状況が引き起こす課題は、以下の通りです。
- 面談情報に主担当者しか残らず同席者が記録されない
- 決裁者・関係者がどの面談に参加したか追いにくい
- 面談後のフォローのたびに参加者情報を別途確認する手間が生じる
- CRMに同席者情報が増えても「どの商談で会った相手か」の文脈が抜け落ちる
今回の機能は、商談に参加した顧客側メンバーをimmedio上でも面談情報として、一貫して残したいというニーズに応えました。
マーケティング・IS・FSの3部門を支援
新機能は、各部門の「商談機会の最大化」を支援する設計です。マーケティング担当にとっては、当日に上長や決裁者が同席した場合でも、チェックインフォームから登録された情報がimmedio上に残るため、面談後の送付先・連絡先を確実に把握できます。
同席者リードは、SalesforceやHubSpot、Zapier連携を通じてCRMにも自動作成されました。これにより、マーケティング施策のROI管理への活用も可能です。
インサイドセールス(IS)担当・マネージャーにとっては、同席者リードが面談イベントと紐づくため、複数の商談にわたる顧客関与者の把握が容易です。担当者が変わっても面談詳細画面から同席者を確認できるため、引き継ぎコストの削減も期待できます。フィールドセールス(FS)担当・DX推進担当については、フォーム回答やCRM、面談イベントの情報が連動することによって、営業現場における情報断絶が解消されました。
immedioの「同席者情報の自動登録」機能の概要
本機能では、ミーティングチェックインのフォームから登録された同席者を、immedio上のリードとして自動登録できます。登録された同席者リードは該当する面談イベントに紐づき、面談詳細画面に「リード側同席者」として表示されます。主な機能は以下の通りです。
- 同席者をimmeidoにリードとして自動登録
- 同席者リードを該当の面談イベントに紐づけ
- 面談詳細画面に「リード側同席者」として表示・リード詳細画面へ遷移可能
- 面談タイプ・アサインユーザー情報を同席者リードに自動引き継ぎ
- SalesforceやHubSpot連携でCRMにも同席者リードを自動作成
チェックインフォームでは、同席者の氏名や所属企業名、メールアドレス、役職などを入力項目として設定できます。役職の項目は設定により変更が可能です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サービス名 | immedio |
| カテゴリ | AIインサイドセールス |
| 提供元 | 株式会社immedio |
| 連携サービス | SalesforceやHubSpot、Zapier |
| 代表取締役 | 浜田英揮氏 |
| 所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1丁目19−9 第一暁ビル 4F |
| 設立 | 2022年4月1日 |
| サービスHP | https://www.immedio.io/ |
trends編集部の一言
購買の意思決定に関与する人数が低価格帯(300万円未満)で平均5.6人、高価格帯では18.3人に達するという数字は、BtoB営業の複雑さを改めて示しています。業界全体として、商談は「一対一」から「チーム対チーム」へと構造が変化しており、関与者全員を追跡できる仕組みの必要性は高まっています。
マーケティング業界の文脈に置き換えると、施策の効果測定において「誰が関与していたか」という文脈が抜け落ちる課題は業界横断で語られてきたテーマです。チェックインフォームへの入力という既存のアクションに自動登録を組み込む設計は、現場の運用負荷を増やさずにデータの質を高めるアプローチとして、BtoBマーケティング全体の情報管理プロセス転換を象徴する動きと読み取れます。
References
- ^ PR TIMES. 「商談当日の同席者情報が面談履歴と紐づく。AIインサイドセールス「immedio」、同席者の自動リード登録に対応 | 株式会社immedioのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000303.000106428.html, (参照 26-07-02).
