セルプロモート株式会社は、2026年6月16日に中小企業向けAIシステム構築トレーニングサービス「AI GYM」の提供を開始しました。
中小企業のAI導入を巡る課題とセルプロモートの知見
独立行政法人中小企業基盤整備機構が2026年3月に公表した調査によると、中小企業のAI導入率はわずか20.4%にとどまっています。約8割もの中小企業が生成AIをうまく活用できていない状況です。
AIの導入・活用が進まない理由として、同調査では「成功事例・活用事例などの情報が不足している」と回答した企業が83.3%と最多数を占めています。具体的な自社業務でのAI活用プロセスをイメージできないことが、チャンスを阻害する大きな壁となっています。
セルプロモート株式会社は、DXコンサルティング事業を通じて、様々な中小企業や行政機関に対し業務システム開発を行ってきました。その中で「外注して開発したシステムが現場にフィットせず使われなくなってしまった」「AI研修を受けても実務で活用できない」といった課題を、数多く聞いてきたといいます。こうした課題に共通するのは、現場業務を最もよく理解している担当者自身が、AIを活用して業務改善やシステム構築を行う手段を持っていない点です。
AI GYMのカリキュラムと主な特長
「AI GYM」は、受講者が自社の業務課題を題材に、専任トレーナーの伴走のもとで実際に動く業務システムを完成させるAIトレーニングサービスです。全12回・合計24時間にわたり、AIツールの活用からシステム構築・セキュリティ知識まで、実践的なカリキュラムを提供します。
昨今、生成AIの急速な発展により、「Claude Code」のようなコード生成AIツールや「Claude Cowork」のようなタスク自動化エージェントが台頭し、自然言語でシステムやアプリを構築できる環境が社会的に広がっています。卒業時には、完成した業務システムを自分たちで改修・拡張できる状態を目指す設計です。システムの所有権は受講企業に帰属します。
サービスの主な特長は次の3点です。
- プログラミング経験不要で自社専用の業務アプリを構築できる
- 個社の課題に応じてシステム設計から専任トレーナーが伴走する
- セキュリティ設計についても受講者自身が対応できるようトレーニングを行います
対象となるのは、DX人材・AI人材が社内にいない企業や既存の業務システムが自社業務にフィットしていない企業です。プログラミングの知見はないものの、自社業務の課題を言語化できる現場担当者を主な受講者として想定しています。
取締役COO谷内明雄氏は「プログラミングの知識がなくても、AIを活用すれば現場の担当者が自分たちでシステムを作れる時代が到来しつつある」と述べています。日本の99.7%を占める中小企業の現場にAIを活用できる人材が育てば、一社一社の稼ぐ力が向上し、日本経済全体の活性化につながるとの展望を示しました。
AI GYMの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | セルプロモート株式会社 |
| サービス名 | AI GYM |
| 提供開始日 | 2026年6月16日 |
| 対象 | DX・AI人材がいない中小企業および現場担当者 |
| 期間・回数 | 約2ヶ月間・全12回・合計24時間 |
| 主な特長 | プログラミング不要・専任トレーナー伴走・セキュリティ設計まで対応 |
| 初年度目標 | 50社への導入 |
| 所在地 | 東京都新宿区 |
| 代表者 | 林 亮太 |
| 設立 | 2019年1月 |
| 資本金 | 5,500万円 |
| 企業URL | https://cellpromote.biz/ |
trends編集部の一言
中小企業のAI導入率がわずか20.4%という数字は、生成AIが急速に普及しているように見える現在においても、まだ大多数の企業が蚊帳の外にいることを改めて示しています。中小企業向けDX支援領域では、「研修で知識は得たが実務で使えない」という知識習得と実践の間にある溝が、業界横断の共通課題として長く指摘されてきました。
「教えて終わり」ではなく、自社の業務課題を題材に実際に動くシステムを完成させるまで伴走するという設計は、その溝を埋めようとする一つの回答といえるでしょう。マーケティングの現場において、社内ツールや簡易なデータ集計システムの内製化が進めば、外注コストや待ち時間の削減につながるケースは多いと推察されます。初年度50社という目標とともに、地方の中小企業への展開がどの程度進むかも、今後の動向として関心を集めそうです。
References
- ^ PR TIMES. 「セルプロモート、中小企業向けAIシステム構築トレーニングサービス「AI GYM」を提供開始 | セルプロモート株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000109775.html, (参照 26-06-18).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
ITやプログラミングに関するコラム
【Git】remote設定を変更する方法
【VBA】コメントアウトを設定する方法
マークダウンで改行する方法
【CSS】notで複数の件を除外する方法
x86とx64の違いを分かりやすく解説
GitLabとGitHubの違いを解説
パソコンのメモリの目安を用途別に選ぶ方法
Linuxで環境変数を確認する方法
CapsLockキーを解除する方法
UbuntuのIPアドレスを確認する方法
ITやプログラミングに関するニュース
AITORAがAI検索での競合比較を可視化、対策レポートをモニター価格月額10万円〜で提供
株式会社MIXIが「Romi(Lacatanモデル)」の選べる声を全4種類に拡大、キャラ変との組み合わせが広がる
藤枝市役所が国産LLM「Sarashina」活用の窓口AI実証事業で総務省採択、ソフトバンクと協定締結
Hanji株式会社がAIチューター「Knock」に赤入れ添削機能を追加、数十秒〜1分程度で大学入試レベルまで対応
KozotaiがAIネイティブ会計ソフト「KOZOTAI」を正式リリース、自然言語入力だけで仕訳から決算書まで一貫処理
NTT西日本株式会社が大阪・福岡に次世代AI対応型データセンターを新設、西日本のAIインフラ強化へ
パテント・インテグレーション株式会社が「サマリア」の弁理士法対応を強化、利用規約改訂と注意喚起機能を追加
アステリアキャンバスがAI業務プラットフォーム「Bakusoku.AI」を提供開始、最短3分で業務ソフトウェアを自動生成
合同会社DMM.comが「DMMキャラトーク」を提供開始、1,000以上のパターンのキャラクターと1対1でトーク
株式会社アスレバがゴリラセールスAI商談を正式リリース、顧客の検討熱度が高い瞬間にAIが商談化を自動化
