アステリアキャンバス株式会社は2026年8月1日、AIネイティブ業務プラットフォーム「Bakusoku.AI」の提供開始を発表しました。
Bakusoku.AI開発の背景
Claude Code(Anthropic社)、Codex(OpenAI社)、Gemini Code Assist(Google社)などの普及とともに、AI開発は世界的に加速しています。
一方で、ビジネス現場でストレスなく実稼働できる業務用ソフトウェアを開発するには、論理的なプロンプト設計や実稼働環境の準備が必要であり、現場担当者には高いハードルがありました。
アステリアグループは、PlatioやClickなどの長年にわたるノーコード技術の蓄積をベースに、Bakusoku.AIを開発しました。現場担当者がBakusoku.AIと対話するだけで実際に使える業務ソフトウェアを構築できます。生成したソフトウェアをMCP化することによって、AIによる業務オーケストレーション(自動連携・制御)にも対応しています。
Bakusoku.AIとPlatio Canvas AIの機能と特長
Bakusoku.AIの主な特長は次の3点です。
- 最短3分で業務ソフトウェアを開発可能な対話形式インターフェース
- クラウド環境の自動構築による開発から本番運用までのシームレスな実現
- 運用や改善、保守までをAIが継続的に支援する仕組み
エンタープライズ版である「Platio Canvas AI」は2026年8月下旬より提供開始予定です。Bakusoku.AIの機能に加え、高度なセキュリティやガバナンス、MCP/API連携・専用サポートを標準搭載しています。
データ連携市場において19年連続シェアNo.1製品のASTERIA Warpとも連携し、既存の社内システムやクラウドサービスとのシームレスな統合を実現できる構成です。
先行トライアルにコメントを寄せた小田急電鉄株式会社 デジタル事業創造部の辻田雅紀氏は、「約10名規模のシフト・勤怠管理アプリを試作しましたが、AIとの対話だけで要件整理からUI・データベース設計まで一気通貫で構築でき、従来のノーコードで必要だった設計・連携の手間が大きく削減される点に高い価値を感じました」と述べています。
株式会社日本農業新聞 食農イノベーション局ソリューション事業部の井野剛介氏は、会員制ポータルサイトのアプリ作成を試した結果として、「自然言語で入力し、AIの質問に答えるだけでアプリを構築できる点に魅力を感じました。開発コストと時間の大幅短縮が期待できます」とコメントしています。
トライアルキャンペーンと今後の展開
Bakusoku.AIのトライアルキャンペーンは、対象期間2026年6月23日〜2026年7月31日で実施中です。対象製品はBakusoku.AI Proプラン、対象は企業での利用に限られます。
8月1日以降、正式版へのデータ移行が可能です。Platio Canvas AIのトライアルについては、先行受付期間が2026年6月23日〜2026年7月31日(トライアル開始は7月末予定)となっています。
先行期間に申し込んだ場合、通常トライアルの2倍のAIクレジットにあたる24,000クレジットが付与される特典です。
アステリアグループは、「Bakusoku.AI」および「Platio Canvas AI」について3年間で5億円の売上を目標としています。ノーコードの新しい段階であるAI開発を普及させることによって、ユーザー企業のAIネイティブ化を加速させていく方針です。
Bakusoku.AIの概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発表企業 | アステリア株式会社・アステリアキャンバス株式会社 |
| サービス運営 | アステリアキャンバス株式会社(アステリア株式会社の100%子会社) |
| 代表取締役 | 工藤亮太氏 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区 |
| サービス名 | Bakusoku.AI(バクソク エーアイ) |
| カテゴリ | AIネイティブ業務プラットフォーム |
| 提供開始日 | 2026年8月1日 |
| 開発速度 | 最短3分 |
| 主な機能 | 対話形式によるUI・業務ロジック自動生成 クラウド環境の自動構築 運用・改善・保守のAI継続支援 MCP化による業務オーケストレーション対応 |
| エンタープライズ版 | Platio Canvas AI(2026年8月下旬提供開始予定) |
| 売上目標 | 3年間で5億円 |
| 公式サイト | https://lp.bakusoku.ai/ |
trends編集部の一言
最短3分で業務用ソフトウェアが完成するというインパクトは、開発現場に限らず、広く刺さる数値です。マーケティング業界の文脈に置き換えると、簡単なデータ入力フォームやレポート集計ツールを外部発注コストや工数を理由に諦めてきたという状況は業界横断で語られてきたテーマであり、AIとの対話だけで要件整理から実装まで完結する仕組みは、非エンジニア職がツール開発に参加できる業務プロセスへの転換を象徴する動きと読み取れます。
AI開発ツールが広がる中で、業界全体としては「プロンプトが書ける人」と「書けない人」との間に新たな格差が生まれつつあります。「Bakusoku.AI」が描く対話型の開発体験は、そのギャップを埋める現実的なアプローチとして注目しておく価値がありそうです。
小田急電鉄株式会社や株式会社日本農業新聞など、業種の異なる企業がコメントを寄せている点も印象に残りました。開発工数の削減効果が特定業種に限らず横断的に出ているとすれば、導入検討の間口は想像より広いかもしれません。
References
- ^ PR TIMES. 「AI業務開発の決定版「Bakusoku.AI」8月1日提供開始 | アステリア株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000429.000010008.html, (参照 26-06-25).
※上記コンテンツの内容やソースコードはAIで確認・デバッグしておりますが、間違いやエラー、脆弱性などがある場合は、コメントよりご報告いただけますと幸いです。
ITやプログラミングに関するコラム
【Git】remote設定を変更する方法
【VBA】コメントアウトを設定する方法
マークダウンで改行する方法
【CSS】notで複数の件を除外する方法
x86とx64の違いを分かりやすく解説
GitLabとGitHubの違いを解説
パソコンのメモリの目安を用途別に選ぶ方法
Linuxで環境変数を確認する方法
CapsLockキーを解除する方法
UbuntuのIPアドレスを確認する方法
ITやプログラミングに関するニュース
AITORAがAI検索での競合比較を可視化、対策レポートをモニター価格月額10万円〜で提供
株式会社MIXIが「Romi(Lacatanモデル)」の選べる声を全4種類に拡大、キャラ変との組み合わせが広がる
藤枝市役所が国産LLM「Sarashina」活用の窓口AI実証事業で総務省採択、ソフトバンクと協定締結
Hanji株式会社がAIチューター「Knock」に赤入れ添削機能を追加、数十秒〜1分程度で大学入試レベルまで対応
KozotaiがAIネイティブ会計ソフト「KOZOTAI」を正式リリース、自然言語入力だけで仕訳から決算書まで一貫処理
NTT西日本株式会社が大阪・福岡に次世代AI対応型データセンターを新設、西日本のAIインフラ強化へ
パテント・インテグレーション株式会社が「サマリア」の弁理士法対応を強化、利用規約改訂と注意喚起機能を追加
アステリアキャンバスがAI業務プラットフォーム「Bakusoku.AI」を提供開始、最短3分で業務ソフトウェアを自動生成
合同会社DMM.comが「DMMキャラトーク」を提供開始、1,000以上のパターンのキャラクターと1対1でトーク
株式会社アスレバがゴリラセールスAI商談を正式リリース、顧客の検討熱度が高い瞬間にAIが商談化を自動化
