合同会社DMM.comは2026年6月23日(火)、多彩なAIキャラクターと1対1でトークを楽しめるAIチャットサービス「DMMキャラトーク」の提供を開始しました。
DMMキャラトーク提供の背景と娯楽ニーズへの着目
日本国内における生成AIの個人利用経験率は2025年時点で27%に達し、4人に1人以上が何らかのAIサービスを利用しています。日本リサーチセンターが実施した調査(2025年3月)が示す数字です。
一方、内閣府 消費者委員会事務局の調査では、生成AIの利用目的として「情報の検索・リサーチ」「文章の作成・編集」「学習・自己研鑽」が上位に挙がっています。娯楽や気分転換、雑談を目的とする利用者も一定数確認されましたが、そのニーズに特化したサービスは多くありませんでした。合同会社DMM.comは、AIとの会話体験に「癒し」や「楽しさ」といった価値を加えることで、ユーザーの日常をより豊かにできると考え、「DMMキャラトーク」の開発に至りました。
DMMキャラトークの3つの特徴
「DMMキャラトーク」の主な特徴は次の3点です。
- DMMアカウントひとつで複数サービスのAIキャラクターに横断アクセス
- 好きな時に、1,000以上のパターンから好みのキャラクターを選んで1対1でトーク
- DMM.comによる安心・安全な運営体制とコンテンツ品質管理
複数のAIチャットサービス提供元による多様なキャラクターをひとつのプラットフォームに集約した点が、同サービスの核心です。DMMアカウントひとつで、サービスごとにアカウント登録をすることなく、ワンクリックでアカウント連携やDMMポイントによる支払いが可能になっています。
キャラクター数および各キャラクターで遊べるシナリオ数を合わせて1,000以上のパターンと出会えるのも魅力です。学習や占いに特化したキャラクター、チャットのやり取りを通じて物語を生成・進行していくストーリーチャットなど、個性豊かなキャラクターの中から気分やシーンに合わせて選べます。
ユーザー自身が好みのキャラクターを作成し、プラットフォームおよび各サービスで公開して他のユーザーに遊んでもらうことも可能です。
DMMキャラトークの参加サービスとローンチキャンペーン
「DMMキャラトーク」には複数のAIチャットサービスが参加しています。主な参加サービスは以下の通りです。
- BubbleChat(バブルチャット)/Tingle(ティングル)
- Deev(ディーブ)
- ozchat(オズチャット)
- PinxAI(ピンクスエーアイ)
- WHIF(ウィフ)
参加企業コメントによると、BubbleChat(バブルチャット)とTingle(ティングル)は韓国でそれぞれ男性・女性ユーザーを中心に支持を集めているAIキャラクターサービスで、両サービスとも独自モデルの公開を予定しています。PinxAI(ピンクスエーアイ)はZONエンタテインメント社が提供し、ユーザーが物語の主人公となってキャラクターとの選択を通じてオリジナルストーリーを紡ぐインタラクティブなコンテンツ体験が特徴です。
ozchat(オズチャット)はAIキャラクターとの会話で日常に「小さな魔法」を届けるサービスです。ozchat運営側は今回の参画について、より多くの人に話せる相手を届けるための選択肢としてコメントしました。
ローンチを記念して、Xを使ったお題投稿キャンペーンも開催されます。第1回のお題は「AIとこんな話してみた」で、期間は2026年6月23日(火)~ 2026年6月29日(月)23:59です。優秀投稿にはDMMポイントが贈られます。
賞の内訳は、名言賞5,000pt×1名、爆笑賞3,000pt×1名、天才賞3,000pt×1名、編集部賞1,000pt × 4名です。
DMMキャラトークおよびDMM.com概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 合同会社DMM.com |
| 所在地 | 東京都港区 |
| PFカンパニーCEO | 村中悠介氏 |
| サービス名 | DMMキャラトーク |
| カテゴリ | AIチャットサービス |
| 提供開始日 | 2026年6月23日(火) |
| コンセプト | なんでも話せる相手が、きっと見つかる |
| キャラクター・シナリオ数(合計) | キャラクター数とシナリオ数を合わせて1,000以上のパターン |
| 決済 | DMMポイント |
| サービスページ | https://chara-talk.dmm.com/ |
| 会員数(DMM.com) | 6,012万人(2026年2月時点) |
| 運営サービス数 | 60以上 |
| 創業 | 1998年 |
trends編集部の一言
日本国内の生成AI利用経験率が2025年時点で27%、4人に1人以上に達したという数字は、AIが一部の先進ユーザーだけのものではなくなってきた現状を示しています。AIチャットサービス業界全体としては、「タスク処理型」から「日常に溶け込む体験型」へと軸足が移りつつある傾向が見られます。
娯楽や気分転換、雑談といった用途にフォーカスするプラットフォームが大手から登場したことは、その流れを象徴する動きです。マーケティング業界の文脈に置き換えると、エンターテインメント領域でのAI活用が日常接点の拡大を後押しする潮流として、業界横断で注目されるフェーズに入ったと言えます。
「DMMアカウントひとつで複数サービスのキャラクターに横断アクセスできる」という設計は、ユーザーの離脱ポイントを徹底的に減らしたファネル設計です。サービスをまたいだ登録の手間を省き、DMMポイントで決済まで完結する仕組みは、エンゲージメントを高める上でシンプルかつ実効性の高いアプローチでした。今後のIPコラボや機能拡充とあわせて、注目しておく価値がある動向です。
References
- ^ PR TIMES. 「DMM、AIチャットサービス「DMMキャラトーク」の提供を開始 | 合同会社DMM.comのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005062.000002581.html, (参照 26-06-25).
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