株式会社ifは、2026年6月19日、法人向け新コース「生成AI研修 実務応用コース②」の提供を開始しました。
「生成AI研修 実務応用コース②」開設の背景
個々の業務で生成AIを使えるようになった次の課題は、作ったFAQやマニュアル、AIアシスタントを組織知として定着させることです。一方で、対外発信や契約、公募などの法令やリスクの一次チェックを仕組み化することも求められています。
多くの現場では、「作ったマニュアルが属人化・陳腐化し、PDCA型の更新が回らない」状態、または「AI利用ポリシーや証跡管理が未整備のまま社内利用が広がっている」段階にとどまりがちです。生成AIの活用を組織で継続させるには、ナレッジを継続更新する運用と、公開前の一次監査や適法性チェック、証跡管理といった品質・リスク統制の仕組みが欠かせません。
「生成AI研修 実務応用コース②」の構成と学べる内容
本コースは全3回構成で、導入セッションのほか、応用講座③「組織知を構築する(ナレッジ運用と精度)」と応用講座④「品質とリスクを統制する(運用の型と証跡)」の2講座から成ります。eラーニングの学習時間は約10.5時間です。
応用講座③では、NotebookLMやClaudeプロジェクトを活用したナレッジDBの運用設計、Claude Skillsを用いたカスタムAIアシスタントの設計や共有、改善などを扱います。
応用講座④では、景表法やステマ規制・薬機法といった法令を踏まえた対外発信のAI監査および適法性チェックを学べる内容です。さらに、証跡管理を含む契約フローの設計と、AI新法・EU AI Actを踏まえたAI利用ポリシーの策定・運用まで扱います。
扱うツールは以下の通りです。
- Claude(Claude Skills・プロジェクト)
- NotebookLM
- Notion
- Google Apps Script
- ケースに応じた生成AIツール
いずれも実務ケースに沿って、手を動かしながら習得できます。AIは下書きや一次チェックを担い、最終的な意思決定は人が行う前提で設計されています。
「生成AI研修 実務応用コース②」の特長
本コースの主な特長は次の4点です。
- 属人化・陳腐化しがちな社内知見をPDCA型に継続更新するナレッジ運用設計
- Claude Skillsで再利用可能なAIアシスタントを組織展開し属人ノウハウを組織知へ転換
- 景表法・ステマ規制・薬機法等の観点でAIが対外発信を公開前に一次統制
- AI新法・EU AI Actを踏まえたAI利用ポリシー策定と証跡管理体制の設計
受講対象は、実務応用コース①(または同等の業務フロー設計スキル)を習得済みの方が中心です。あるいは、社内のナレッジ管理・FAQ運用・AIアシスタント展開の仕組み化を目指す方、または対外発信や契約・AI利用ポリシーなど品質統制の体系化を進めたい方も対象となります。形態はオンライン・オフラインの両方に対応しており、受講期間は3ヶ月です。
「生成AI研修 実務応用コース②」の料金と助成金の概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 提供企業 | 株式会社if |
| コース名 | 生成AI研修 実務応用コース② |
| 対象レベル | 中級〜上級(実務応用コース①修了者または同等) |
| 構成 | 全3回(導入セッション+応用講座③+応用講座④) |
| 学習時間 | eラーニング約10.5時間 |
| 受講期間 | 3ヶ月 |
| 形態 | オンライン/オフライン |
| 通常価格 | 298,000円(税込) |
| 助成金適用後 | 74,500円〜(税込)(最大75%助成が適用された場合の自己負担額の一例) |
| 助成金 | 人材開発支援助成金で最大75%助成(申請手続きサポートあり) |
| 無料相談 | 30〜60分 |
| 設立 | 2021年1月 |
| 所在地 | 東京都中野区野方 2-17-1 |
| 代表者 | 代表取締役 伊藤保幸氏 |
trends編集部の一言
最大75%助成が適用された場合の自己負担額が74,500円〜という点は、受講検討の入口として注目に値します。マーケティングの現場でも、AIツールを試験導入したものの「使いこなせているのは一部のメンバーだけ」という状況は珍しくなく、業界全体としても「個人のAI活用」から「組織のAI活用」への移行が次の課題として浮上してきました。
景表法やステマ規制・薬機法といった法令対応からAI新法・EU AI Actまで研修内容に組み込まれている点は、マーケティング業界の文脈に置き換えると注目に値します。対外発信のコンプライアンスチェックを担当者個人のリテラシーに依存せず仕組み化する動きは、業界全体でも継続的に議論されてきたテーマです。個人スキルに頼らない法令対応の標準化を研修という形で体系化する取り組みとして、業界の動向としても注目される事例と言えます。
References
- ^ PR TIMES. 「【株式会社if】法人向け「生成AI研修 実務応用コース②」提供開始|社内ナレッジの"組織知"化と、対外発信・契約・AI利用ポリシーの品質・リスク統制を学ぶ応用研修、人材開発支援助成金で最大75%助成 | 株式会社ifのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000103307.html, (参照 26-06-25).
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