株式会社コミクスは、生成AIの社内定着を「学ぶ → 使う → 広げる → 自動化する」の4段階で支援する『生成AI活用支援メニュー』を正式リリースしました。
株式会社コミクスが分析する中小企業の生成AI活用を阻む3段階の壁
2026年に公表された複数の調査から、中小企業の生成AI活用には明確な壁があることが明らかになっています。株式会社Leach「中小企業AI導入実態調査2026」によると、中小企業のAI導入率は約12%にとどまり、40%を超える大企業との格差は3倍以上です。
最大の障壁は「コスト」でも「人材不足」でもなく、「何から始めればよいか分からない」が62%でトップに挙がっています。
独立行政法人 中小企業基盤整備機構「中小企業のAI等の利活用に係る実態調査」(2026年3月)では、AI導入率は20.4%、「導入を検討している」18.6%を含めても39.0%にとどまりました。
帝国データバンク「生成AIに関する企業の動向調査」(2026年3月)では、活用業務の上位として「文章の作成や要約・校正」が45.1%を占めています。「情報収集」が21.8%、「企画立案時のアイデア出し」が11.0%と続いており、多くの企業が個人レベルの効率化の枠にとどまっているのが現状です。
一方で「AIを使いこなせる社員とそうでない社員の間で成果の格差が拡大した」とする企業は、18.8%(大企業では23.6%)にのぼっています。活用が進む企業ほど社内の格差が表面化しています。
株式会社コミクスは、これらの調査結果と自社の支援実績を踏まえ、(1)学習の壁、(2)実装の壁、(3)全社展開の壁という3段階を設定しました。これらの壁を順番に乗り越える段階導入型の設計が必要との結論に至っています。
『生成AI活用支援メニュー』の4ステップ型サービス設計
『生成AI活用支援メニュー』は、企業のフェーズに合わせて必要なステップだけを選択・追加できる構成です。主な4つのステップは、以下の通りです。
- STEP 1|学ぶ:コミクスアカデミー(月額20,000円/人)
- STEP 2|使う:AI専門家によるハンズオンMTG(月額100,000円)
- STEP 3|広げる:生成AI活用支援レクチャー(月額200,000円)
- STEP 4|自動化する:業務自動化ツール開発(月額500,000円)
STEP 1の「コミクスアカデミー」では、1,100以上の講座から職種別カリキュラムを体系的に学習できます。人材開発支援助成金「事業展開等リスキリング支援コース」(中小企業の経費助成率75%)を活用すると、実質負担は月額5,000円/人からとなり、実質1/4の負担で導入が可能です。
STEP 2では、AI専門家が60分×月2回のハンズオン形式で自社業務を題材に伴走します。STEP 3では、90分レクチャー×月2回+業務ヒアリング60分×月1回の構成で、4名まで参加可能です。
STEP 4は業務自動化ツールのオーダーメイド開発で、開発内容に応じて個別に相談できます。「個人で月20,000円」「全社推進で月20万円台」と、小さく始めて段階的に拡張できる価格設計が特徴です。助成金申請をサポートするオプションも用意されています。
生成AI活用支援メニューを提供する株式会社コミクスの会社概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社コミクス |
| 代表取締役 | 鈴木 章裕氏 |
| 設立 | 2007年9月 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区円山町15-4 近藤ビル2階 |
| 事業内容 | 生成AI活用生産性向上支援、BtoB事業者向け営業支援、フリーランスプロ人材紹介等 |
| コミクスアカデミー | https://www.comix.co.jp/academy/ |
trends編集部の一言
中小企業のAI導入率が約12%にとどまり、最大の障壁が「何から始めればよいか分からない」という点は、AI活用支援の領域において繰り返し確認されてきた構造的な課題です。業界全体としては、ツールの選定よりも「定着設計」の不在こそが、AI活用が組織に広がらない本質的な要因と捉えられています。
「学ぶ→使う→広げる→自動化する」という4段階の設計は、マーケティング業界における施策展開のフェーズ分けと構造が近く、段階ごとに成果を確認しながら進められる点が実務に馴染みやすい設計です。助成金を組み合わせれば月額5,000円から試せる入口の低さも、業界全体としてコスト障壁を下げる施策として注目されそうです。
References
- ^ PR TIMES. 「株式会社コミクス、生成AIの社内定着を4段階で支援する『生成AI活用支援メニュー』を正式リリース ─ 「学ぶ → 使う → 広げる → 自動化する」の4ステップでアカデミーは助成金の活用も可能 | 株式会社コミクスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000269.000002500.html, (参照 26-06-11).
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