miテキストエディタは、Mac専用に開発された国産のテキストエディタです。プログラミングやWeb制作、文書作成など幅広い用途で利用できる上に、軽量で動作が速く初心者でも扱いやすい設計になっています。
しかし、初めてmiテキストエディタを使う場合、どのようにインストールすれば良いのか、どのような設定が必要なのか、など分からないことが多いと思います。基本的な使い方を理解しないまま作業を始めると、文字化けやファイルの保存ミスなどのトラブルが発生する可能性もあります。
この記事では、miテキストエディタのインストール方法から基本的な編集操作、編集環境の設定方法まで、初心者が最初に知っておくべき使い方を具体的に解説します。
miテキストエディタをインストールする方法
miテキストエディタは、公式サイトから無料でダウンロード出来ます。インストール作業は数分で完了し、特別な設定を行わなくてもすぐに利用できます。
インストールの手順として、以下3つを簡単に理解しておきましょう。
- 公式サイトからダウンロードする
- アプリケーションフォルダにインストールする
- 初回起動時の設定を確認する
各手順で注意すべきポイントも合わせて解説していきます。
公式サイトからダウンロードする
miテキストエディタのインストールファイルは、公式サイトのトップページからダウンロードできます。公式サイトにアクセスすると、ページ上部に「最新バージョンのダウンロード」というリンクが表示されますので、このリンクをクリックしてください。
ダウンロードページでは、最新版の「miテキストエディタのバージョン番号」と「ファイルサイズ」が表示されます。「miバージョンのダウンロード」というリンクをクリックすると、dmg形式のインストールファイルがダウンロードされます。
ダウンロードが完了したら、解凍をしてください。解答したら自動的にディスクイメージが生成され、インストール用のウィンドウが表示されますので、次の手順に進みましょう。
アプリケーションフォルダにインストールする
dmgファイルを解凍すると、miのアイコンとアプリケーションフォルダのアイコンが表示されたウィンドウが開きます。miのアイコンをアプリケーションフォルダのアイコンへドラッグ&ドロップすることで、インストールが完了します。
ドラッグ&ドロップによるインストールは、Macのアプリケーションで一般的な方法です。複雑な設定や確認画面はなく、直感的な操作だけでインストールできます。
インストールが完了すると、アプリケーションフォルダ内にmiテキストエディタが追加されます。Finderでアプリケーションフォルダを開くと、miのアイコンを確認出来ます。
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初回起動時の設定を確認する
アプリケーションフォルダ内のmiをダブルクリックすると、miテキストエディタが起動します。初回起動時には、Macのセキュリティ設定によって「開発元が未確認のため開けません」というアラートが表示される場合があります。
このアラートが表示された場合は、システム環境設定の「セキュリティとプライバシー」から以下のように設定を変更する必要があります。ただし、この設定変更によってセキュリティリスクが高まるため、信頼できるソフトウェアのみに適用しましょう。
- システム環境設定を開く
- セキュリティとプライバシーを選択
- 一般タブで「このまま開く」をクリック
- 確認ダイアログで「開く」を選択
初回起動が成功すると、miテキストエディタのメイン画面が表示されます。この画面が表示されれば、インストールと初回設定は完了です。
miテキストエディタで基本的な編集を行う方法
miテキストエディタの基本的な編集操作は、ファイルの作成、既存ファイルを開く、編集内容を保存するという3つの流れで構成されます。これらの操作は、一般的なテキストエディタと同様の手順で実行できるため、初心者でもすぐに使い始めることができます。
各操作には「メニューバーからの選択」と「ショートカットキー」の2つの方法があり、作業効率を高めるためには、ショートカットキーを覚えることが推奨されます。
それでは各項目について、簡単に解説していきます。
新規ファイルを作成する
新規ファイルの作成は、メニューバーの「ファイル」から「新規」を選択することで実行できます。この操作により、空白のテキストウィンドウが表示され、すぐに文字入力を開始できる状態になります。
新規ファイル作成のショートカットキーは「⌘ + N」です。このショートカットキーを使用すると、メニューバーを操作する手間が省けるため、作業効率が向上します。
新規ファイルの作成時点だと、ファイル名や保存場所は決まっていません。編集作業を行った後、保存操作を実行する際は、ファイル名と保存場所を指定する必要があります。
既存ファイルを開く
既存のファイルを開くには、メニューバーの「ファイル」から「開く」を選択します。この操作により、ファイル選択ダイアログが表示され、開きたいファイルを選択できます。
ファイルを開くショートカットキーは「⌘ + O」です。また、Finderからファイルをmiのアイコンにドラッグ&ドロップする方法でも、ファイルを開くことができます。
ファイルを開くと、その内容がテキストウィンドウに表示されます。miテキストエディタは、テキストエンコーディングと改行コードを自動認識するため、多くの場合は正しく表示されます。
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ファイルを保存する
編集内容をファイルに保存するには、メニューバーの「ファイル」から「保存」を選択します。既に保存されているファイルを編集している場合は、そのファイルに上書き保存されます。
ファイルを保存するショートカットキー「⌘ + S」です。新規作成したファイルを初めて保存する場合は、ファイル名と保存場所を指定するダイアログが表示されます。ファイル名を入力、保存場所を選択した後、「保存」ボタンをクリックすることで保存が完了します。
保存操作を実行すると、ウィンドウのタイトルバーにファイル名が表示され、未保存の変更がないことを示すマークが消えます。定期的に保存操作を行うことで、予期しないトラブルによるデータ損失を防ぐことができるので、こまめに保存しておきましょう。
miテキストエディタで編集環境を設定する方法
miテキストエディタの編集環境は、モード設定、文字コード設定、文字サイズ設定によってカスタマイズできます。これらの設定を適切に行うことで、作業内容に最適な編集環境を構築でき、作業効率が大幅に向上します。
特にモード設定はHTMLやCSS、JavaScript、Pythonなどの言語に応じて、キーワードの色分けや自動補完機能を有効にするため、プログラミングやWeb制作を行う場合に重要な設定です。以下では、各設定方法を詳しく解説します。
モードを設定する
モードはHTMLやCSS、JavaScriptなど、ドキュメントの種類を指定する機能です。モードを設定すると、その言語に適したキーワードの色分け、自動インデント、関数の補完機能などが有効になります。
モードの設定は、メニューバーの「ドキュメント」から「モード」を選択し、表示される一覧から該当する言語を選択することで実行できます。ファイルの拡張子が認識されている場合、自動的に適切なモードが設定されますが、手動で変更することも可能です。
モードを設定すると、タグや命令が色分けされ、コードの視認性が向上します。また、ツールメニューに言語固有の機能が追加されるため、より効率的な編集作業が可能になります。
文字コードと改行コードを変更する
文字コードは、コンピュータが文字を認識するための符号化方式を指定する設定です。異なる環境でファイルを編集する場合、文字コードが一致していないと文字化けが発生するため、適切な文字コードを設定することが重要です。
miテキストエディタでは、画面上部に現在の文字コードと改行コードが表示されます。この表示部分をクリックすると、他の文字コードや改行コードに変更できます。一般的には「UTF-8」と「LF(LINUX)」の組み合わせが推奨されます。
| 項目 | 選択肢 | 説明 |
|---|---|---|
| 文字コード | UTF-8、Shift_JIS、EUC-JPなど | UTF-8が最も汎用性が高い |
| 改行コード | LF、CR、CRLFなど | LFはLinux・Mac、CRLFはWindowsで使用 |
文字コードと改行コードは、メニューバーの「ドキュメント」からも変更できます。ファイルを開く際に文字化けが予想される場合は、ファイル選択ダイアログ内でテキストエンコーディングを指定して、開くことも可能です。
文字サイズを変更する
文字サイズは、テキストウィンドウに表示される文字の大きさを調整する設定です。長時間の編集作業では、適切な文字サイズに設定することで目の疲れを軽減できます。
文字サイズの変更は、メニューバーの「ドキュメント」から「サイズ」を選択し、表示される一覧から希望するサイズを選択することで実行できます。一般的には12ポイント~14ポイントが推奨されています。
文字サイズの設定は、現在開いているドキュメントのみに適用されます。全てのドキュメントで同じ文字サイズを使用したい場合は、環境設定から既定の文字サイズを変更することができます。
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